ヤマハのFZS25にUSBポートを取り付けました。
「えっ、USBポートって標準装備じゃないの?」
なんて声も聞こえそうですがFZS25には付いてません(キリッ)
納車時にバイク館SOXでETCと一緒に取付けてもらうことも出来ましたが使い勝手を考えてから取り付けることにしました。
実際、納車後にハンドルブレースを付けたりアクションカメラを使ってみた結果、この位置(スマホ右側のアクセルワイヤー出ている狭い場所)にUSBポートを付けました。
USBを差し込むだけなのでここで十分。
何カ月も前に購入はしていたのですが日帰りツーリングが多くスマホのバッテリーが切れる事態もなく取り付けを後回しにしてました。
今後は連泊のツーリングも予定してます。見知らぬ土地でスマホのバッテリーの心配をしながら走るもの大変なので取り付けてみました。
取り付けたのはデイトナバイク専用USB電源(1port 2.4A)です。製品に同梱されていた全パーツです。
デイトナ バイク用 USB電源 防水 5V/2.4A ブレーキスイッチ接続 メインキー連動 USB-A 1ポート 99502 新品価格 |
ブレーキスイッチから電源をとるのでシート下のバッテリー周囲で電源をとるよりも取付自体は簡単そうです。
(プラス側の延長ケーブルは使用せず余りました)
簡単という話は聞いていたのですが、ヤマハとはいえFZS25はインド生産の輸入車です。取り扱い説明書にブレーキスイッチの端子の説明があるわけもなくちょい心配。
そんな心配もどこ吹く風で、同梱されていたパーツをそのまま使うだけで取り付けられました。(FZS25、FZ25ともに同じはず)
ガラス管ヒューズは黒い小さなプラスチックの中です。(切れることが無ければまず見ないので一応撮影)
では取付です。
ブレーキスイッチはブレーキレバーの根元についてます。
(普段運転していても裏側になるので見えません)
ここに同じ形の端子が二つ並んでいます。
使う端子は画像では左側(進行方向だと後ろ側)の端子で、これがプラス(+)です。ケーブルは黒地に細い黄色線*1でした。
*1 同じ製造ロットのFZS25(2020年モデル)なら配線の色は同じだと思いますがFZ25(FZS25含めて)など以前から販売されているモデルでも同じ色だとは限らないのでテスターで通電確認がおススメです。
このプラス側の端子を外しブレーキスイッチ分岐ハーネスにつなぎ、替わりに分岐ハーネスの端子を空いたプラス側の端子に差し込みます。
(下から見上げる姿勢なのでちょっとやりにくいですが配線を傷めないようにように慎重に)
残った分岐ハーネスの端子はUSB電源本体のプラスの配線(赤色)に差し込みます。
(つなげてみると赤い配線が目立ちますね)
USB電源本体から出ているマイナス配線(黒色)は車体フレームにアースします。フレームに固定されているホーンのボルトは回しやすく、太さも端子のサイズに合ってます。
ハンドルから少し遠いのでマイナス側の延長ケーブル(黒色)をつなげてハンドルの間を通してこのボルトまで伸ばします。
ボルトを緩め端子の開いた先端(Y形)をボルトに挟んで共締めです。
プラス側とマイナス側の接続が出来たのでこの時点でイグニッションキーをオンにすればUSBポートで充電できます。
USBポートは樹脂製のクランプに乗せて結束バンドでハンドルに固定です。
(結束バンドの向きは逆の方が良い。これだとバンドの先端がドライバー側に向いてしまう)
では給電チェックです。キーをオンにしてみます。
給電中のカミナリマークが出ました。
給電OKなので余った配線を残りの細い結束バンドで固定します。
(狭い場所の作業で長さに余裕を持たせないといけないので意外に難しい)
変圧器とヒューズはメーターパネルとメーターバイザーの台座の間に見えるゴムシートの上に押し込むように収納しました。
ヒューズが切れた時に取り出しやすい場所です。
(赤い色の配線が目立つので後日テープを巻く予定です)
変圧器とヒューズをメーター下のゴムシートの中に収納することも出来ます。(今回はここは使ってません)
メーターバイザーを外すとベースの樹脂が現れます。
ベースの樹脂も外すとゴムシートが出てきます。
ゴムシートの中は様々な配線があるので干渉しないように収納できれば雨でもぬれない場所です。
ハンドルを左右に切ってハーネスが伸びきっていたり余って邪魔になっていないことが確認できれば取付作業完了です。
(USBポートの結束バンドは外すことも出来るのでハーネスの長さの範囲で位置の変更可)
端子を付け替えたりする作業もなく正味30分程度の作業時間でした。
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