10月4日から6日まで横浜大さん橋にマルタ船籍のセレブレティ・ミレニアム号が停泊中です。東アジアクルーズの途中に横浜港に寄港しています。停泊中の客船の様子を見てきました。
大さん橋自体も大きな建築物なのに接岸している客船はまるで巨大なビルのようです。これで総トン数は91,000トン。(最近は10万トンを上回る超大型客船も横浜港に寄港しています。)
C・Dバースに停泊しているので赤レンガ倉庫からだと船首から船尾まで見渡せます。バースの長さだけなら450メートルもある大さん橋でさえほとんど隠れてしまってます。
大さん橋から見てみます。桟橋の送迎デッキの人影の小ささが客船の大きさを物語っています。
斜め前方から眺めてみると船体中央の屋上近くに客室のベランダよりも出っ張っているガラス張りの部分が見えます。
近寄ってみましょう。
熱帯地方のクルーズで日差しが強すぎる時や極地のクルーズで寒すぎる時はガラスに囲われた展望ラウンジから絶景を楽しめそうです。
そんな最上階のさらに上の部分で塗装作業が行われていました。桟橋のデッキからみてもかなり高所です。
客船の下部を見てみます。客船がバースの係船柱と多くのロープでつながれているのがわかります。
船尾には多くのロープが桟橋のあちこちの係船柱につなげてあります。船の中央部も船首も同じようにロープが張られていて、使用されているロープの数も係船柱の数も相当なものです。
ほとんどの客船が早朝に入港して夜になる前に出航してしまいますが、今回は大さん橋に2泊3日です。大さん橋ターミナルの車寄せには続々と大型バスが到着して、降車場所が観光客のバゲージで埋め尽くされてます。6日の出航の前にセラブレティ・ミレニアム号に乗船する人達です。
ターミナル内の乗船口です。チェックインフロアと同じ階にあってここまでは見物客がこれるエリアです。空港と同様にX線センサー機器を使ってセキュリティチェックです。のんびりとした雰囲気が漂う大さん橋ですが、さすがにこのエリアはピリピリとした空気ですね。
以上、大型客船セレブレティ・ミレニアム号と大さん橋の様子をご紹介しました。