やっぱりスクーターは便利と感じさせてくれるのがシート下のトランクですね。原付からビッグスクーターまでそれぞれ容量も形も違いますがトランクが使いやすいと日常の買い物でもツーリングでも気分的に楽です。
スクーターに乗っていて同じ二輪でもネイキッドバイクには絶対負けない!?のがトランクです。
今回はバーグマン200に乗って使ってみたトランクの大きさや形を写真付きでご紹介します。
トランク容量は約41リットル
スズキアドレス100やホンダデュオ110の倍以上の容量です。
150ccスクーターと比べても1.5倍くらいあります。
普通のスクーターのトランクはシートにそって縦長ですが、バーグマン200は洋梨に似てます。
容量41リットルと表示されてもあまりピンときません。
計算上は2リットル入りの紙パックの牛乳に換算すると20本以上入ります。
20本と言っても牛乳パックをそれだけ買う人はいないのでちょっとわかりずらい。
これならどうでしょう。
ヘルメットはジェットタイプヘルメットとハーフキャップタイプが横並びです。
(ジェットタイプ二つでも余裕で入ります)
ここではトマトを入れたカゴをヘルメットに載せてました。長ネギや白菜まで入れても余裕で閉まります。
これでもヘルメットの後方にすき間が充分あります。
多少長いものでも入れやすい
バーグマンの洋梨型の幅広トランクは前方に少し伸びたスペースがあって役立ちます。
このスペースを後ろからアップで撮りました。横からの出っ張りも少しあります。
トランクのサイズを実測してみました。
- 前後方向の長さ
- トランク底面の横幅
写真の前後方向の長さは約70センチ。ここには長尺ものを載せられるのでネギなら何本でも載せられます。
開口部の横幅は約45センチ。底面の横幅は約50センチ。内部の膨らんだ位置だと50センチ以上あります。
トランク内部が多少外側にふくらんでいるので開口部より内部の方が幅があります。
ヘルメットやボールなど大きくても丸い形状のものは収まりやすい構造です。
今度はヘルメット二つと二人用のテントを入れてみました。
グレーのジェットヘルメットの丸みがトランクの内側の丸みに収まるような印象です。
畳んだテントは太い方をヘルメットに入れて、細い方を前方に向けて配置しました。
ぴったり収まりました。
実際にキャンプに行くときはヘルメットは入れませんのでテントだけでなくタープ、寝袋も余裕で収まります。
小さい照明もついている
トランク内の後方には小さな照明がついてます。
トランク内部が広いので照明があると助かります。
アドレス110の時は暗い時は手探りで荷物を探していました。
照明がないと底の部分から荷物を引っ張り出したときに小物を外に落としても見逃してしまいます。
真っ暗な場所で荷物を入れたまま上からトランクを映してみました。
トランク内部の荷物が照らされていて何が入っているかだいたい見えます。
エンジンを停止していてもトランクを開ければ自動点灯です。
シートのヒンジの横にスイッチ(黄色丸部分)がありシートが上がると突起が部分が出て照明が点灯します。
この照度ならバッテリーの消耗も最低限で済みそうですが、正直なところ照度は物足りません。
一か月使ってみて気になったのがシートのロックが一回で決まらないこと。
納車したばかりの頃はシートを閉じてシートを上から押すだけでカチッと閉まりました。
ところが最近、ロックのコの字型の金具の位置が合わないのか一発でしまりません。
ヒンジがねじれるような力を加えたこともないので、金具の位置の調整が必要かもしれません。↑
理由がわかりました。車体側の問題ではありません。よく見たら原因は後付けしたリアキャリアでした。
キャリアのステーがほんの少しシートの下側にあたっていて、その分強く押さないと閉まらなくなっていました。
1時間程度連続走行した後に気になるのが、トランクに熱がこもっていたこと。
(密閉性が高いかどうかはわかりません)
スクーターのトランクの下はエンジンなので底板に熱が伝わりやすい構造です。
夏季は要注意です。生鮮品を底部分に置いて走行すると熱が伝わり痛んでしまうかも知れません。
バーグマン200のトランクの良い点、悪い点をまとめました。(個人の感想もあります)
良い点
容量41L。(デッドスペースは少ない)
ヘルメットが横並びで2つ入る
細長いものでも70cmまで入る
自動でシートが持ち上がる(ロックを解除しただけでは持ち上がりません)
悪い点
トランク照明が暗め
熱がこもる (冷凍品や生鮮品は直接トランク床面に置かない方がよい)
シートを閉めるときにロックできないことがある。(←解決済み)
追記)100円ショップのLEDをトランクに取り付けてみた記事はこちらです。
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スクーターのトランクにLED照明! 百均で見つけた自動点灯の優れもの
バーグマン200の大きいトランクがお気に入りです。 使い勝手の良さがたまりません。 でも、夜間の乗り降りでは標準装備のトランク照明が薄暗いのが気になってきました ...
以上、「スズキ バーグマン200 良い点悪い点 トランク」でした。