令和最初の夏休みに入った日本。
大さん橋には連日豪華客船が接岸していて観光客にも大人気です。
今朝も朝靄の大さん橋にバックでアプローチする豪華客船が一隻。
横浜に初寄港、ホーランドアメリカ マースダム号です。
もともとアメリカとヨーロッパ路線の定期便を運航していたのが名門 ホーランドアメリカ社で、現在は世界トップレベルの客船クルーズ会社です。
桟橋の真横までくると船上のスタッフがオレンジ色のボールを地上のラインマンに向けて投げます。
岸壁でボールを受け取ったラインマンはつながった細いロープを手繰り寄せていきます。係留用の太いロープはクルマに引っかけて引っ張り上げ、岸壁のピットに固定されます。
客船の最上階から大さん橋を見渡すゲストもいれば、早朝のためか客室のバルコニーからガウンのまま接岸の様子を眺めるゲストもいます。
クルーズ専門旅行会社
ホーランドアメリカが所有する客船はどれもシックな調度類のゲストルームと施設を備えていて、外観デザインも他のクルーズ客船よりもノスタルジックに映える印象です。木製チェアーが並ぶデッキの床はチーク材が使われています。
桟橋・ふ頭での見学
大さん橋屋上の送迎デッキは何時でも自由に入れるので大さん橋に接岸する客船を気軽に眺めることができます。早朝にベイブリッジをくぐって入港する客船や逆に夕陽を浴びて出航する客船を眺めることもできます。
大黒ふ頭は一般の人が立ち入れないので徒歩では間近に見ることはできません。ただし大型客船が接岸する時はスカイウォークが開放されることもあります。べイブリッジの下の歩道から客船を眺めることができます。
山下ふ頭もふ頭内には入れませんが山下公園から近いのでベンチから客船を眺めることができます。
海上からの見学
ふ頭を巡る港内のクルーズ船、遊覧船が便利です。 クルーズ会社によってさまざまな遊覧航路があり運行時間も異なります。
大黒ふ頭に接岸している大型客船を見たい時は、チケットを購入する前に大黒ふ頭の前まで運行されるかどうかを確認しておけば間違いありません。
大さん橋に停泊する客船を海上から見るだけでも迫力が違うし、出港のタイミングと重なると港内を航行する客船と別れを惜しむ乗船客を海上から見送ることもできます。
株式会社ポートサービスと京浜フェリーボート株式会社がそれぞれクルーズ船を多数定期運航しています。山下公園や象の鼻パークなどから乗船できます。
クルマなら早朝に駐車
GW中のベイエリアは特に混み合うので早朝でないとクルマの駐車場はどこも満車になります。この時期はベイエリア全体が渋滞してしまうこともあるのでJR根岸線「関内駅」下車で徒歩か地下鉄みなとみらい線「日本大通り駅」下車で徒歩がおすすめ。
バイクの無料駐車場も同様に混んでしまうので朝早めの駐車がおすすめ。
ベイエリアのバイクの公共駐車場やモールの駐車場などはこちらも参考になります。
8月の横浜港の客船とイベントのカレンダーはこちらです。
以上、「横浜港初入港 ホーランドアメリカ マースダム」でした。