クラビの休日 観光にもチョイ乗りにも便利なレンタルスクーター

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タイのビーチリゾートクラビでもスクーターが役に立ちます。バンコクで観光するならタクシーやBTS、MRTを気軽に利用できます。路線バスも安価で便利です。

ところが公共交通機関が少ないビーチリゾートはバンコクのように安価で気軽に移動ができません。

8月にクラビに滞在して毎日のようにスクーターを使いツーリング観光もしてみました。
今回はクラビでのレンタルバイクのヒントとレンタルスクーターで観光するメリット・デメリットなどをご紹介します。

 

1. バイクレンタル店の種類や料金

タイのビーチリゾートに行くとバイクレンタル店がたくさんあります。

スクーターを借りるには宿泊しているホテルで借りる方法とバイクレンタル店に行って借りる方法があります。

バイクレンタル店を兼業しているホテルもあるし、ホテルを通じてバイクレンタル店からレンタルできます。
掲示されたメニューからタイプを選べばホテルにスクーターを持ってきてくれるので借りるのも返却もホテルで出来ます。

レンタル店が遠かったりどこで借りたらよいかわからないという人にはおススメです。

直接バイクレンタル店に行って借りたいという人はグーグルマップで検索すると簡単です。
「Motorbike Rental」で検索すると何店舗も表示されます。
(日本語で「レンタルスクーター」で検索してもほとんど表示されません。)

アオナンビーチ近くのバイクレンタル店


レンタルできるスクーターの種類は110ccと125ccの小型スクーターがほとんです。150ccクラスも若干あります。

それ以上の排気量のスクーターやバイクを置いている店はわずかです。
小型だと一日200バーツ位が相場です。(ホテル経由だと同じスクーターでも一日250バーツでした)

ホテル周辺で足替わりに利用したり近場のビーチまで行く程度であれば小型スクーターで十分です。
レンタル店にあるスクーターの走行距離は少ないもので8000キロ、多いものでは3万キロを超えているのもありました。

距離計がデジタルだとエンジンキーを差し込んでオンにしないと見えません。

簡単にチェックできるのはブレーキレバーの効き具合やタイヤの摩耗くらいです。
店頭でブレーキレバーを握ってみて甘いのはダメです。溝が消えかかっているタイヤも雨で滑りそうです。

長くレンタルするならここはしっかり確認したいところです。

2. 郊外の観光やツーリングで使えるスクーター


エメラルドプールとか郊外の観光地に行くのであれば150cc以上がおすすめです。

平たんな道路が多いので125ccでも走れるのですが片側2車線、3車線の郊外の道路だと飛ばすクルマが多くなります。

乗用車と二輪の制限速度が時速90キロ!の道路もあります。150ccなら多少余裕もあって加速もスムーズなのでおすすめです。

150ccクラスはホンダPCXとヤマハN-Maxが定番のようです。一日レンタルで400バーツ以上です。

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どのタイプのスクーターも大きなウインドシールドはありません。

夜間に走れば虫がぶつかったり、郊外の道路では砂埃をかぶったりするのでヘルメットにはシールドが欲しいところです。でも無料で貸し出してくれるヘルメットにはシールドがありません。

少し長い距離を走るならバイク用のゴーグルが欲しいところです。リゾートならこのくらいのデザインも似合います。価格も手ごろですね。

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3. スクーターで郊外を観光する時に用意しておきたいグッズ

なんといっても暑さ対策とスコール対策です

・長袖シャツと帽子

雨季の8月でも陽射しは強くて半そでで1時間も走ると腕はかなり日焼けします。
そのまま走れば炎症を起こして真っ赤になりそうです。
タイ人もスクーターを仕事に使ってる人は男女に関係なく長袖着用です。観光地とは言え炎天下を歩くときは長袖シャツを着て帽子をかぶった方が安心です。

・ステンレスボトル

4号線のような幹線道路だとコンビニやレストランがある大型のガソリンスタンドがところどころにあって気軽に水分補給できます。

幹線道路から外れたエリアは要注意。コンビニどころか人が住んでいないような内陸で道を間違えたりしたら長時間、休憩なしで走るはめになります。

口の広いステンレスボトルがあると便利です。
出発前に氷をたっぷり入れてホテルの無料の水を注いでおけば半日くらいは冷たい水がいつでも飲めます。(100円ショップで販売されている保冷バッグはほとんど役に立ちません)

・長めのレインコートまたはポンチョ

突然のスコールが来たら急いで屋根のある場所に避難です。
避難場所がないならヤシの木の下とかでレインコートやポンチョを来て雨が止むのを待つ方が良策です。

走行用ではないので安物で十分です。ちなみに冠水する場所を知る由もないのでスコールが来るとこんな状態の道路に出くわすこともあります。

 

4. ガソリン給油のヒント

レンタルスクーターを借りた時のガソリン残量はバラバラです。ほとんど残っていない時もあるし半分以上残っていることもありました。

少なければまず最寄りのガソリンスタンドに行きます。 どこのスタンドにも計量器に係員がいて給油してくれます。

給油量は数リッターで十分ですが、2リッターとか3リッターとか給油量を指定するよりも60バーツや80バーツなど金額指定で給油してもらうとピッタリ支払うことができます。

給油量指定だと料金に端数が出て係員がカウンターを往復してお釣りを持ってきます。小銭が出るので面倒です。

主要道の4号線沿いにはコンビニやレストラン併設の大型ガソリンスタンドがあります。

PTTのガスステーション


クルマやバイクで使うガソリンの種類は主に3種類です。

安い順番に「E20」、「91」、「95」です。スクーターだとほぼ「91」です。
オクタン価やエタノールの混合比率が違い価格が違うそうです。

クラビのPTTではE20でリッター25.54バーツ(約90円)ーツ。
91が28.29バーツ(約99円)でした。

東京だとセルフ店でレギュラーがリッター130円くらいなので日本よりは2割以上安いですが物価の安いタイで考えるとガソリンは安くはないですね。

アオナンエリアにいくつかある小さい個人店のスタンドは価格がちょっと高めです。
2リッターくらいの給油なら気にすることもありません。

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5. スクーターをレンタルするメリット

まず機動性がぐんと良くなって時間を有効に使えることです。
アオナンエリアでビーチが近い場所に滞在していても移動するにはソンテウやサムローを使うことがよくあります。


路線が決まっているソンテウは一番安くて昼間ならクラビタウンまで一人50バーツ(約175円)程度。
乗り合いバスなのいろいろな人が利用していてローカル感が溢れます。

3輪バイクのサムローはアオナンの狭いエリア内なら二人で乗っても100バーツ。ホテルに横づけできるなら買い物帰りに使えます。

ソンテウは乗り降りが多いのでクラビタウンまでは結構時間がかかります。
レンタルスクーターならドアツードアで目的地に行けて駐車場所に困ることもありません。

高額なタクシーやミニバンを利用しなくて済むこと

ショッピングや日本食レストランに行きたい場合はクラビ空港手前にあるテスコロータスが便利です。衣料品だけならその手前にあるアウトレットビレッジクラビなども注目です。

どちらに行くにも最も安いのはクラビタウンでソンテウを乗り換えです。
時間がかかるのと片道100バーツなので往復なら一人200バーツかかります。


時間がなくて直行するとなるとタクシー利用です。

使ったことはないですが、クラビ空港からアオナンまでがタクシーは一律500バーツという固定料金なので逆にアオナンからクラビ空港近くに行くのも料金が高いのは想像がつきます。

ビーチリゾートのタクシーやミニバンは観光客向けで高いですね。
テスコロータスのレストラン街でラーメンや和食が800円くらいで食べれると思っても交通費が往復で3000円以上もかかるなら意気消沈です。

スクーターだとアオナンから片道30分ちょっとです。

6. レンタルスクーターありきでホテルを選ぶのもいい

アオナンエリアでも中心部から2、3キロも離れると自然に囲まれていて静かな環境です。客室もより広くなって設備が良いホテルもあります。

料金も安くなりますが徒歩でビーチに出るのが難しいとなると考え込んでしまいます。でもスクーターがあれば問題はかなり解消します。

レンタル料金が安いのでホテル4泊ならスクーターを3日間借りても600バーツです。

返却期限は3日後(72時間後)です。燃費も良いのでクラビタウンやアオナンエリアで3日間乗ってもレンタル料とガソリン代を合わせて700バーツ(約2450円)程度で済みます。

もちろん観光ツアーに申し込めばミニバンがホテルまで送迎してくれるので不便さは感じません。


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7. スクーターを使う事のデメリット

クラビでスクーターに乗る限りデメリットはほぼありません。

二輪車なので事故に巻き込まれた時に大けがをする可能性は高いです。
これはクラビに限ったことではありません。(実際にクラビで交通事故を見ることはありませんでした。バンコクとは違いますね。)

それでもクラビでは観光客がスクーターで起こす事故は多いそうです。

スクーターに乗ったことがないけどクラビで初めて運転して事故を起こしてしまうバイク初心者事故ですね。
(ちなみに免許の有無に関係なくレンタルできてしまうので無免許運転者もいます)

タイは日本と同じ左側通行です。右側通行の国の人にとっては走行感覚も違います。

ビーチ周辺で危ないと感じたのは横断歩道を渡る外国人観光客です。
横断歩道に人が待っていればクルマが必ず停止する国と違ってタイではクルマもバイクもほとんど停止しません。

歩行者はクルマやバイクが通りすぎるのを待って横断してます。自国のマナーで渡ろうとしてヒヤッとしてる観光客は結構見かけました。

幹線道路で危ないと思ったのは速度制限60キロでも100キロかそれ以上のスピートで飛ばすミニバンやクルマがいることです。

クルマの制限速度が時速90キロのこの道路だと一体何キロで走っていることやら。


幹線道路も一般道です。一番左側を自転車、サムロー、スクーターとかが走ってます。クルマの流れは全体的に日本よりかなり早いです。

Uターンするときは左側のレーンから中央寄りの右側車線に移動しますが後方をよく注意していないと飛ばすクルマに追突されそうになります。
クルマから見ても右側車線に移るスクーターが前方を走る車の陰になっていたら見えてませんね。

以上、「クラビの休日 観光にもチョイ乗りにも便利なレンタルスクーター」でした。

4号線を使ってエメラルドプールにスクーターで行ってみた様子はこちらです。

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