春の福島ツーリング　最終日は夏井千本桜と小名浜港へ　

春の福島ツーリング、運良く最終日まで天候に恵まれました。

朝食はホテルの自家製パンの食べ放題。
クロワッサン、デニッシュ、ゴマのベーグルとか他にも焼き上がったパンがテーブルにどさっと並べられます。

ホットコーヒーとジュースで美味しくいただきました。

朝は夏井川の夏井千本桜。その後、阿武隈山地を越え浜通り、いわき市に向かいます。



走行ルートです。

グーグルマップで夏井までのルートをチェックしてみると高速だと少し遠回りで下道でもそれほど時間はかかりません。

高速乗り降り自由のツーリングプランですが一般道を選択しました。

里山の景色を眺めながら進みます。道はほぼ平坦で走りやすい。道路脇や民家の庭の桜はどれも満開です。

磐越東線の無人駅、夏井に到着です。
単線のレールに沿って続く桜の木はどれも幹が太い。大昔から桜の名所？かもしれません。

夏井川の千本桜も左手奥に見えます。

臨時駐車場がいくつかあります。
分かりやすくて広いのが上流側の旧小野町立夏井第一小学校の前の駐車場です。（満車になると旧小学校の校庭も駐車場に）
バイク用の駐車スペースもあります。

切れ目なく続く桜並木。夏井はこの日に満開になったそうです。



土手にも様々な花々。

関東から南は桜の季節と言えば卒業式や入学式を連想しますが、東北では鯉のぼりの季節の方が近いですね。

夏井川周辺には史跡を巡る散策コースも。駐車場で入手できるパンプレットに案内図があって効率良く回れます。

千本桜を堪能した後はいわき市に向かいます。磐越自動車道利用です。

阿武隈山地を越える頃に雲が多くなって、特別標高が高いわけではありませんが気温が急に下がりました。

会津や郡山はポカポカ陽気でしたが、この日の浜通りには海からの冷たい風が吹いていたようです。

目指す場所はいわき・ら・ら・ミューです。

到着した時は曇り空で少し肌寒いくらい。

小名浜魚市場に隣接するら・ら・ミューの中は鮮魚を扱う水産会社の直売店がいくつもあって魚屋さんの掛け声が響きます。

海鮮を中心に飲食店も多い。ツーリングを計画した時からここに来れたら刺し身定食を食べようと思っていたんです。

ところが体が冷えていたせいか店の前にラーメンメニューがあったここに入店です。マグロのミニ丼も付けました。

熱いラーメンをいただきながら考えていたのがレインウエアです。雲行きが怪しいのでサイドバッグから出してすぐトップケースに入れておこうと。
それとお土産ですね。

いわき・ら・ら・ミューには土産物店も多くて有名なドーナッツ生地のお菓子の凍天（しみてん）とか美味しそうです。

館内を回っていたらいつのまにか厚い雲は消えてました。

アクアマリンの方向は陽光がまぶしいくらいで気温も上がってます。



この気候なら遊覧船も乗りたくなります。



浜通りにも行きたい場所がたくさんあるのですが今回のツーリングはここまで。常磐自動車道で帰路につきます。

いわき市から自宅までの距離は約240キロ、8割は高速道路走行で食事休憩を入れて5時間くらい。

以前は排気量250ccのバイクに荷物を満載した長距離ツーリングは結構疲れることが多かったんです。

でもMT-25だと疲労が少ない。
高速走行でもエンジン性能に余裕があることとハンドリングや車体バランスも長距離になるほど良さが感じられる気がします。