3月22日金曜日 東京モーターサイクルショー開幕しました。一般公開初日の様子と海外メーカーのスクーターをご紹介します。外気温も高かったせいか東京ビッグサイトの西ホールは熱気ムンムン。
Peugeot
数年前までは、プジョーのスクーターと言ってもピンとこなかったのですが、昨年から日本でジャンゴを発売してすっかり有名になった感じです。
ジャンゴはツートーンが外せませんね。
女性に人気なのもわかります。ピンクのスクーターは他社にはないですし。
50cc~150ccまで揃っていてカラーもラインナップも充実しすぎ。
同じボディでもカラーリングでイメージが全く変わります。
青の車体はディープオーシャンブルーというカラーリング。
モデルさんはトリコロールカラーです。
塗装表面が鏡面のようにピカピカです。一般的なスクーターの樹脂カウルはここまでは鏡面になりませんよね。
メーターパネルはアナログのスピードメーターの内側にデジタルパネル。
時計・気温・オドメーター・燃料計の順ですね。
スポーツ系のブランドがCITYSTARとSPEEDFIGHT
どちらも125ccながらパワーは十分。SPEEDFIGHTのフロントマスクはプジョーのレーサーという雰囲気も。
Vespa
今でもスクーターの代名詞なのがベスパです。
ピアッジオグループのブランドのひとつがベスパです。グループ全体がイタリアを感じさせます。そういえばプジョーはフランスそのものって感じです。
フロントは以前よりもすっきりして俊敏なイメージになってきた気がします。
リアのふくらみはそのままですね。
メーター回りです。
アナログのスピードメーターがベスパらしさ。見やすいです。
ベスパのGTS SUPERは150(155cc)と300(278cc)があって高速も走れます。300の方は21馬力あって重量は160kg。
メーターパネルはベスパ共通ですね。
バーグマン200は18馬力で163kg。ベスパの方が軽いうえに馬力が勝っているってことは、もしや高速道路でベスパにあっさり抜かれてしまうのか。
KYMCO
台湾のスクーターメーカーです。有名なので説明は不要ですね。
今年はElectric Vehicle のスクーターが展示されてました。
バッテリーがフロアの下にあります。フラットフロアの下のカバーが開いてバッテリーが取り出せるようになってます。
バッテリーパックがラックで充電されてます。充電済みのバッテリーパックを余分に持ち運べるなら航続距離がどんどん伸びますよね。
デジタルカメラのバッテリーみたいな使い勝手になってきたんでしょうか。
KYMCOはビッグスクーターも気になります。
ニューモデルのAK550は水冷DOHC4バルブ並列2気筒 最高出力:53.5ps。
KYMCOの本格的ツアラーです。
さすがにメーカー希望小売価格も1,274,400円(税込)とちょっとお高め。
250ccのG-Dink250i はお手頃な 432,000 円(税込) なのでG-Dink3台分。この価格差は少し気になります。
BMW
フランスやイタリアのバイクメーカーと異なり本格的なツアラーのビッグスクーターがメインです。一番気になるのが初のミドルサイズスクーターとして販売を開始したC400GTです。400といっても排気量は349ccです。
フロントマスクは精悍そのものです。
タブレットサイズの液晶メーターパネル。情報量も多そう。
タンデムステップは折り畳み式ではなくてフロアです。ここはバーグマン200と同じです。(もしかして立ちごけでもした時にガードになる?)
普通二輪で乗れるスクーターとしてはトップクラスの性能と装備だと思います。
Lambretta
ランブレッタです。モーターサイクルショーにくるまで名前を知りませんでした。日本には販売代理店が結構あるそうです。バイク王をはじめ日本全国で50店舗以上で購入できるブランドでした。
ブースはとても小さくて展示は2台だけです。ボディが白でシートが赤というカラーリング。
オレンジ色が基調で黒を強調したモデル。ブロックタイヤやハンドルガードがアウトドアです。
フロアがフラットなスクーターらしいスクーターです。イタリア車らしくてカラーリングが多様です。50cc、125cc、200ccもラインナップされていて200ccの価格は税込み45万円からとお手頃です。
展示は2台のみで、展示ブースも一番狭いタイプなのにモデルさんがいるということでランブレッタの本気度がわかります。
番外編 munro e bike プロト
最後はスクーターではありませんが新しいEVの原付二輪です。
EVなのにデザインはレトロスタイル。すっごい新鮮さを感じます。
V型のシリンダーが見えます。でもエンジンは積んでおらずここにバッテリーがあります。前輪には小さめのディスクブレーキ。後輪のブレーキは確認できなかったのですが、大きなドラムブレーキに見えるのはモーターの駆動部分です。
フレームもなにもかも目立つこと間違いなし。
本体自体はこんなにスリムです。ママチャリとかわりませんよね。
スーパーに買い物に行ったらバイク置き場ではなくて自転車用の車輪止めに前輪を入れてしまいそうです。
munroはもともと中国のメーカー。中国でもここまで洗練されたデザインが出てきたんですね。いつでも日本でも市販できそうな状態です。販売価格はまだ未定だそうですが気になりますね。
以上、「TOKYO MOTORCYCLE SHOW 2019 海外スクーターが気になる」のご紹介でした。
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