ヤマハFZS25に市販のウインドスクリーンを取り付けました。
ノーマルでは控えめなメーターバイザーが付いてます。
コンパクトな車体に合うバイザーです。
ただ風防効果はありません。
外観を少しだけアドベンチャー系に寄せたとは言えネイキッドです。時速100キロ走行でも強いアゲインストの風だと体感速度は150キロオーバー。
周囲の景色を楽しみながら走るどころか走行風をまともに受けてハンドルにしがみつくような姿勢に。ライディングスーツが欲しくなります。
納車してから半年くらいは近県ツーリングでしたがツーリング距離はどんどん伸びて高速道路を100キロ以上走り続ける機会も増えました。国交省の発表では
2020年4月から自動二輪の高速料金割引
土日祝の長距離は普通車料金の半額に
これはもうウインドスクリーンが欲しくなる情報です。
FZS25はインドからの純粋な輸入車。輸入車は市販の専用パーツが少ないんです。ウインドスクリーンもFZS25用はなかなか見つかりません。
PP樹脂を加工してスクリーン自体を自作して取り付けてしまう人もいます。とてもそこまでの技術はありません。
ハンドルバーにクランプをかませてステーを固定するタイプを購入しました。これなら加工は不要です。
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ただしこれは汎用品ではなくてカワサキのバイク用のスクリーンで、あえてスクリーンのサイズとデザインで決めました。
右がノーマルのメーターバイザー、左が購入したスクリーン。
”これなら走行風が弱まるに違いない!”と思いました
ウインドスクリーンを取付ます。
ステーも取付金具もクランプもスチールで頑丈。ステーの径は10mm。
使用する工具は六角レンチ一本だけというシンプルさ。
届いた商品を見てから気付いたのがステーが意外に短いこと。
アマゾンの商品ページにはステーの長さ表示はない。(車種に合わせた商品なので長さ表示は必要ないわけです)
作業開始です。
メーターバイザーを外すとその下は台座です。この状態で取り付けたかったのですがステーが短いため台座にぶつかります。
台座の4本のビスを外すとメーターやヘッドライトなどの電装系を覆うゴムシートが見えます。この状態ならスムーズに取り付け出来ます。
このままでは防水性が心配。
別途購入したゴムシートを貼り付けました。(台座を固定していた4本のビスを使ってゴムシートを固定できます)
取付説明書がなくてもスクリーン取付は難しくありません。
パーツを組むコツというか、順番はあります。
最初にスクリーンとステーを固定するパーツを組んで六角レンチで締めます。
このパーツにステーを固定します。本締めせずに仮留めです。
次にハンドル側でステーを受け止めるクランプを固定します。(ゴールドのハンドルブレースの下です)
このクランプにステーを差し込み六角レンチで締めます。
スクリーンの前後左右位置を調整しながらすべての六角を本締めします。
取付終了です。
このアングルだとスクリーン表側に見える4個の丸い留め具が目立ちますが実際には気になりません。
交換後(左)と交換前(右)
正面から見ると横幅も広くなって顔つきが少し変わりました。
(全然悪くない)
高速を走ってみても強度は十分。取付パーツはすべてスチールなのでビクともしませんが...
あれ 走行風の強さはあまり変わらないぞ
スクリーンのサイズは一回り以上大きくなってもスクリーンの傾斜角度は交換前とほぼ同じでした。(水平に対して50°くらい)
傾斜角度が変わらなければ走行風も以前と同じように上半身にガンガン当たるわけです。
もっとスクリーンを立てたい(70°以上)のですがステーが短いのでこれが限度です。
乗車姿勢で見たスクリーンです。明らかに大きさは違います。
外観は悪くないしメーターの上部にもかかるので太陽光がメーターに当たりにくくなりました。
この状態で完成としても良さそうです。
ちょっと待った。走行風はどうするの?
でも高速道路で長距離を走るために付けたのにデザインがOKだから終了というわけには。
後編ではアルミ丸棒を使いDIY的加工でスクリーンの傾斜角度を変えてみました。走行風は大幅減少です。
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