信州紅葉ツーリング　ビーナスライン（美ヶ原高原）　

10月中旬、信州の高原が紅葉の見頃を迎えています。
前回、白樺湖の紅葉とビーナスラインの景色をご紹介しました。

今回は霧ヶ峰からビーナスライン終点の美ヶ原高原美術館までの秋の風景をを紹介します。



霧ヶ峰富士見展望台を出発するとすぐに、正面のアルプス山脈に絶対見とれてはいけないヘアピンカーブが出迎えてくれます。



誰が名付けたのかこの場所は天国ロード。名前にふさわしい道です。

霧ヶ峰高原ドライブイン霧の駅は素通りです。晴天なのでちょっと寄りたかった場所です。

周辺はヒュッテやコテージが建ち、グライダー滑空場やスキー場、キャンプ場もあり一年を通してアクティブなエリアです。

ススキに覆われているビーナスラインにもところどころ鮮やかな紅葉が。

八島ヶ原湿原近くまで来ました。ススキの大草原です。



ここは標高が上がって来て1650メートルです。

美ヶ原まであと24キロ。

実は扉峠を過ぎてしばらく走ったらスマホのグーグル先生が停止してました。スマホが熱くなってフリーズしたのではなく電波が届かない山間部だったんです。

グーグル先生が復活するまで結構不安です。

前方に美ヶ原高原美術館の建物が見えました。

ビーナスラインの終点です。

美ヶ原高原美術館＝道の駅美ヶ原高原なんですね。

それにしても広い駐車場です。



バイクの駐車場所はフェンスに沿っていてバイクが端から端まで並んで物凄い台数です。



眼下は大パノラマが広がってます。

美ヶ原高原の標高は2000メートル。道の駅としても日本で最も標高が高いそうです。

駐車場から見て右手方向に連なる山々の右端が浅間山。
噴煙なのか雲なのかはちょっと分かりづらい。その麓の軽井沢エリアや手前の小諸、上田市街も見渡せます。

左手方向の眺望は盆地にある善光寺平が見えます。
雲が少なければ画像左側に白馬三山、北アルプスまで綺麗に見えます。

同じビーナスラインでも富士山や南アルプスを見渡す霧ヶ峰エリアとは眺望の方角が逆です。初めて見る景色に感動ものです。

駐車場を挟んで後ろ側は美術館の屋外展示場です。
丘全体が展示場です。子供美術館もあります。



美ヶ原牧場まで足を伸ばせば一日のんびり過ごせます。
少し盛って例えれば天空の夢の高原ですね。

想像以上の美ヶ原でしたが私が勘違いしていたのがビーナスラインは終点まで見通しの良い軽快なワインディングロードだと思っていたことです。

美ヶ原高原まで残り5キロになるとブラインドコーナーや勾配のある急カーブが現れる峠道になりました。




今日の最後の観光地を後にして長野市内のホテルに向かいます。上田方面に降りるルートも最初は急な下りのカーブが連続します。

そこをクリアすると一転、平坦で真っすぐな県道62号線が上田市郊外まで続きます。

千曲川沿いの風景も気になるのですが長野市まで上田菅平ICから上信越自動車道を走ります。

宿はホテル国際21。長野市では高級ホテルのひとつでも素泊まりプランはお得な料金。



窓から見下ろす景色は長野県庁側の街並み。正面には旭山がどんと構えてます。



初日の今日は早朝に出発し様々な場所に立ち寄って走行距離は350kmを超えてました。

250ccバイクでこの距離を走ると身体のあちこちが痛くなるのですがヤマハMT-25は自分に合っているようです。
疲れを感じることもなく元気に夜の権堂に繰り出せました。