シーズンオフのビーチリゾートで仕事も遊びも -まずは国際免許証

更新日：2019年12月7日

タイのビーチリゾートでスクーターをレンタルすると滞在中の足替わりになるし、ソロやカップルなら気ままに近郊の観光地にも行けます。

タクシーやトゥクトゥクでも頻繁に利用していると意外に出費が重なったりします。

スクーターでも行けそうな近郊のオプショナルツアーもちょっと高額です。スクーターレンタルは一日200バーツくらいで、レンタル期間が長ければ割引もあります。

もちろんタイでもスクーターを運転するには二輪の免許が必要なわけですが（免許証の有無の確認なしでスクーターを貸し出す現地の商習慣はここでは割愛します）タイはジュネーブ条約加盟国なので日本で発行された国際免許証が有効です。

同じアジアでも中国、ベトナム、インドネシアなどはジュネーブ条約でなくウィーン条約加盟国なので日本の国際免許証は無効です）

タイのレンタルスクーターはほとんどが110cc~125ccです。
小型自動二輪車（排気量51cc~125cc)以上の免許を所有していれば国際免許証でほとんどのレンタルスクーターを運転できます。（50ccの原付免許は不可）

先日、神奈川県警察運転免許センター（二俣川）で国際免許証を発行（即日）してもらったので国際免許証の取得方法や費用などをご紹介します。

昨年新築された免許センターは以前の学校のような外観ではなくオシャレな会議場をイメージさせるような建物です。

正面入り口を入ると正面に見えるのが自動受付機です。

ずらっと並んだ受付機の右端の2台（GとH)が国際免許の申請も出来る受付機でした。
タッチパネルを操作すると申請書が自動的に作成されます。
フロアの右手側にテーブルがあって申請書を記入する場所です。

神奈川県警のホームページでは国際免許の受付窓口は2階と記載されています（2019年7月）が、実際には1階の自動受付機で申請書が作成出来て申請書提出も受領も1階で完結しました。

今回の申請手順（すべて1階です）

・自動受付機の画面で国際免許をタッチ
・自分の免許証を機械に差し込む
・国際免許申請書が自動的に作成される
　（ここまで感覚的には1分で終了）
・申請書の手書き部分の記入（氏名など）
・収入印紙（2350円）を購入して申請書に貼付
・国外（国際）免許と書かれた窓口に申請書・パスポート・写真を提出
・番号札をもらい、付近で待機
・番号が呼ばれて申請窓口で国際免許証受領
　（自動受付機で操作してから免許証受領まで10分くらいでした）

受領した国際免許証にはバイク（A)とクルマ（B)の欄に印がついてます。

運転免許センターの申請時間

この日は水曜日の午後3時に運転免許センターに到着しましたが、自動受付け機の前に人の列はありません。受付機を操作していたのは私を含めて2名。かなり空いていた印象です。

日曜日だと申請時間は午後のみで混雑することが多いのですが、平日の午後遅めの時間なら空いている可能性大です。

運転免許センターの申請時間は平日は午前8時半から午前11時と午後1時から午後4時です。土曜日は休みで日曜日は午後1時から午後4時です。（記載事項に変更がある人は平日のみです）

運転免許センターでなく住所を管轄する地元の警察署でも申請できます。センターと違うのは申請後、受領まで約2週間かかることです。（自動受付機の有無は確認できませんでした）

申請用写真（5ｘ4センチ　無帽、正面、上三分身、無背景、枠なし）　

申請写真はそのまま国際免許証の写真になります。

国際免許証の有効期限は1年で日本にいれば使うこともないので写真撮影にお金をかける必要はありません。
条件さえ満たしていれば良いので今回はデジカメで自宅で撮影した写真をSDカードでプリント店（パレットプラザ）に持ち込み、国際免許証サイズにプリントしてもらいました。料金は1枚270円。仕上がり迄は20分程度でした。

過去6か月以内に証明写真などで撮影した画像がCDやUSBメモリーに保存してあれば国際免許証サイズに合わせてプリントしてもらえます。やはり一枚270円です。

撮影する正面写真を無背景にする簡単な方法としては背景になる壁面に白いシーツとか白い紙（カレンダーの裏側でOK)を貼ることです。しわが寄らなければきれいに無背景になります。