バーグマン200 走行4千キロの通信簿

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バーグマン200の通信簿

バーグマンの特徴をざっくりと

購入してから8カ月。走行距離は4千キロ。バーグマンの特徴をざっくりと言えば「コスパなミッドサイズスクーター」です。

日常の足に使えて週末は近県の観光や一泊ツーリングにも行けてしまう。冬季以外は宿泊キャンプにも行ってます。

これまで使ってきた感想を通信簿風にまとめてみました。乗る目的や使い方は人それぞれなので評価も異なりますが、初めてスクーターの購入を検討してる人や125ccクラスからの乗り替えを考えている人にも参考になると思います。

   ○の数が多いほど高評価 (個人的な基準です)                    

 項 目  判定ポイント 評 価
走り出し 発進のスムーズさ ○○●
速く走る 高速道路の追い抜き ○○◑
ゆっくり走る ノロノロ運転のしやすさ ○◑●
曲がる 峠道や市街地 ○○●
しっかり止まる 高速でも低速でも ○○●
乗り心地 シートやサスペンション ○○●
風防 高速での風の巻き込み ○○◑
荷物を入れる 量と積みやすさ ○○○
夜道を走る ヘッドライトの明るさ ◑●●
長く走る 燃料消費 ○○●
伝える能力 メーターパネルの見やすさ ○○◑
コスパ度 新車乗り出し価格 ○○◑

それぞれの評価の理由です。

走り出し ○○●

カタログデータではエンジンのトルクピークは6,000回転。
最高馬力は13kW〈18PS〉/ 8,000rpm

スロットルを回しエンジン回転数が4千回転を超えると遠心クラッチがミート。

その瞬間にググッっと発進して加速します。雨の日に後輪がマンホールの上にのった状態で急発進すると後輪が空転するぐらいで200ccでもパワーを実感します。

125ccクラスのスクーターから乗り換えてみるとクラッチミートタイミングがほんの少し遅く感じるかも知れません。
以前に乗っていたアドレス110はクラッチミートがわずかに速く車体も軽いので、発進に限ればスロットルの反応が敏感だった気がします。

バーグマンは発進してから7千回転以上をキープするとシフトアップも速く加速Gを感じながらスピードが上がります。

一般道ならスロットルを抑えないと時速70キロもすぐ超えてしまいます。

新車だと慣らし運転期間があります。その間の発進はアドレス110に置いて行かれそうです。スロットルは半開なのでクラッチミートした後、シフトアップもゆっくりめで俊敏な加速は期待できません。

慣らし運転が終わりフルスロットルで発進できるようになると高回転型エンジンの良さを実感できます。低速域から高速域まで息つくことなく加速します。

速く走る ○○◑

バーグマンのレビュー記事やブログには最高速度がメーター読みで時速130キロ以上出るというコメントもあります。

最高速を試したことはありませんが、東名高速の下り勾配で周囲のクルマの流れに合わせていると瞬間的には時速130キロくらい出ていてもおかしくありません。
(東名高速はスピードの出やすい下り勾配で80キロ制限が多いので制限速度表示の見落としには要注意です)

高速道路を走るときの巡航速度はだいたい時速90キロを意識してます。
この速度だと回転数は7000回転未満でトルクもあり排気音も静かです。足を前に出した楽な姿勢で巡航で燃費も良くなるのですからスクーターとしては高評価です。

荷物を満載しても高速を巡航出来るのでキャンプにも向いています。

時速90キロからの加速もスムーズなのでクルマを追い越す時は時速110キロくらいになっているイメージです。(道交法上は制限速度100キロなら追い越しでも100キロがマックスです)


時速100キロからでも加速しますが、それまでのキビキビとした加速ではなくなります。道路が空いていると速度制限を無視したクルマが走り抜けるので追い越し車線には入らない方がマイペースで巡行できます。

レッドゾーンは9500回転。まだ未知の回転数なのでエンジン音や振動などは不明です。

ゆっくり走る ○◑●

スクーターでゆっくり走るというインプレッション記事は読んだことがないですが項目に入れてみました。

スクーターに乗っていると一般道でも高速道路でも渋滞にはまって停止・発進を繰り返したりノロノロ運転の時間が結構あります。

画像 フリー素材ぱくたそ

ATのクルマであれば停止状態からブレーキから足を外すだけでゆっくり進みます。クリーピングです。歩く速さくらいのノロノロ運転ならブレーキ操作だけです。

スクーターも自動変速でATみたいなものですが、クリーピングが出来ません。歩く速度だとフラフラするので停止・発進・停止の繰り返しになります。

スクーターに共通するのは時速10km(メーターに10km表示がないので0kmと20kmの中間くらい)以下だと遠心クラッチが切れたりつながったりしてふらついてしまうことです。

ふらついて足を着く走行なら車体が軽い125ccクラスのほうが楽です。

バーグマンは一旦停止したら発進するには4千回転以上回さないとクラッチがつながりません。

時速10キロ超でキープできればバーグマンは足を前に伸ばしてリラックス姿勢で走れますが渋滞なのでクルマの流れ次第ですね。

ゆっくり走る点では砂利道やわだちのある林道も苦手です。もともと前輪への荷重が小さいことでふらつきやすいのと地上最低高が低いので底をぶつけてしまう危険があります。

すり抜けはお勧めできませんが、車列の間を時速10キロ以上で走れればスムーズに抜けられそうです。ただ、左右にクルマがひしめくなかで停止・発進でふらつくとどちらに寄ってもクルマがあるので気をつかいます。

次はライバル車や250ccクラスのバイクの車幅もチェックしました。

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