ツーリング中にスマートフォンの専用ケースを紛失!
スマホ本体はスマホホルダーにセットしていたのですが外したケースをどこかに置き忘れました。
すぐにアマゾンで専用ケースを買おうかと思いました。
でも本革で自作することに。
こんなイメージです。
ブックカバーのように革をくるっと巻いた感じです。
上端と下端部分は縫い合わせてコバ処理です。
扉になる左右の端は革を折り返します。ここは常に指で触るので柔らかい革のコバはすぐに傷みそうです。
本革で作る理由は感触です。
指や手のひらで触るものはやはり本革がしっくりきます。
個人的にはプラやビニール系素材は手に馴染みにくいんです。
本革だと長時間手に持っていても感触が良い。
制作にかかります。
端切れセットで購入しておいた本革です。黒色で厚さ1.2mm。柔らかい革で使い道に迷っていました。
芯材を使えば柔らかい革も使えます。
この芯材、新たに買ったのではなくて使わなくなったバインダーの本体。ポリプロピレン系でハサミでもカッターでも切れます。
使う道具はこの程度。
革の貼り付けには使いやすいサイビノールの600番。コバの仕上げにはトコフラッシュです。
薄い革はシワっぽく見えますね。
ソフトケースはスマホを固定するのに必要です。
アマゾンにはほとんどのスマホの機種に合うものが販売されているんですね。素材は熱可塑性ポリウレタン(TPU)です。
AQUOSスマホのケースは499円でした。
同じ素材のソフトケースはアマゾンで購入できます。
ほとんどの機種にあうケースが販売されていてiPhoneのケースもこの位の価格です。
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Androidスマホのケースもこのページから入れば見つけやすそうです。
革小物として難しいものではありませんがカメラ部分は難しい。
貼り合わせた革に小さな丸い穴を明け、穴の形も位置も正確でないといけません。
刃の小さいカッターで丁寧に開けました。
ソフトケースを接着剤で革に貼り付けます。
プラスチック系の接着にはG17を良く使いますがケースが透明だと黄色味を帯びた接着剤が目立ってしまいます。
そのためGクリアーを使います。貼り付けた跡が目立ちません。
ソフトケースが透明でなければG17でもOKです。
本革とソフトケースの両方に塗布して数分待ってから貼り合わせると強固に貼りつきました。
カメラ窓の丸い穴もコバをしっかり処理しないと毛羽立ってしまいますね。
完成です。
やはり手で持った時の感触が良く指先にも優しい。(感じ方は個人の肌質にもよりますね)