久々に箱根観光です。
明治時代の箱根離宮跡地に設けられた県立恩賜箱根公園に立ち寄ってみました。元箱根からは徒歩15分、箱根駅伝の往路ゴール地点からは徒歩10分くらいです。
公園入口は国道一号に面していてクルマもバイクも駐車場にアクセスしやすい。
バイクの入場はクルマのゲート左側の二輪通路を抜けます。左側にバイク駐車エリアがあります。
料金は管理事務所に支払います。
バイクの出庫は入場した二輪通路を逆方向に抜けます。
駐車場から見ると分かりにくいですが公園はほぼ島のように周囲が湖に囲まれていて小高い丘になっています。
駐車場奥にあるのが中央門。くぐるとゆったりとした階段とスロープです。
のんびりと歩いた先にある中央広場です。箱根離宮の西洋館と日本館が建っていた場所で今は湖畔展望館が建っています。
眼下に箱根の外輪山に囲まれた芦ノ湖を見渡せます。展望館二階のバルコニーからは白い富士山です。(8合目付近に雲が)
明治時代に箱根離宮に招かれた国内外の要人も同じ景色を眺めていたはずですね。
広い園内の植栽は手入れが行き届いていて見事です。
馬場跡は日が差しこむベンチが設置されてます。
苔むした感じが落ち着きます。
周囲はヒメシャラ林で高原の雰囲気も。
馬場跡の一段高い場所に弁天の鼻展望台という芦ノ湖を望む屋根付きの小さな展望台もあります。
駐車場から中央広場・馬場跡に向かうには中央門のルート以外に元箱根側の二百階段を上がるルートと箱根関所側の湖畔路をたどるルートがあります。
湖畔路に入ってみます。
最初は平坦な道です。草花が映える花壇もあってのどかです。
その先が湖畔広場でここにもベンチがあります。
目の前が芦ノ湖の湖面。ときおり遊覧船が行き交います。
ここから先の道は山の中に分け入りちょっとした登山路みたいです。
急な階段や足場の悪い場所もあるのでトレッキングシューズがぴったりです。(湖畔路入り口には健脚コースという注意書きもありました)
湖畔路は島を半周するルートです。向こう岸には箱根神社の湖上の大鳥居と駒ヶ岳の山頂も見渡せます。
最後の階段を登りきると弁天の鼻展望台も間近です。
公園駐車場のすぐ西側に箱根関所資料館と箱根関所があります。
恩賜箱根公園で明治時代を振り返り、隣の箱根関所で江戸時代を知ることが出来るという歴史も楽しめる観光スポットです。