2017年東京モーターショーのひとコマです。
日野自動車のエンブレムのHマークを可愛らしく指で見せるコンパニオン。その美女のすぐ近くにはこんな野獣が控えていたんです。
ダカールラリー クラス8連覇を成し遂げた日野自動車のレーシングトラックです。連戦連勝で野獣じゃなくて百獣の王のほうがふさわしいですね。パリダカールラリーから数えたら優勝回数は数え切れません。
こんなモンスターマシンが荒野を疾走しているんですね。近くにいると威圧される風貌です。側面はスポンサーの社名がぎっしり。これだけ社名がぎっしり並ぶのもレーシングトラックならではです。F1マシンだったらバナーも小さくて数も少ないですからね。
ディーゼル直列6気筒で1気筒あたり1300cc超というのも驚き。燃料タンク容量はなんと700リットル!(700リットルというのは仮に燃費40km/リッターのスクーターで例えれば28,000キロも走れてしまいます)
フロントの足回りです。極太のショックアブソーバーが一輪に2本づつ。
後部から荷室を見てみました。スペアタイヤです。実際に使われたタイヤが乗っています。タイヤの奥にはこれまた極太のロールバーが何本も。
積んであるスペアタイヤの減りまで見えます。百戦錬磨のレーシングトラックを支える超極太のブロックパターンです。
最後は日野のハイブリッド車です。レーシングトラックとはちがって普通の外観です。
笑顔のコンパニオンも野獣の前ではなくて落ち着いたトラックの前の方が居心地が良いのかもしれません。