スクーターで観音埼灯台 明治時代から浦賀水道を照らす日本初の洋式灯台です

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夏休みになると観音崎の浜辺は海水浴客でごった返します。緑地のバーベキューエリアも大盛況です。東京・横浜からのアクセスも良くて横浜横須賀道路の浦賀ICでも終点の馬堀海岸ICからも近いので人気になるわけです。

冬季の一番人気はやはり観音埼灯台でしょうか。 今回は観音埼灯台とアクセスしやすい公園の東側エリアを中心にご紹介します。

冬季は混雑することもなく週末でも観音崎公園エリアの駐車場は余裕で停められます。観音崎公園は海岸と丘陵地の両方がある広い公園で日本開国後の歴史までみれてしまうハイキングコースにもなっています。


明治時代から昭和初期までは東京湾防衛の最前線として浦賀水道を守るため数多くの砲台や見張り台が設置されていたんですね。一般人はずっと立ち入り禁止だったんです。観音崎公園として整備されたのは昭和50年。その後、美術館や記念碑が設置され、歩道も整備されました。

公園内の駐車場

観音崎レストハウス周辺とゴジラの足跡もある自然博物館周辺の2か所に分散しています。広い公園なので行きたい場所に近い方の駐車場に停めたいですね。

駐車料金は年末年始・GW・夏休みの繁忙期は平日も週末も有料で、それ以外の平日は無料です。
普通車料金は繁忙期で1回890円。それ以外は560円。二輪車は120円とリーゾナブルな料金設定です。

第一・第二・第四駐車場

海水浴シーズンは観音崎の砂浜に近いここの駐車場は満車になります。3か所の収容台数は240台くらいあります。冬季は縮小営業しています。レストハウスやパークハウスにも近い公園の中心部でどこに行くにも便利なロケーションです。

第五・第六駐車場

観音崎公園の南側の海に面して二つあります。観音崎自然博物館や海沿いの展望園地のすぐそばです。二つの駐車場を合わせた収容台数は150台近く。
観音埼灯台へは徒歩10分ちょっと。平たんな海辺の道をたどって行けます。
公園の北の端にあるエリアや森のロッジまでは坂道も多くて徒歩30分以上かかりそうです。

横須賀美術館駐車場

他の駐車場は一日単位の料金ですが、美術館の駐車場は時間単位で課金されます。クルマの場合は展覧会の観覧で最初の一時間無料の割引がありますが、一時間310円なので長時間駐車すると駐車料金がかさみます。バイクは1回あたり210円で展覧会観覧なら無料です。

観音崎公園パークセンター

 

県立観音崎公園の管理事務所で多目的ルームなどもあります。 第二駐車場のすぐ上です。
建物自体は旧日本陸軍のレンガ造りの火薬庫だった建物を改修したものなので明治時代の建築物です。


さまざまなパンフレットや季節の見どころがわかる公園マップなどを無料で入手できます。公園は鴨居から走水まで広いエリアに渡っていて山あり谷ありで初めて歩く場合は地図を入手して窓口で話を聞いておくのも良さそうです。

場所によってはこういう道もあるので最初は戸惑うかもしれません。

戦没船員の碑・海の見晴らし台

観音崎公園には有名な碑があります。戦没船員の碑です。
あまり知られていませんが、太平洋戦争中のわずか4,5年の間に輸送船や貨客船など2,500隻以上の船が沈み、6万人を超える船員が犠牲となりました。

戦没船員の碑から観音埼灯台方面に歩くと右手に古いトンネルがあります。
ここを抜けると海の見晴らし台です。

トンネルを出るとまず目に入るのが砲台跡です。北門第三砲台跡です。見晴らし台はこの砲台の海側に整備されています。


観音埼レーダー局(旧東京湾海上交通センター)

海の見晴らし台から東方向に進むと海上保安庁の観音埼レーダー局(旧東京湾海上交通センター)があります。白亜の建物なので灯台と見間違いそうですがこちらは東京湾の船舶情報を管理する海上保安庁の施設です。

東京湾にいくつも設置されているレーダー局の一つで昨年から横浜に統合された東京湾海上交通センターでは各レーダー局の情報を一元管理しています。見学は出来ません。建物の脇の細い道を灯台方面に進みます。

観音埼灯台はすぐそこですが、途中険しい場所や見晴らしの良い場所もあります。

 

観音埼灯台

この灯台の良さは内階段を上って最上階から周囲を見渡せることです。もうひとつはその歴史です。初代の灯台は日本初の洋式灯台でフランス人技師ヴェルニーによって建設されました。最初の点灯が明治二年の元旦(1869年)なので今年(2019年)は初点灯からちょうど150年という節目の年です。

 

入り口はすぐにらせん階段です。右はらせん階段の途中にあるいう海を見下ろす窓です。

左が今使われている観音埼灯台のフレネル式のレンズです。らせん階段を上がると頭上にあります。内部に電球も見えます。

 

以前は八丈島の灯台で使われていた灯台頂部の灯ろうです。こちらも実際にレンズと電球が入っています。敷地内に展示してあります。


灯台の敷地からの眺めはもちろん最高で浦賀水道を行きかう船がすべて見えます。東京湾に浮かぶ第二海保の前をタンカーと自動車運搬船がすれ違っています。

右は霞がかっていて見にくいですが、海保の巡視船が見えてその先には本牧の製油所のオイルタンクと横浜のみなとみらいのビル群がかすんで見えます。

浦賀水道を挟んだ対岸の房総半島を望むと丘の上に建つ東京湾観音も見えてます。観音つながりですね。

海辺の道

観音埼灯台から道を下り砲台跡の前を通って海辺の道に降りてみようと思います。まさに切通しという感じの歩道を抜けたり石畳の曲がりくねった道もあります。

 


下る途中にある北門第一砲台跡です。ここは敷地も広くて構造がわかりやすい砲台跡です。


ここをさらに下ると車道にでます。観音崎隧道の手前です。ここを海側に進みます。


すぐに海辺の道のサインがあります。


海辺の道に手掘りの古いトンネルがあります。トンネルの右手は海上自衛隊観音埼警備所です。トンネルを抜けると浦賀水道が目の前に広がります。後ろを振り返ると自衛隊施設の沖に突堤が見えます。

途中、灯台を見上げることができる場所があります。海辺の道からみると丘の上に建っている灯台は見た目以上に高さがあることがわかります。


海辺の道に沿った磯は数少ない観音崎の釣りポイントです。

観音崎のビーチまで来ました。この砂浜の内側が無料のバーベキューエリアになっています。夏はサンシェードやタープで埋め尽くされるエリアです。


横須賀美術館・三軒家園地

海辺の道からボードウォークを歩いて、横須賀美術館を抜けて三軒家園地に向かいます。ボードウォークは観音崎京急ホテルの前を浜を抜けて走水までつながってます。

この場所のベンチは北風が当たるので冬は寂しい感じですね。途中のボート店の脇の階段を上ると目の前が横須賀美術館です。


ガラスを多用した建築で広い斜面の上に建っているのでどこからでも東京湾を眺めることができます。屋上からでも正面の芝生からでも良い長めです。

美術館の脇を抜けると三軒家園地に登る細道があります。すぐ隣なので5分もかかりません。陽当たりも眺望も良い園地です。


巨大な自動車運搬船が浦賀水道を南下する様子も見えます。


三軒家園地も陽当たりが良くて見晴らしが良いんです。ここも裏には砲台跡。公園内の他の園地も砲台跡の表側に整備されています。丘陵のなかでも高台にあるのが砲台跡なのでその前に作られた園地なら陽当たりも眺望も良いわけです。


三軒家園地からパークセンターに戻ります。園地を出ると歩道は明治時代の古い石垣に沿っています。ここでも木々が石垣にしっかり根を下ろしていて歴史を感ることができます。ここからは緑に囲まれたなだらかな下りの歩道でパークセンターまでつながっています。

アクセス

電車・バス
京浜急行浦賀駅から「観音崎行」バスで終点「観音崎」下車
一時間に3本~7本あり 運賃220円 約15分

JR横須賀駅から「観音崎行」バスで終点「観音崎」下車
一時間に3本程度 運賃440円 約35分

クルマ 
横浜横須賀道路 馬堀海岸ICから約5分 
横浜横須賀道路 浦賀ICから約11分 
どちらのICでも狩場ICから約30分 料金950円   

バイク
横浜横須賀道路 馬堀海岸ICから約5分 
横浜横須賀道路 浦賀ICから約11分 
どちらのICでも狩場ICから約30分 料金790円 

*夏季は横浜横須賀道路と観音崎周辺が混雑するので所要時間が変わります。

以上、「スクーターで観音埼灯台 明治時代から浦賀水道を照らす日本初の洋式灯台です」でした。

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