東京モーターサイクルショー2023
すでにアドベンチャー系のバイクは記事にしたので今回は注目した小型バイクやモーターサイクルショーを彩る外国メーカーのモデルなどを掲載してみました。
昨年のモーターサイクルショーではニューモデルの発表が少なかったのですが、今回は様々なジャンルで新しいモデルが展示されていました。
まずは注目の小型バイクです。
F.B MONDIAL
イタリアのバイクメーカー。今回初めて実車を見れました。
正規輸入元がF.B MONDIAL JAPANで全国に正規ディーラーが15店舗あります。主力は125ccクラス。
HPS 125 Green
洗練されたデザイン。ミラーはバーエンド。
リアはフェンダーレスで片持ちのライセンスプレートでスッキリしてます。
装備も125ccは思ないくらい充実です。
エンジン:124cc水冷単気筒DOHC4バルブ
最大出力:10.0KW(13.6ps)
最大トルク:10.5NM
車両重量:133kg
変速機:6速リターン
フロントサス:倒立フォーク
Fブレーキ:4ピストンラジアルキャリパー
Fタイヤ:100/90-18インチ
Rタイヤ:130/80-17インチ
同モデルのRed
エンジン下部の大型のガードは部分的にボディと同色になってます。
砂利混じりのフラットダートでも安心です。
タイヤはブロック形状のデュアルパーパス。
(カタログにはこのマフラーと同じモデルが掲載されていなかったのでモデル名が違っていたらごめんなさい)
YAMAHA
ヤマハブースのステージにずらっと並んでいたのは市販予定の125cc。
正式な車種名は決まっていません。欧州仕様車のスペックを参考にすると125ccとは思えないハイスペックです。
外観はスクランブラー風です。
どれもエンジン・フレーム・サスペンションなどは共通に見えます。
2023年欧州仕様の3車種の主要諸元を抜き出してみました。
3車共通諸元
エンジン:水冷4ストローク
単気筒SOHC4バルブ124cc
最高出力 : 15ps/10000rpm
最大トルク:1.17kg-m/8000rpm
変速機:6段リターン
ブレーキ:フロントリア共にディスク
Fサスペンション:倒立フォーク
燃料タンク:11L
車体サイズやシート高、タイヤなど車種で若干異なるようです。
車重は140~144kgなのでやはり軽量です。
近い将来原付一種が無くなって原付は全て原付二種の排気量になる話もあるのでバイクメーカーもこのクラスの市場に力を入れているのかもしれません。
息抜きに和やかなバイクセンサーのブースに。
バイクオークションで有名な同社。バイクとパーツの検索サイトも役立ちます。
オリジナルキャップが貰えるキャンペーンが盛況でした。
次は小型から一気に大排気量のインディアンとハーレーのブースです。
Indian
以前のインディアンブースではアメリカを意識した派手なコンパニオンさんのコスチュームが印象的でしたが今回はすっかり清楚なイメージのコンパニオンさんになってました。
メインステージにはFTR1200のカスタム車も。
塗装ではなく金属素材がむき出しの無骨なカスタム車です。
隣にはChief Dark Horse レッドウィングカスタム
本革オプションが似合うこのモデルは女性にも受けそうな雰囲気。
エンジンは1890ccのVツイン。気筒あたり945ccなんですね、凄い。
車両重量は約300kgで一度は試乗してみたい。
Harley Davidson
ハーレーも毎回存在感を見せつけています。
120年もの歴史があり日本の大型バイク販売台数で上位に入るバイクをラインアップしているのですから当然と言えば当然ですね。
今回展示のクルーザーのカラーが全てワインカラー(正式にはエアルームレッドフェード)なんです。
街で見かけるハーレーは黒というイメージなのでこのカラーで統一されているのは意外な感じです。
ハーレーのホームページを見たら理由がわかりました。
120周年記念コレクションでした!
詳しくはハーレーのホームページで
ハーレーつながりで気になるカスタムバイクがこちらです。
プロトブースに展示されている中古車ベースのビンテージなハーレー。
フロントサスペンションもビンテージらしくスプリンガーフォークです。
BMW
BMWはアドベンチャー編でにG310GSを載せました。
メインステージに展示されていたスーパーバイクが2台。
M1000 RR。
こちらはM1000 R。フロントのスクリーンがないのがRですね。
コンパニオンさんではなく進行の方のようです。
ちょうどウエアの紹介が始まりモデルさんが登場。
S 1000 RR !
この角度ではわかりにくいですがウイングレットの形状はまさに翼。
Royal ENFIELD
ロイヤルエンフィールドのイメージは何と言ってもアドベンチャーモデルです。ヒマラヤンも是非乗ってみたいバイクです。
ステージにはそのイメージとは全く違うカスタムバイクも。
コンチネンタルGT650がベースのカフェレーサーモデル。アルミボディが輝いてます。
KIJIMAのブースにはグリーンのレブル250。
キジマのオプションフル装備のような。大きなフェアリングで正面から見るとアメリカンツアラーかと思うくらい。
サイドに回るとレブル250だとわかります。
KAWASAKI
発表されたばかりのELIMINATORです。
これぞというスタイルだけでなくライバルが少ない排気量400ccクラスのニューモデルという点でも話題です。
ビキニカウルが付いたタイプがEliminator SE。色はブラックのみ
エンジンはNinja400ベースで水冷4ストローク2気筒DOHC4バルブ。
最高出力が48PS。車重はSEが+2kgで178kg。
Eliminatorはブラックとホワイトの2色。
アクセサリーとしてローシート(-20mm)ハイシート(+30mm)が用意されています。
グラブバーにもなるリアキャリアも用意されていて価格は11,300円。安価で納車後すぐにキャンプにも行けそうです。
SUZUKI
SUZUKIから新開発のGSX-8Sが登場です。
新しいコンセプトのストリートファイターで排気量775cc水冷2気筒4サイクルDOHC4バルブ。
カラーリングも特徴的で一目で8Sと分かります。
電子制御システムも満載。
正面からみても8Sはスリムで引き締まった顔つきに見えます。車体はコンパクトで扱いやすそう。
最後は筑波サーキットの展示ブース
国内最大の草レースと言われるTaste of Tsukubaの参戦車両が並んでいます。
こちらはハーキュリーズ部門参戦のPower Builder社のZ1000。
こんなマシンが参戦するクラスもあるレースが草レースだなんて普通のバイク乗りには想像もできず。
エンジン両側にはV字型の太いパイプが固定され上に延びています。
なんだろうと思ったらパイプの先端は車体フレームに溶接されていました。
アドベンチャー系のまとめはこちらをどうぞ。
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