先日、ABCマートで見つけたスニーカーです。
バックスキン調の天然皮革でアウトドアの雰囲気も。
履いてみたら軽くてソフトな履き心地。キャンプにも合いそうなのでキャンプツーリング用に購入しました。
バイクのブーツのようにシフトペダルが当たる位置にガードや補強はありません。
実際にバイクに乗ってみたらペダル操作の跡が付きました。
そこで革を貼り付けてシフトガードにしたいと思います。
時々レザークラフトをしているのでブラウン系の柔らかい革もいろいろあります。
基本スニーカーなので歩きやすい構造で表皮も柔らかい。貼る革も柔らかくないとフィットしません。
アマゾンには様々なシフトガードが販売されていてキズを付けたくないシューズには是非欲しい用品です。(このガードはストラップ付で外れにくいのがポイント)
デイトナ バイク用 シフトパッド ブラウン L (最幅広部周囲長28~35cm) 靴底擦り切れ防止パッド 脱落防止ストラップ付属 外れにくいシフトパッド 99240 新品価格 |
濃いめのブラウンの革を裁断し周囲を漉いて貼り付けました。
接着剤はコニシG-17。
日頃、革小物をつくる時う接着剤ですがスニーカーの皮革と革の裏側(床面)が接着できるかどうかはやってみないとわかりません。
しっかり接着するために貼り付けた後に内側に発砲スチロールを押し込んで外側からは紐で縛ってしっかり圧着です。
翌日、しっかり接着されていました。外観も悪くありません。
ところが... バイクで出かけて帰ってきたら革が半分くらい剥がれていました。
歩くとスニーカーの甲の部分の皮革が伸び縮みして貼った革の接着面が引っ張られて上半分だけ剥がれました。
シフトペダルで引っかかったわけではないようです。
スニーカーへの革の貼り付けは無理でした。
そこで着脱式の革のシフトガードをつくることにしました。
参考にしたのはやはりデイトナのシフトガード。(上のアマゾン商品)
余っていた硬めの本革です。
中途半端な部分を切り抜いてますが、実は訳アリの端切れ革で筋が入っているので筋の部分を避けてカットしてます。
革以外のパーツはバネホック類やゴムロープ(100円ショップ商品)です。
ゴムロープをホックで留める部分に穴あけ。ストラップ部分にはバネホックを取り付けます。
完成です。縫い部分はなくしたので短時間で作れます。
シューズにはめてみたら違和感なし。バイクで買い物に行ってそのまま店舗に入っても気にならないくらい。
落下防止のストラップはガードの位置がズレるのも防止してくれます。
薄くてコンパクトになるので持ち運びも楽。
キズが気になるエナメル系のシューズやビジネスシューズでもガードを付ければバイクに乗れそうです。(黒色の革のガードも必要ですね)
合成皮革やポリエステル系の素材のカバーや取っ手などが馴染みにくいという人は本革で作ってみるとしっくりきます。
たとえばいつも指先で触っているブックカバー。本革にすると気持ち良いくらいの感触になります。
レザークラフトが初めてでも初心者向けのキットがいろいろあって革の小物類は意外にも簡単に製作できてしまいます。
新品価格 |