翌朝はホテルで朝食。さすがに気温も低くなってきたのでホットコーヒーでくつろいでから出発です。
甲斐の秋空は快晴でした。
甲府から近い昇仙峡に向かいます。天神平甲府線の狭くつづら折りの急坂を上ると千代田湖を横目に走ります。
冬季を除く日曜日は無料駐車場から先の渓谷沿いの道路はクルマは進入禁止です。でも今日は土曜日。
歩行者も多くない時間だったので円覚峰を見上げるポイント、夢の松島(公衆トイレの近く)までゆっくりバイクで登ります。舗装路面でも落ち葉も多いので要注意。
ここまでの道幅は狭くて、夢の松島手前あたりだと路肩にクルマが停まっていても通れる道幅になります。バイクは路肩に邪魔にならずになんとか停められそうです。
昇仙峡円覚峰が目の前に見えるポイントです。
足元の渓流は奇岩がひしめく激流もありました。
渓谷の木々もしっかり紅葉してます。
朝9時前で渓谷にはまだ陽が差し込んでおらず紅葉の写真映りは今一つ。
寄ってみてよかった広場。
昇仙峡から7キロほど戻った場所にある和田峠みはらし広場です。
眼下の甲府盆地に霞がかかってます。御坂山地の向こう側に富士山が見えています。
コンパクトデジカメの望遠だとやはり遠景は難しい。
広場の木立は朝日を浴びてあざやかな紅葉に見えます。
和田峠みはらし広場はつづら折りのカーブの外側です。
広場といっても駐車スペースは狭くクルマだと3台も入ると切り返しが大変な感じ。
つづら折りの坂を下り甲府昭和ICから中央高速に乗り東京方面です。
NEXCO中日本のツーリングプランを利用しているので中央高速から大月JCT経由で山中湖へ直行しても途中で乗り降りしても追加料金なし。
そう思いながら甲府南ICのすぐに先にある境川PAで休憩です。
グーグル先生でルートを見直してみると一般道で御坂山地を越えて河口湖に至るルートを使っても時間的な差はあまりなさそうです。
下道の方が景色が楽しめそうなので一宮御坂ICを降りて国道137号線を走ることにしました。
国道137号線は片側一車線が多かったのですが勾配がきつい場所は長い登坂車線があり信号は少なく快調に走れました。
目的地は河口湖近くの新倉山浅間(あらくらやませんげん)公園展望台です。
富士山と朱塗りの五重塔が外国人には有名過ぎる富士山撮影スポットです。ミシュラン・グリーンガイドなど様々な英語媒体で紹介されています。
新倉山浅間公園のたもとにある新倉富士浅間神社。
ここから撮影ポイントまで急な階段(約400段!)を登ります。(歩きにくいライダーブーツなら階段でなくスロープの坂道がおススメ)
階段の途中の撮影スポットは順番待ちでした。
ところが五重塔の上の公園が工事中で入れません!
フェンスが設置されて周囲には残念な表情の外国人旅行者たち。
(そりゃそうです。私でさえ期待して階段上ってきました)
公式ホームページにはちゃんと掲載されてます。改修工事は令和4年3月18日まで。
立派な展望デッキが出来るそうです。(来春の桜満開時は楽しめます)
五重塔をフレームに入れることはできなくても周囲の紅葉と富士山と眼下の富士吉田市街がフレームに収まります。
富士吉田市内を通り山中湖方面に走ります。
次ページからは富士山連発です。