みなとみらいや山下公園、それ以外にもベイエリアには屋外ランチを楽しめる場所がたくさんあります。
今回はベイエリアを見下ろすことができる高台にある公園二か所を紹介します。
野毛山公園
まずは野毛山公園。京急日ノ出町駅が最寄り駅です。徒歩10分ちょっとです。
駅の裏手を歩いて直接公園の展望台近くまで歩けますが、駅から大通にある野毛山動物公園の案内板に従えば安心です。
野毛坂を上がってくると右側の木立の多いエリアが野毛山公園の散策地区です。
坂を上がりきると吊り橋が見えて右側が有名な野毛山動物園の正面入り口です。
反対の左側のさらに一段高いエリアが野毛山公園の展望地区です。
吊り橋の下には自転車・バイクを停められるスペースがあります。
ファミリーで動物園に行った時も、この展望地区の広々とした場所でのんびりお弁当を広げられます。
ランチや好きな飲み物を持ち込むなら駅周辺で購入するのがおすすめです。買い忘れてしまったら動物園の入場が無料ですので正面入り口近くの売店で軽食程度なら購入できます。
広い割にはベンチは少なめです。カップルでも一人でも緑地にシートを布いて座れるのでゆっくりできます。
広い歩道を歩くと公園をぐるっと一周できます。
歩道と公園の周囲の茂みを分けるコンクリートの低い塀がベンチ替わりになります。
ちょうど良い高さで幅もあるので、さしずめ公園を一周する長ーいベンチみたいなものです。休日でもまだ少し寒いのでこの長いベンチに座る人もまばらです。
公園の展望台も人気の秘密です。
それほど高くない展望台で階段で簡単に登れます。それでもエレベーターが付いているので誰でも展望フロアから眺望を楽しめます。
標高があるので晴れた日には横浜ベイエリアだけでなく金沢方面や房総半島まで見渡せます。
日本初の近代水道発祥の地なのでかつての野毛山浄水場があり、当時の浄水場の建物が残されています。
明治中ごろに完成していて当時の水源は津久井。現在の横浜中心部の水道水は保土ヶ谷区にある西谷浄水場から給水されてます。
掃部山公園
次は掃部山公園(かもんやまこうえん)です。
最寄駅はJR根岸線桜木町駅で徒歩15分。バスなら「紅葉坂」バス停です。ランドマーク付近からでも徒歩15分程度です。
古くからある横浜の公園のひとつで山坂の多いエリアです。残念ながらクルマやバイク駐車場はありません。
県立図書館を利用するのであれば、図書館の駐車場が利用できます。バイクは無料です。
このエリアは県立図書館や音楽堂の方が有名ですね。掃部山公園はどちらかというとこじんまりした公園です。坂や階段もあるのでウォーキングを兼ねた散策にも良さそうです。
歴史は古くて、明治初期に外国人技師の官舎が建てられていた時代もあり、井伊家が所有した後に、公園になったのは大正3年。公園には井伊直弼像が建っています。
もともとは当時の一等地として各国大使館や欧米人高官の居留地同様に、この掃部山も横浜港が見渡せる景色の良い場所だったと想像できます。
周囲にビルが建ってしまったので横浜港の眺望はありませんが、ランドマークタワーは良く見えますね。
公園には長イス以外にも広いテーブルが設置されているので、グループでお弁当を広げることができます。
小さな和風庭園もあります。春は花見スポットになってます。
近い場所にコンビニはありませんので、お弁当やランチを購入する時は桜木町駅周辺で購入する必要があります。
軽食であれば隣接する県立青少年センターのレストランで食べることもできます。
横浜能楽堂もあります。こちらは能楽堂の前にポツンと咲く桜です。
オフィスエリアから少し離れていて平日は空いています。横浜の中心部に近い割には観光客も少なくて静かな公園です。