アドレス110からバーグマン200に ライバル車種を比較して決定!

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今まで仕事に遊びに大活躍だったスズキのアドレス110。4月からスズキのバーグマン200に乗り換えました!
乗り換えるまで検討したり参考にしたことをまとめてみました。

初めてミドルスクーター購入を考えている人には参考になると思います。
ミドルスクーターやビッグスクーターには素晴らしいスクーターが多いので正直悩みました。

1. アドレス110 結構速かったコスパスクーター

アドレス110を購入してからちょうど1年。走行距離は3300キロ。

郊外に住んでいるので、スクーターを買う前は電車・バスだと横浜駅がターミナル。どこに行くにも一度は横浜に出て乗り換えです。
クルマだと渋滞に巻き込まれたり駐車場探しに苦労したり。これって東京の周辺都市はありがちですよね。

スクーターなら目的地までドアツードアですんなり到着。駐車場の心配もあまりいりません。
時間も費用も節約してくれて維持費も格安。

唯一といっていい弱点は高速道路や自動車専用道路(横浜新道や保土ヶ谷バイパス)を走れないことでした。

それでも週末には一般道だけで日帰りプチツーリングや釣りに行ったり。
一般道でも郊外に出れば空いているので、北は相模湖、西は大磯、南は久里浜あたりまで出かけてます。

デイトナのウインドシールドを取り付けてからはスピードが出ても上体はほとんど風圧を感じない!
強い向かい風の時にシールドがないとハンドルにしがみつかないと上半身が辛すぎます。

もともと直進性が良いアドレス110なのでシールドが付くと、加速性も向上しました。
ただし原付2種クラスで法定速度をはるかにオーバーして飛ばしていると急停止が出来なくなるし、足回りや車体剛性にも限界があります。
(あくまで飛ばした「想像」です)

平日の朝夕に混み合う一般道も、日曜、祝祭日の早朝はガラガラなのでドナとスクーターも日曜、祝祭日にはプチツーリングや釣行です。

スクーターで気軽に行ける郊外の観光地を紹介したりベイエリアの観光スポットに寄って記事を書いたり、ショッピングモールや総合病院のバイク駐車場も紹介してきました。

2. 遠距離ツーリング

これまで書きたくても書けないカテゴリーがありました。

遠距離ツーリングです。

リアボックスをつけて、テントや寝袋を縛り付ければ近場のソロキャンプなら楽しめます。

ただ、荷物が膨らむと市街地での信号停止や混雑した道路でのすり抜けに余計な気を使ってしまいます。
横風が強い場所に出くわすと車線半分くらい揺られることも。アドレス110の車重は100キロないですし。

日曜・祝日というタイムリミットを考えると一般道だけの行動範囲は時間的に制約されてしまいます。

神奈川からだと富士五湖方面や伊豆半島に観光に行くには高速道路に乗らないと日帰りが出来ません。
市街地の走行なら原付二種スクーターの機動性は素晴らしいのですが。

あれこれ考えた結果、思い切ってアドレス110を手放し高速道路を走れるバーグマン200を購入しました。
(維持費がかからないアドレス110は売却せずに2台持ちにしたかったくらいです)

3. 選択肢が多い125cc超のミドルスクーター

高速道路・自動車専用道を走れる二輪車は125cc超の排気量。250cc超のスクーターだとさらにスポーツ性能が高いタイプやツーリングに向いたバイクも魅力的です。

ドナとスクーターはコスパ重視なので250cc以下の排気量に絞りました。
(排ガス規制でかつてのビッグスクーターはどれも生産終了です)

数年前からそういうビッグスクーターに替わり、150ccクラスから250ccクラスのニューモデルが続々と発表されてます。
一番人気があるのは、125ccの原付二種のスクーターとほぼ同じサイズの150ccスクーター。

市街地での使い勝手の良さはそのままに、高速道路も走れてしまう。
どのタイプも150cc程度の排気量なのでエンジン性能に大きな差はありません。デザインは多種多様です。

150ccを超えてくるとスズキのバーグマン200、キムコのG-dink 250i、そして新発売のヤマハのXMAX250。
この3台は外観も走行性能もそれぞれ特徴がありますね。

原付2種スクーター購入の時は選定に時間はかかりませんでした。基本性能に大差はなく法定最高速度も60km/hで一般道限定です。

毎日の通勤通学なら燃費重視、チョイノリだけなら車両価格の安さだったり、走行性能の差が少ないので車体のデザインやカラー、アクセサリーがポイントです。カスタムパーツの多さを重要視する人もいるでしょう。
(アドレス110は必要最低限のシンプル装備。他車にはない優れモノの装備はリヤロックブレーキだけです!)

バーグマン200の購入までに検討した125cc超250cc以下のスクーターの基本スペックや特徴をまとめてみました。
今現在検討している人も良いスクーターが多くて悩んでいるのではないでしょうか。

4. 比較スクーターのスペックと特徴 (2018年3月時点)

やはりXMAXの高出力が目立ちます。 NMAXは車重がたった128kgなのに15馬力です。
ヤマハは良いスクーターを連発してます!

コスパ度を重視するのがドナとスクーターです。
遠距離ツーリングやキャンプも計画しているのでツーリングの使い勝手も重要視してます。

(1) 実売価格や標準装備(実売価格は神奈川県の販売店を参考)

Majesty Sも2018年モデルから12VDC電源標準装備

(2) メーカー発表燃費とYoutubeの一般ユーザーの高速走行レビューの印象

高速道路走行のレビュー動画の場合、法定速度を超えるとメーター画像を表示しない動画が多いのでレビューワーのコメントを参考に作成。
標準で風防(ウィンドシールド)がないタイプも高速道路走行レビューでは風防をつけているケースが多いですね。
時速100キロを超えて上半身に風をもろに受けるのはさすがに疲れます。

(3) ツーリングに向いた装備

高速道路での長時間走行を考慮すると風防(ウインドスクリーン)は必須です。

大型のものは風だけでなく雨もかなりしのげます。買ってからあとで追加するのもOKです。
有名メーカーの市販の風防を自分で取り付けても1万5千円はかかりません。純正を取り付けてもらうのがベストですが、価格は高くなります。

(1)~(3) の評価のまとめ

現在発売中の250cc以下のスクーターでツーリングにも向いている高性能なスクーターはやはりヤマハXMAXです。
他のスクーターとは走行性能も装備も比較にならず別格です。

ただ、諸費用・自賠責を加えた乗り出し価格は60万円を超えてしまい予算をオーバー。今回は断念です。

キムコのG-Dink250iは販売店で実車を拝見しました。

スタイルも良くて装備と比較したらコスパなスクーターです。250ccなのに足を投げ出せてスクーターらしくフラットフロアです。

販売店がちょっと遠かったことと、遠距離ツーリングで他府県で故障した場合のサポート体制が心配でやはり今回は断念です。乗り出し価格は47万円程度なのでバーグマンより5,6万円高く、XMAXよりは14、5万円も低くなります。自宅の近くに販売店があれば購入したかもしれません。

次に試乗動画できびきびとした走行が印象的だったNMAXとマジェスティ Sも候補から外れました。
市街地走行ではなく、遠距離ツーリングを主眼に置いてしまうと積載性やタンク容量が少ないからです。
もちろん高速を使った近距離のツーリングには向いているし、加速性能やコーナーリングも楽しめそうな2台です。
市街地中心の利用ならこの2台は乗ってみたいスクーターです。

5. 最後まで悩んだのはバーグマン200とPCX150

大人気のPCX150です。本体の実売価格も安く燃費も良くて誰にでも扱いやすいコスパなスクーターです。
ウインドシールドは小ぶりなのでツーリング重視なら市販のウインドシールドを追加する必要はあります。
2017年現行型なら乗り出し価格も35,6万円で済みそうです。

2018年型は装備がさらに充実してます。PCX150でコスパを追求した遠距離ツーリングも面白いかなと思いました。
(高速道路での燃費計測データは見つけることができず不明)

バーグマン200はどうでしょうか。まず市街地走行です。
決して図体の大きいスクーターではありません。狭い場所を走るのもそれほど苦になりません。
ただPCXとは燃費の点で劣ります。バーグマン200はリッターあたり30km程度と予想していますが、アイドリングストップ機能がないので市街地を中心に走ったらガソリン代はPCX150の1.5倍から2倍くらいかかりそうです。

乗り出し価格は40数万円と手ごろです。

毎日の通勤・通学中心ならPCX150を選んだと思います。

6. 決め手はライディングポジション

私の身長は175cmで普通体型です。
PCX150にまたがって足を前方のステップボードに足を置いてみると膝から下が窮屈なんです。
すねの上側に余裕はないですね。

シートの後ろ寄りに座ると足は楽ですが、ハンドルと体の距離が遠くなり安定感がいまひとつです。
高速道路だけで100キロメートル程度の遠距離ツーリングのライディングポジションを考えると私の体型にはフィットしないのかもしれません。
(身長や体型によってポジションが違うし乗り方も違うので、あくまで私の感想です)

一方のバーグマン200は足を投げ出だすとちょうどよい位置にステップボードがあります。
多少膝がまがりますが、足をステップボードに乗せて靴のかかと部分をフロアボードに置くと足全体の重さが分散されて、太ももやふくらはぎに負担がかかりません。

それとシート形状です。タンデムシートの段差の具体がちょうど良いんです。

足を少し突っ張ると腰がこの段差部分にフィットします。シートが腰全体を支えているような感じで軽く固定され、腰痛持ちではありませんが楽です。

以前、アドレス110で一日100キロ走った時は帰路の渋滞で腰が痛くなりました。
停止時に立ち上がって腰を伸ばしてみたり。(そういうライダーをたまに見かけますよね)

関東地方をスクーターで脱出して中部や東北までツーリングする可能性も十分あります。
窮屈な姿勢で我慢するのか、楽な姿勢で楽しむのかって選択になります。

これがバーグマン200に決定した要因とも言えます。

ちなみにカラーは白と、濃いグレーと、茶系のゴールドの3色があり白にしました。

夜間走行でも視認されやすいこと。トップケースなどを付けるときに、濃いグレーと茶系のゴールドの場合だと市販のトップケースの色調と少し違うんですね。トップケースはほとんどが黒です。白を使ったものもありますが、グレー系と茶系の色に合わせるのが難しいんです。
白色は他のオプションをつけるときに色を合わせやすいのは確かです。

以上、「アドレス110からバーグマン200に ライバル車種を比較して決定!」でした。

 

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