久々に100円ショップの素材をスクーターに転用です
いろんなタイプのリメイクシートが出てます。100円ショップのブランドによってはシートのデザインも材質も違う。(セリアとキャンドゥで同じ商品を見たことはありますが)
キッチン周りやリビング、自室のイメージチェンジに木目調・レンガ調・大理石調にプリントされているシートを買ったことがある人も多いはず。材質が紙だとシルバーやゴールドも。
価格が安いので自室のドアを木目調に替えても45cmx90cmを4枚、税込み432円。
塩化ビニールだとカーボンやレザー調もあります。
レザー調のものはプリントではなくて、塩ビの表面がエンボス加工されててデコボコしてます。
見た目はスクーターの黒いプラスチック部分と変わらない?
新車のスクーターはカウルの塗装部分がピカピカです。黒の無塗装のプラスチック部分もピカピカです。その新車感に近い印象のシートです。
クルマやバイクに使われるプラスチック部品はいわゆるABS樹脂やPP樹脂。無塗装のプラスチックパーツは耐候性に限界があります。紫外線にさらされているとツヤがなくなって白っぽくなり見栄えが悪くなります。クルマでもスクーターでも同じくプラスチックの宿命です。
バーグマン200も例外ではありません。フロント部分とフェンダーとリアのカウル部分以外は黒のプラスチックです。(スズキのスクーターは塗装されたカウル部分が少なめで車体価格も低め)
夏の直射日光や風雨に晒されないようにバイク用カバーは必須
材質もまあまあ良くて安価なバイクカバーがアマゾンや楽天で沢山出てます。
(実際の購入時はサイズに注意です。口コミに書かれた使用車種のサイズ感で購入するカバーのサイズ感をつかみたいところです)人気のAngLinkですね。
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個人的に良いなと思ったのがバリチェロ。価格的には安価なカバーの倍はしますがそれでも6千円しません。防水性や耐候性を考えたらこの商品も買ってみたいカバーです。
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ウインドシールド付きのバイクはシールドの表面に注意
ちなみにバーグマンのようにウインドシールドがついているとバイクカバーによってウインドシールド表側が擦れます。強風が吹くとすき間からホコリ以外にも細かい砂が入り込むので、風でカバーがバタバタするたびに擦られているようなものです。(カバーをかけたクルマでも強風だと内側に細かい砂が入りこんでしまい塗装に細かい傷がつきます)
一番簡単なのは擦られないようにウインドシールド自体にぴったりとカバーをしてしまうことです。カバーの下にカバー? そんなカバーは見かけませんが、実はこれも100円ショップ素材が使えます。
A4サイズのパソコンカバーです。ウレタンやスポンジ製の柔らかくて伸縮性のあるパソコンカバーがぴったりです。キズになる外側部分をカバーできればOKです。
A4サイズを横にするとちょうどバーグマンのシールドの上部にすっぽりと入ります。下の写真の四角い黄色線で囲った部分です。キズになりそうな硬い留め具がついていればハサミで切り取ります。
防犯のシールの下に靴でこすった無数の跡が
本題に戻ります。
まだ走行距離300キロのバーグマン。時々気になるのが足元についた自分の靴の跡。
防犯の青いシールの下の部分を靴でこすってしまうんです。モーターショーとか室内展示のスクーターでさえよくスジを見かけます。フラットフロアではないのでしょうがないですね。
足をのせるステップボードは劣化したら交換できるボートが市販されてます。これは汎用のシルバーメッキのステップですがいろいろなタイプがあります。
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ボディ部分は簡単に交換というわけにはいかず、洗うしか手がありません。洗剤で洗うとピカピカにはなりますが乗るたびに洗うのも大変です。
レザー調のリメイクシートを貼ることに
購入したのはセリアで見つけたクロコダイルレザー調の黒のシートです。
エンボスが効いてます。
30cm x 30cmサイズと小さいので、他の塩化ビニールシートに比べたらちょっと割高。
とは言っても100円です。
靴をぶつけてしまう部分とガソリン給油口のフタ部分に貼ってみます。
まずは張る場所のサイズを測ります。
(が、時間がなかったのでセロテープで上質紙を給油口のフタの上に貼って、鉛筆でフタの周囲の溝をトレースしました)
トレースしてみたら、このシート1枚の半分で済みそうです。
シートが余るのでハンドル下の両脇にあるフロントボックスのフタとリザーバータンクのフタにも貼ることにしました。ここです。
トレースした紙にそって黒のシートをハサミで裁断です。シートは薄いので普通のハサミでOK。
切ったシートを張る場所にあてます。ハサミで細部を調整して裏紙をはがして貼ってみました。
実際に貼った画像がこちらです。給油口のフタの部分は思ったよりもクロコダイル感が出てます。
プリントでないエンボス仕様が効いてます。
一番靴の跡が付きやすい防犯の青いシールの下の部分に貼ったシートは薄っぺらいシール感が出ちゃってます。
貼り方は同じですが、給油口のフタは周囲に溝があるので立体感が出ます。周りに溝がない部分に貼ると立体感が出なくてシートの薄さがわかってしまいます。
ハンドルの両脇部分はこうなりました。両方とも立体感が出ていて違和感もありません。
クロコダイル調の感じがグッドです。(左は模様が斜めになってしまいました!)
この二か所も周囲に溝があるフタの部分なのでシートに厚み感が出てます。
作業時間は全部で30分もかかってません。簡単です。
掛かった費用はシート1枚なので108円。
使ってみた感想
嬉しいことに、靴を擦ったスジは指でふいただけで取れます。ザラザラのプラスチック表面についたスジは消しづらいのですが、このシートなら取れます。ゴムの靴底があたる程度ならシートの破れもなさそうです。
シートの粘着度が気になります。数日走ってみたところでははがれる気配はありません。粘着性が悪いPP樹脂に貼っているのでシートの端を硬いもので引っ掻くと簡単に剥がれます。
剥がせないと困りますが、もう少し粘着度が高い方が安心です。
後日、売り切れにならないうちに補修用に一枚買っておこうと思ってセリアに行ったら、このクロコダイルのエンボスシートはすでに売り切れでした!
張替えも超簡単で100円なのでいろいろなシートを試すのも面白そうです。
先日100円ショップで見つけたLED照明をトランク照明に使ったみた記事はこちらです。
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スクーターのトランクにLED照明! 百均で見つけた自動点灯の優れもの
バーグマン200の大きいトランクがお気に入りです。 使い勝手の良さがたまりません。 でも、夜間の乗り降りでは標準装備のトランク照明が薄暗いのが気になってきました ...
以上、「100円ショップ スクーターに貼ると靴汚れを防げるリメイクシート」でした。