二代目帆船海王丸が横浜新港埠頭に停泊中です。
海王丸は平成元年竣工なので平成30年は数え歳なら30歳。
落ち着いた気品のある船は淑女の雰囲気さえ醸し出してます。
1990年代には4回も「ボストン・ティーポットトロフィー」(世界最速の帆船に贈られる賞)を受賞してます。
停泊するバースはベイエリアでも人気のYOKOHAMA MARINE & WALKの目の前です。
海に面した広場はアクセスも良いので平日でもベビーカーを押すママたちで賑わってます。
帆船といえば、近くの日本丸メモリアルパークに係留されいている初代の帆船日本丸です。
やはり帆船ですから外観は似てますね。
二代目同士になると海王丸と日本丸の外観はそっくりです。遠目には区別がつきません。
姉妹船なので基本的な構造は同じです。
近寄ると船首像や船体に描かれたに二本の青いライン(二代目日本丸は一本)白い救命艇の色で区別することができます。
ここまで近距離なら船名が見えますね。
以前の新港埠頭は赤レンガパークと新港パークを行き来する途中にある埠頭という感じでした。
海上保安庁の施設ですので普段は埠頭には立ち入り出来ません。
横浜港と新港埠頭をゆっくり眺めながら食事もできる観光スポットにもなっているのがM&Wです。
赤レンガ倉庫を思い起こさせる外観のM&Wはショップもレストランも大人気です。
なんといっても2階のテラスのテーブルが気持ちいいいんです。横浜ベイエリアでここまで海に近いレストランがあるモールは他にはありません。
真冬は北風が吹き付けるのでちょっと厳しいですが、日差しが強い日は、日陰になる北側のテラスで横浜港が一望できます。
普段はM&Wのどこからでも目の前に停泊する海上保安庁の船舶を目にすることができます。
今回は巡視艇に加えて帆船海王丸です。記念すべき写真を撮ることができそうです。
M&Wにも無料自転車・バイク駐車場があります。
バイクの収容台数は少なめなので混雑する週末は早めに赤レンガパークのバイク駐車場に停めてしまうのがおすすめです。
海王丸の出航は4月5日(木)の午後2時。2か月間の航海に出発です。
大さん橋の豪華客船の出航セレモニーも素晴らしいのですが、帆船海王丸の出航風景はなかなか見れません。一度は見学しておきたいですね。