ドナとスクーターはスクーターに乗って観光に行くスタイルを紹介しています。クラビの休日の今回はボートでしかアクセスできないライレイビーチのご紹介です。スクーターではもちろん行けないビーチです。
カジキのモニュメントがあるアオナンのビーチにはボート乗り場がありません
すぐ西側にあるノッパラトタラビーチの入口にロングテールボート乗り場があります。乗り場まではスクーター行って(ソンテウでも行けます)そこでチケットを買いボートでライレイビーチを往復した様子をご紹介します。
アオナンモスク近くのホテルからまずビーチへ向かいます。
道路に信号機はないのであっという間です。道路はビーチに突き当り右に曲がります。
目の前に広がる海とビーチが素晴らしいんですが、前を走る二人乗りスクーターも気になります。
運転手、リアシートの二人とも大型のバックパックを背負ってます。
リアシートの女性は右斜めを向いて座ってるしバックパックはさらに横ズレしてます。
この体勢でどこまで行くんだろうと思っていたら途中に宿があったのか、右折して細道に入りました。
クラビリゾートの前のなだらかな坂を道なりに進みます。右手にツーリストポリスが見えると道路は左カーブの下りです。
下った左側にボートのチケット売り場があります。このまま道なりに100メートルすすむとWang Sai Seafoodがあってその先にも浜辺のオシャレなレストランが軒を並べています。
ここで往復200バーツのチケットを購入です。スクーターはチケット売り場の並びに停められます。
ライレイビーチ行の客が10人くらい集まるとボートの操縦士(操作係)が往路のチケットを回収して客をボートに案内してくれます。桟橋はないのでボートに乗るためまず海に入ります。
浅い場所でも膝上くらいの深さはあるので乗り込むときには腰の位置まで濡れてしまいます。担いでいるバッグは先に船に乗せると乗り込みやすくなります。
往路のボートには合計9人の観光客が乗り込みました。
出発してしまえばボートの揺れはほとんど気になりません。スピードが出て潮風を感じるようになると独特なエンジン音も心地よいくらいです。
天候次第で揺れも波しぶきも大きくなるのでスマホやカメラは防水バッグかジプロックみたいな袋に入れておくと安心です。
10分ちょっとの航海(?)でライレイビーチもすぐそこです。このあたりもクラビらしい岩の断崖が海上に突き出てます。
ビーチの両端が切り立った崖です。砂浜から見渡すとなんだか別世界に来たような印象さえします。
雨季でもライレイビーチの沖はエメラルドグリーンに近い色です。
浜辺は波にもまれて濁ってます。雨の少ないハイシーズンなら映えるような海の色になりそうです。
ここも遠浅なので場所によっては20メール沖でも立っていられます。この日の波は時折、腰くらいの高さの波もありましたがほとんどが膝上くらい。
高い波がくればしっかりかぶります。
ビーチに並ぶ高級リゾートも数軒あります。オープンエアでも木陰のテーブルは雰囲気も居心地も最高です。
ビーチの砂浜は奥行もあります。タオルやシートを敷いて日光浴する観光客もそれなりにいます。さすがに炎天下は厳しいので木陰で休む観光客の方が多いですね。木陰になる場所が少なめなのでそこは少し混み合います。
これからビーチリゾートにチェックインする宿泊客もロングテールボートを利用するんですね。スーツケースと一緒に下船してました。
リゾートホテルならタイヤ付きのキャリアを用意して運ぶのかと思ったらスタッフが大型スーツケース二つを引きずるように運んでました。これは大変。
レンタルカヌーです。ショップというか砂浜で営業してます。
今回遊びに来たのはライレイのウエストビーチです。ライレイはイーストがあります。イーストには広いビーチはありませんがマングローブが生い茂るエリアです。ダイヤモンドケイブという大きな洞窟もあります。リゾートホテルもいくつかありバーやレストランが立ち並ぶエリアもアオナンとは違うエキゾチックな雰囲気です。
ライレイイーストの南側には徒歩で行けるプラナンビーチがあります。アオナンエリアからはボートで直接プラナンビーチに行く方が早くて便利です。
半日観光ではなくて、プラナンビーチを含めてゆったりとこのエリアのビーチと観光を楽しむならライレイだけに2泊しても良いくらいです。
ライレイビーチだと夕陽が海に沈むように見える期間が10月頃から3月頃と長いんです。アオナンビーチだと11月頃から1月頃です。その時期は岬の上ではなく海方向に沈みます。
一度は宿泊して見事なサンセットディナーを楽しみたいと思ってます。(日帰り客はサンセットまでいると帰れなくなる可能性大)
出発時に往復で購入したボートチケットの復路分です。AONANG BEACHと書かれてます。ボートが出発した場所は正確にはノッパラトタラビーチの東の端ですがそこもアオナンビーチということになります。
ライレイのビーチにはチケットカウンターも桟橋も見当たりません。レンタルカヌーの周辺で係員らしき人を見つけて帰りのチケットを見せます。
係員が「アオナン!アオナン!」と周囲に声をかけます。10人程度で出発らしいです。でもアオナンに戻る人がすぐに集まるわけでもありません。(夕方なら多いそうです)
15分くらい待った感じです。アオナン行のボートが出るので海に入りボートに乗り込みます。
帰りのボートから見える景色も見逃せません。
陸の景色を見るには先頭の席か右舷側(進行方向右側)の座席がおすすめです。海面からそそり立つ断崖が迫ってくる感じです。アオナンタワーもすぐ近くに見えます。
アオナンビーチからは見えないプライベートビーチのようなトンサイベイやパイプロンビーチも沖からは見えます。
雨季と言っても晴れの日も多いので景色も十分楽しめます。天気予報は確認したほうが良さそうです。半日あればライレイの海もビーチでの食事も楽しめるので、午前中が雨でも午後晴れるなら午後から行っても楽しめます。
以上ライレイビーチのご紹介でした。
夕方にクラビの夕陽だけ見てみたいという人にはクロンムアンビーチがおすすめです。スクーターで気軽に行くことができます。こちらをどうぞ。
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(クラビの旅のヒント)
ライレイビーチはアオナンでロングテールボートのチケットを購入するだけで簡単に行くことができました。
現地のツアーデスクではさまざまなツアーが販売されています。ただ英語でのやり取りになるためツアーの詳細が今一つわかりずらかったり、滞在期間が短くて希望のツアーが一杯だと他のツアーに変えざるを得ないこともあると思います。
現地での交渉も楽しいですが、これだけは日本出発前に決めておきたいというツアーもあります。