東京モーターサイクルショー  250cc未満に注目のバイクが多かった

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先週、第51回東京モーターサイクルショーが閉幕。ショーの主役はやはり大排気量スーパースポーツ。
メインステージに並ぶフラッグシップマシンは華になります。

ステージ以外に展示されるバイクも台数は多いのですが人混みに紛れて見逃してしまったりします。

今回は250ccクラスのバイクをピックアップしてみました。様々なメーカーが展示していて車種も豊富。ニューモデルやマイナーチェンジも多いクラスです。

MUTTのような英国のメーカーも250ccで魅力的なバイクを販売しています。

販売代理店が少ないメーカーだとバイクの画像を雑誌で見かける程度であまり記憶に残りません。(一般人のYoutube動画もほとんどない)

東京モーターサイクルショーでは見たかったバイクをかなり見つけました。
気になった用品も掲載しました。

最初はカワサキのレトロなニューモデル。

今秋に販売が予定されているMeguro S1とW230です。
フレーム、パワーユニットが共通で他にもパーツを共有していますが見た目の印象は違います。

Meguro S1はタンクにメッキを多用しスポークホイール。昭和のレトロが再現されています。

フロントフェンダーは樹脂ではなくスチール。空冷単気筒SOHCなのでエストレヤのイメージとも少し重なります。

こちらがW230。外観はほぼ同じでもS1とはまた違った味があります。

価格を含めて詳細なスペックは未発表でした。

エンジンは従来のKLX230と同じであれば232cc空冷単気筒SOHC2バルブで19ps。レトロなマフラーで排気音が気になるところです。

装備が単純でKLX230のエンジンなら開発費用も抑えられ販売価格は低めに設定されるのではないかと期待してます。

ヤマハではセロー250のエンジンを使ったFZ25シリーズをインドヤマハが製造しています。日本では輸入車になりますが車両本体価格は30万円台です。

そのヤマハは去年から125ccのラインナップを増やしてます。
YZF-R125、MT-125、XSR125は同じ水冷単気筒SOHC4バルブエンジン。フレームも同じなのに各車がそれぞれのシリーズのフォルムを見事に踏襲。

水冷単気筒SOHC4バルブエンジンの最高出力15ps。YZF-R125の車重は141kg。

MTらしいカラーリング。MT-125の車重は138kg。

特徴のあるフロントマスク。せっかくの展示なのでライト・ポジションライトを点灯させていたら印象が違ったかもしれません。

海外ブランドです。

マットモーターサイクルは英国のメーカー。英国でのラインナップは125ccと250cc。(日本の市場にぴったり)

250cc空冷単気筒エンジンとしては標準的な馬力ながら車両車重は約130~140kg程度と125cc並み。このモデルはマフラーが左側です。

各部の作りがしっかりしている印象です。

ブランドイメージが統一されていて販売するアパレルもMUTTブランドが意識されています。

 

F.B Mondial。第二次大戦後に誕生した伝統あるイタリアの名門バイクメーカーです。125cc~250ccクラスのレースではワールドチャンピオンでした。

こちらは日本販売を検討中のSPARTAN 250 EURO5。
空冷単気筒SOHC2バルブエンジンという標準的なパワーユニットです。

セミブロックタイヤにスポークホイール。バーエンドミラーです。(イメージはMUTTとかぶったモデルですね)

イタリアらしさが溢れるITALJET。
トランスフォームしそうな骨格のデザインは一目でITALJETとわかります。

日本初登場になったDRAGSTER300は全色が展示されました。水冷単気筒DOHC4バルブエンジンです。
(125cc/200ccも水冷単気筒DOHC4バルブ)

300の詳細スペックが気になったのでイタリア本社のホームページを見てみると最高出力23.8ps、最大トルク26Nm。この数値なら高速道路でも余裕がありそうです。

BenelliのTRK251です。注目しているバイクです。
イタリアメーカーでも製造は中国。日本メーカーに限らず世界中のバイクメーカーが中国・東南アジア・インドに製造工場を置いてます。

気になる基本スペックです。
249cc水冷DOHC4バルブ単気筒
最高出力    25.8ps
最大トルク 21.1Nm
タンク容量 17L
シート高    800mm
車重  176kg
税込本体価格 54万8900円

こちらはパニアケースを装備したTRK501です。

TRK251もリアキャリア・USBポートが標準装備。スポークホイールも魅力です。価格とスペックを考えればSUZUKIのV-Strom250やSXがライバルという感じです。

次は海外バイクを輸入するモータリストのブース。

SYMやランブレッタといった有名メーカーに加え比較的新しいヨーロッパのバイクメーカー、BLIXTONも扱っています。

BLIXTONは125ccから1200ccまで幅広いラインアップを持ち欧州メーカーらしくブランドイメージが明確です。

こちらはBLIXTON FELSBERG125XC。124cc空冷単気筒OHCエンジンで約11.2psトルクは9.7Nm。

ストリートでも映えそうな軽快さです。ブロックタイヤでコンパクトなバイクは山奥の未舗装路を走って渓谷のキャンプ場に行きたくなります。

サクマエンジニアリングです。

今回の展示はマットブラックのYAMAHA YZF-R25でした。
もちろんバイクだけではありません。

最新型のサイドカーが付いてました。造形もYZF-R25にマッチしてます。
サクマのホームページではこのまま販売されています。(2024年3月現在)

このモデルは車検は不要で税金や自賠責は250ccのバイクのままです。定員が1名増えて3名になるのでお得?かも知れません。

気になったバイク関連用品です。

 

COOCASEです。

市販に多いトップケースの色はアルミ製はシルバーか黒、樹脂製は黒が一般的。

COOCASEにはアルミ製でアウトドアに似合う迷彩柄が揃っていました。

ケースに合わせ迷彩柄のウエアでキャンプツーリングに出かけたらそれだけで気分が盛り上がりそうです。

最後は注目のドライブレコーダー。
ミラー一体型の前後ドライブレコーダー、D-Ride。PLOTで販売されています。

ミラーから出るケーブルは電源の一本だけ。電源はDC12VでもUSBポートでもOKです。

レンズが広角で真横に並ぶバイクやクルマも映ります。普通のドライブレコーダーでは運転者は映りませんがD-Rideだと自撮りの走行動画になるのもいいですね。

取付作業が楽なのは取り外しも楽ということ。

バイクを複数台持っている人なら日頃は日常使いのバイクに設置しておいて、バイクを変えてツーリングに行く時はミラーを交換するだけです。(今はほとんどの人がUSBポート付きのバイクですし)

バイクを短期で乗り換える人もずっと使えますね。

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