山梨・長野・群馬の高原を二泊三日で回ってみたバイクの旅の二日目の様子をご紹介します。
清々しい空気の長野市内です。
昨日、SDカードを購入するまではスマートフォンで撮影したので編集が必要な画像がたくさんあります。
朝から画像をグーグルドライブにアップしてパソコンに取り込もうとしてもWifiが安定せず悪戦苦闘。(部屋がWifiアンテナから遠いのかもしれません。)
ビュッフェ形式の朝食をとってコーヒーを飲んでゆっくりしていたら午前8時半。
急いで片付けて二日目のツーリングに出発です。今朝の目的地は大望峠展望台です。
善光寺参道を横切って戸隠道で七曲りを登ります。
10年ぶりくらいの七曲りです。(この日も走行ルートはグーグル先生まかせ)
七曲りは道幅は狭めで勾配のきつい急カーブが続きます。
交通量が多いと遅いクルマを先頭にノロノロ運転の渋滞になります。
今朝も渋滞で坂道発進、1速↔2速のクラッチ操作、停止の繰り返しでフラフラしてます。
渋滞を抜けると飯縄高原で走りやすいバードラインです。戸隠から先の道路は展望台付近まで狭く少し荒れた路面もありました。
大望峠展望台に到着です。
雄大な景色が広がります。正面は北アルプスが見渡せます。
展望台に駐車できるスペースはクルマだと5,6台程度。この日はFZS25を含めてバイクが2台でした。
槍ヶ岳にズームイン。
背後に迫る山は西岳連峰です。
標高2000メートルに近い山々なので迫力があります。
山深い鬼無里は伝承や史跡が多いエリアです。鬼無里神社の創建は奈良時代までさかのぼるそうです。
展望台の眼下にもいくつかの集落が見えます。
かなり勾配がきつい場所です。
七曲りの登りを回避して大望峠展望台に行くなら周遊ルートもおすすめ。
こんな感じです。
(A)長野駅(Dに隠れてます)から406号を走ります。裾花川の渓谷で平坦な道路です。
(B)鬼無里で右折して登りきると
(C)大望峠展望台です。(長野駅から約50分)
(D)長野駅に戻るには今度は高原のバードラインを走り七曲りを下ります。(大望峠展望台から約40分)
戸隠まで戻ってきました。大望峠から戸隠地区まで10分程度。
戸隠神社中社にお参りしました。
御神木の樹齢は700年!
中社西隣に接する駐車場はクルマ専用でバイクは駐車できません。
さらに西側にある駐車場は大型バスの駐車スペースもある広い駐車場でバイクはここに停められます。(どちらも参拝者用で無料)
時間があれば中社から歩いて奥社までお参りするのがおすすめです。奥社の参道や杉並木はこれこそ戸隠神社という感じです。
戸隠神社中社を出発して野尻湖に向かいます。距離は20キロくらいで30分程度の距離です。
5,6分も走ると広々とした高原の道に変わりました。戸隠キャンプ場もここにあるんですね。
杉が生い茂る神社や和の街並みの風景から一転して白樺林と洋風建築に変わってました。
野尻湖到着です。
正面の山は黒姫山。それにしても良い天気です。
かなり前、会社員の頃に長野に赴任したこともあって観光地を巡ったこともあったのですが野尻湖に寄ったのは初めてです。
木造の桟橋が多い湖です。
観光客が少ないせいかちょっと寂しげです。
湖畔で賑やかなのは観光船の桟橋付近です。アヒルのレジャーボートが接岸中です。
船首も船型もアヒルっぽいですね。
同じレジャーボートでも白樺湖だとスワンでした。船首は白鳥だったしもう少しスマートな感じ。
こちらは観光船「雅(みやび)」
総トン数は191トンで定員310名。運航時刻は午前10時から午後3時まで1時間おきです。
乗船した観光客が手を振ってます。
湖の端に浮かぶ琵琶島の狭い航路も抜けていきます。
観光船の桟橋近くに食堂の雰囲気のフードコートがありました。
軽めの昼食ということでかき揚げ天そばです。
さすが信州。食堂価格でも蕎麦もつゆも一味違います。
湖の周遊道路を一周してみました。湖が良く見えるのは湖の西側(観光船が出る桟橋側)です。
湖の東側部分は周遊道路が森の中に入ってしまいます。
この下の画像の野尻湖ルビホールというレストランの先から道路は平坦な道から山道になります。
クルマがすれ違えない道幅だったり見通しの悪いカーブが続くので湖の景色を期待するならおすすめできません。
野尻湖の面積は河口湖よりも少し狭い程度で一周すると意外に時間はかかります。
次ページはのどかな里山風景の中、湯田中を目指します。