灯火・メーター類
ヘッドライトはヤマハらしいLED。MTシリーズと似た仕様です。
消えている時は「眼球」のような形状です。
日常使いならLEDヘッドライトの照度範囲も距離も十分です。
高速道路でスピードを出し過ぎると照射距離が足りなく感じます。
時速と距離の関係で言うと時速80キロ走行は100メートルは4.5秒で到達します。時速100キロなら3.6秒です。
実感として夜間に時速100キロ走行で落下物が照射範囲に見えたと思ったらすぐに通り超してしまう感じです。(暗い高速道路は飛ばさない方がいいですね)
ロービームの照射角度を少し上向きにすると、一般道では手前が暗くなるので光軸調整は難しいですね。
(夜間に高速を長距離走るなら常時ハイビーム点灯です。ただ上を向いていれば道路を照射しないので事前に少し下向きに調整でしょうか)
ストップランプはLEDでウインカーはバルブです。最近はウインカーもLED仕様が多いですがバルブの優しい点滅は好みです。
デジタルメーターパネルはモノクロでシンプル。
昼でも視認性は良く夜間はブルー背景でくっきり。
ニュートラルで「N]が表示されます。ギア表示はありません。54
5499kmと見えるのがODO(走行距離)です。
ここでSelectボタンを押すとODOから順に
Trip1→Trip2→瞬間燃費→平均燃費→時計表示→ODOと表示が循環します。
時計表示もここに入っていて面倒なので私は安価な防水腕時計のベルトを外してハンドルに固定してます。
メーターの取り付け位置は少し気になってます。
ハンドルバーの位置より低くメーターを見る時は、のぞき込むように視線が下を向いてしまいます。
前傾するスポーツタイプならこの位置でも問題なさそうです。
走行中の見やすさの点ではアドベンチャー系のバイクのように高い位置の方が見やすいですね。
タイヤの摩耗。新車時と5千キロ走行の摩耗具合です。
タイヤはインドのメーカーです。
硬めのコンパウンドで少しゴツゴツ感はあります。(口コミサイトで乗り味が硬いというのがありました。サスペンションが硬いというよりタイヤの硬さが影響しているかも)
納車時のタイヤ
現在のタイヤ
点検でわかった溝の深さは (F)3.5mm(R)4.5mmでした。
オーナーズマニュアルでは溝の深さが前輪後輪ともに1mm以下になったらタイヤ交換です。
意外に溝は残っていて長持ちしそうです。インドではグリップ性能よりロングライフを重視しているのかもしれません。
タイヤは早めに交換してしまっても良いのかも知れません。
グリップ性能重視のタイヤなら高速コーナーも峠道の連続カーブもより安定して走れそうです。
フラットダートやキャンプサイトのような荒れた道を走るのであればデュアルパーパスタイヤに変更も。
FZS25/FZ25の前後タイヤサイズに合うデュアルパーパスはTIMSUNで発売されています。
インド製造のバイクといえばサリーガードです。
現地仕様車に付いているサリーガード。FZS25はマッドガードにサリーガードが溶接されています。
ホイールやチェーンの清掃時には邪魔になるのでマッドガードごと外しています。
ボルト4本で固定されているだけなので取付も簡単です。(セミダートやぬかるんだ道を走るのであれば必要ですね)
車体の錆です。
納車後、6か月位経った頃、バイクにまたがって見えた錆がこれです。梅雨時だったような。
フロントフォーク上部とヘッドライト・メーター部分をつなぐステーです。
(フロントフォークのダストシールは下に見えます)
ここはブラシで錆びを落としてグリスを塗布して錆防止です。
きれいになりました。
雨水がフロントフォークから伝わりこの部分に溜まりやすそうです。
キャンプツーリングでの使い勝手
250ccとしてはコンパクトで軽い車体です。
バイク駐車場が多少狭くても大丈夫です。
キャンプサイトなど地面が柔らかい場所でも軽くて取り回しが良い方が楽です。
キャンプ用品を積載する時はサイドバッグを付けリアシートに90リットル容量のドラムバッグを載せています。
これでソロキャンプに必要な積載を確保できます。
ドラムバッグについてはこちらをどうぞ。
-
キャンプツーリング用品 突然の大雨でも安心の大型ドラムバッグ
夏のキャンプツーリング。雨対策が万全だと気持ちも楽です。 キャンプだと大型のシートバッグが一つあると楽に用品を運べます。有名ブランドのバッグは材質が良く剛性もあ ...
やはりキャンプ装備を積むにはリアキャリアがあった方が楽です。
ただこれまではFZS25・FZ25のリアキャリアは海外から個人輸入していた人が多かったのであきらめていました。
ところが今年からバイク館SOXで専用キャリアの販売が開始されました。今後FZS25/FZ25を購入するときは納車時に取り付けてもらえます。(キャリア単体で購入することも出来るそうです)
グリップガードは雑木の小枝や笹の葉がはみ出たような道路を走る時に手指を守ってくれます。(インドの呼び名のブラッシュガードはそういう意味でした)
サイドバッグはタナックスのツアーシェルケース2を使っています。ホテル宿泊のロングツーリングなら同色のタナックスのシートバッグを載せています。
このサイドバッグの良いところはB4サイズのノートPCがギリギリ収まること。(A4サイズは余裕)ネット環境があるホテルでリモートワークも出来てしまいます。
ツアーシェルケース2の取り付けはこちらに掲載しています。
-
タナックスのMOTOFIZZでバッグを揃えたら気分はツアラー
TANAXのサイドバッグを購入しました。 人気のMOTOFIZZツアーシェルケース2で早速FZS25に取り付けました。 カラーは購入済みのシートバッグと同色でヘ ...
立ちゴケのキズ
2度も立ちゴケ! 1回目は湿った土の上。二回目は少し傾斜した駐車場。どちらも右側にコテンと。
2回とも目立つキズがついたのはマフラーカバー。
他の場所のキズが目立たないかわりにマフラー下側が擦り傷だらけ!
タナックスのサイドバッグが無傷だったのはこの太めのマフラーとカバーのおかげですね。ブレーキレバーもグリップガードで保護されて無傷です。
こんな装備やポン付けできる市販品があったらいいなと思います。
標準装備で欲しいもの
・USB電源
現在はディーラーに追加注文するか市販品を買って自分で取り付けます。
・サリーガードがついていないマッドガード
サリーガードは後付け溶接なので溶接前のマッドガード付きで輸入できれば日本では使い易い。
市販されていたら助かるもの
・大型ウインドスクリーン
ノーマルのスクリーンのビス・ビス穴を再利用するデザインなら取り付けも簡単そうです。
・サイドバッグサポート
さまざまなバイクに合うものがアマゾンなどで販売されていますがFZS25/FZ25用はまだ販売されていないようです。
・リアキャリア → 今年(令和4年)からバイク館SOXで販売されています。トップケースを付けたりロープをかけられるのはとても重宝。
その他感じたこと。
・FZS25/FZ25はポン付けできる市販カスタムパーツが少ない
・コストを下げたパーツ類でも性能も耐久性も十分
・他車に比べると流通台数が少なく希少性がある
・実車が珍しいせいか停めておくとバイクをじっくり眺める人がたまにいる
・トルクは太いので高回転でクラッチをつなぐと2速・3速でもフロントアップ気味になる