ヤマハFZS25 走行5千キロの通信簿 12ヶ月点検も

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マハFZS25の納車から1年経過。
走行距離は5千キロちょっと。ツーリングやキャンプ、日常使いと軽快に走ってます。

単気筒OHC2バルブエンジンなのでパワー的には2気筒DOHC4バルブエンジンには全く及びませんが単気筒の味わいと高速走行も楽しめる一台です。

先日、ディーラー(バイク館SOX)での12ヶ月点検が終了したのでこれまでの走行フィーリングなどをまとめてみました。

バイク館SOX246つくし野店

246つくし野店

ずは12ヶ月点検項目と点検結果です。
(点検内容は定期点検整備記録に記載)

交換した部品類
・Oリング
・スパークプラグ
・エンジンオイル
・オイルフィルター

パーツ交換以外に点検項目は計56ヵ所。
・エンジン点検    (17ヵ所)
(エアクリーナ・エレメント清掃、エギゾーストパイプ締め付け含む)

・動力伝達装置点検  (5ヵ所)
(チェーンの緩み調整とスプロケット清掃含む)

・ステアリング装置点検(4カ所)
・ブレーキ装置点検  (12ヵ所)
(ブレーキパッド周囲清掃含む)

・足回り点検     (9ヵ所)
(タイヤ空気圧調整含む)

・電気・附属装置等点検(4カ所)
(バッテリーターミナル部の緩み調整含む)
・その他点検項目   (5ヵ所)

測定記録
・CO,HC濃度(アイドリング時)は共に数値0
・バッテリー電圧 13.01v
・タイヤ溝の深さ    (F)3.5mm(R)4.5mm
・プレーキパッド厚 (F)4.0mm(R)5.3mm

リアのブレーキパッドが厚いのはFブレーキを多用するクセが数値にも出たようです。

点検基本料は税込み13,200円。それに交換部品料金・工賃を加え、今回は合計で税込み18,000円でした。

自分で交換できる部品はあるとしても分解して点検・清掃は一般ユーザーでは難しい項目です。

イナーなFZS25なので改めて簡単にご紹介。
バイク館SOXなどの販売店が輸入販売しているインドヤマハのバイクです。エンジンは250cc単気筒SOHC2バルブ。車体は軽量コンパクトで扱いやすい。

先に販売が始まっていたネイキッドのFZ25にグリップガード(インドでの呼び名はブラッシュガード)と大きめのメーターバイザーが装備されたモデルがFZS25です。

大きなグリップガードは指先を直撃する寒風を防いでくれてグリップヒーターの効果もアップします。

FZS25はFZ25と中身が同じでも外観にアドベンチャー系の雰囲気が漂うイメージです。

2022年1月からはボディカラーが変更されマットカッパーとマットブラックの2色に。ホイールはどちらもゴールド。


(マットブラック  インドヤマハホームページから引用)
このブラックはかなり気になります。

FZS25のエンジンはセロー250のエンジンがベースです。
ギア比の変更やオイルクーラーの追加でオンロード仕様になっています。

(シンプルイズベストという感じで口コミサイトでもFZS25/FZ25のエンジン不調の話は目にしたことがない!)

実燃費は市街地だとリッター30キロ程度です。高速道路巡航で35キロくらい。郊外の下道ツーリングだと40キロ近くにもなり高燃費です。

低回転からトルクが太いので街乗りは楽。
1速~3速でもう少し引っ張れるギア比設定ならさらに乗りやすい気もします。

新車の時はニュートラルから1速に入りづらく2速発進することも。走行距離が伸びるにつれてアタリがでてきて1速にスムーズに入るようになりました。

ソリンタンク容量は14リッター。
これまでの燃費を考慮すると最大で500キロ近い航続距離になるので十分な容量です。

残量表示目盛りは6個あって最後の1個が点滅した時点でもガソリンはまだ4リッターくらい残っていそうです。

ただそれ以上少なくなるとECUの設定なのかタンクの構造なのか不明ですがエンジンが止まりやすくなるというコメントもあるので注意です。

気音と振動

マフラーは少し太めの形状。
アイドリングはとても静かで単気筒の振動とあいまって気持ちのよい排気音です。落ち着いた排気音は早朝の出発でも気を使わなくて済みます。

走行中も比較的静かです。回転数が高くなるとエンジンのメカニカルなノイズも大きくなるせいか雑な排気音に聞こえてしまいます。

納車後しばらくの間、気になったのがギア5速で回転数5千~6千の範囲内の振動。
高速道路ではこの回転数を使うので早速ハンドルブレースを付けて振動抑止です。

4千回転以下は振動が少なく郊外の下道ツーリングは心地良い回転数です。

そんな振動も走行距離が2千キロを超えたあたりからマイルドになってきました。現在はハンドルブレースを外しておいても振動はそれほど気になりません。

速道路走行
快適な巡航速度は5速5千~6千回転、時速80~90キロ程度です。

最大トルク発生の6千回転を超えると時速100キロ近くになり7千回転を超えるとエンジン・車体の振動が大きくなり巡航するには厳しい回転数です。

性能的には時速90キロからの加速でも余裕があります。

高速ツーリング用に付けた市販のウインドスクリーンです。(FZS25専用ではありません)

顔つきがちょっといかつい感じですが上半身全体が受けていた走行風はかなり減少。
このスクリーンでも肩のラインから上は走行風が当たります。

高速走行中の強い向かい風が苦手でしたが少し伏せると走行風を軽減できて走行が安定します。(取付の様子はこちらをどうぞ)

ウインドスクリーン取り付け FZS25【前編】

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着き・乗車姿勢・シート・ミラー

足着きは普通のシューズでかかとが少し浮きます。(身長173cm)
シートに座るハンドルを握るとわずかに前傾します。

ハンドル位置が少し手前か高くしてタイヤをオンオフ両用にすればスタンディングでセミダートもこなせそうな感じもします。

シートの表面の素材は柔らかめ。内部は弾力性があり長距離ツーリングでもお尻が痛くなったことは一度もなし。

ミラーはエッジの効いたデザイン。

ミラーのアングルとステーの調整で見やすい位置に変えられますが個人的にはもっと広いミラーの方が使い易い。

レーキ・クラッチ類

フロント・リアともにABS装備。前後ともに効き始めはソフトです。

エンジンブレーキが良く効くので峠道の下りコーナーだとシフトダウンでロックしそうになるときにリアのABSが作動したりします。(エンブレ使いすぎ?)

12ヶ月点検でのブレーキパッドの厚さはフロントが4.0mmリアが5.3mmでした。

250ccなのでクラッチレバーはアシストが無くても重い感じはありません。
ただ渋滞の多い一般道走行が多すぎるとさすがに左手が疲れてきます。(レバーを社外品に交換したくてもそのままポン付け出来るレバーはなかなかありません)

次ページはライトやメーター類、タイヤの摩耗などについてです。

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