黒い樹脂部分は白っぽくタイヤは茶色に
バーグマン200を購入して1年と9カ月。
走行距離は約8千キロでエンジンも好調です。
今回は洗車についてです。これまで洗車は半年に1回くらい。
ネイキッドのバイクと違ってスクーターはコーティングされたカウルと未塗装のPP樹脂でカバーされているのでキッチン用中性洗剤で水洗していれば十分、だと思ってました。
先月は朝バタバタとツーリングに出かけて夜帰宅後カバーをして走行後の汚れを見ることもなくそのままにしていました。
時間が出来たお正月にカバーをとって眺めて見たら...なんか汚い!
シートの目地には拭いてもとれない汚れ。黒いはずの樹脂部分はホコリ?泥汚れ?
ステップボートの隙間には土がこびり付いてます。
黒かったはずのタイヤは埃っぽくて薄汚い!
未塗装の樹脂部分やタイヤをメインに洗浄することにしました。寒い一月ですが晴れていて風もなく洗車日和です。
未塗装樹脂はブラックコートを塗ってみたら黒色が復活です。タイヤは初めて「皮むき」洗浄したら新品みたいな黒色に。
「皮むき」を知ったのはYouTubeで人気の二宮祥平ホワイトベースさんの動画です。
後半のページでご紹介します。
まずは気になっていたシートの汚れ
バーグマンはシート面積が広いので余計に目立ちます。
シワも寄ってしまいタンデム部分は汚れが白っぽくなってます。
拡大すると目地に汚れが詰まっているのがわかります。
バーグマンのシートの表面はヘビ革のような加工です。
加工自体は良いのですが細かい目地の部分に汚れが詰まる感じです。
こうなると濡らしたウエスで拭いても落ちません。
ここは中性洗剤を使って小さい天然たわしとスポンジで表面をゴシゴシ洗います。
この天然たわしは百円ショップで2個で100円です。
小さめですが狭い部分にも使えて便利です。
たわしでこすると目地の汚れが見事に取れました。
黒色が蘇って何故かシワも消えました。
シート表面を拡大したビフォー・アフターです。
シートにはコーティング剤は使っていません。
中性洗剤だけでキレイになってツヤも出ました!
注目の樹脂部分の黒色の復活
未塗装樹脂の黒色を復活させるブラックコートです。
プロスタッフの「魁 磨き塾」です。
未塗装樹脂部分に使用します。バーグマンはカウル以外のボディやハンドルカバー、エアクリーナーカバー、リヤフェンダーなども未塗装です。
容量は100mlと多めで価格は1,280円(税抜)ホームセンターコーナンで特売中でした。
Amazonだと1,000円ちょっとくらいです。
(記事最後に購入品をまとめました)
スクーターだけなら何台分も使えそうな容量です。
クルマならインパネの未塗装部分や樹脂パーツ、樹脂製バンパーに使えます。
付属しているスポンジとマイクロファイバークロスです。
スポンジの黄色い部分にブラックコートを垂らして樹脂部分を磨きます。
(ブラックコートは液体なので少しづつ垂らさないとドバっと出てしまいます)
まずはグローブボックス下の樹脂部分やステップボードを中性洗剤で洗浄です。
ほんと汚れてますね。
100円ショップで買ったスポンジは不燃布が付いているのでこの面で洗います。
ステップボードの溝の汚れは天然たわしで溝をほじくり返すように洗いました。
汚れで白っぽく見えてたステップボードは洗浄だけで黒色が出ました。
ラバー素材なのでここにはブラックコートは使えません。
グローブボックスの下側の樹脂部分にブラックコートを塗布します。
スポンジでしっかり洗浄した後に専用スポンジでブラックコートを擦り込むように磨きます。ムラができないように付属のクロスでしっかり拭きあげます。
黄色円の部分で効果の比較です。
左側はブラックコート塗布済みです。黒色が戻ってます。
右側は洗っただけなので色は変わらず若干白さがあります。
写真だとツヤも出たためか太陽光が反射してしまい黒色がきれいに写りません。肉眼の方が黒色を実感できます。
説明書では効果は3カ月程度です。最初の塗布から24時間以上経ってから重ね塗りすれば持続性が向上すると書かれてます。
ではここまでの車体の洗浄ビフォー・アフターです。
Before
After
全体的に汚かったのですが、黒色の部分が復活すると印象が違います。
この位置からでも黄色円で比較したグローブボックス下の色の違いが見えます。
(白いカウルについたゴム・油系の除去はこちらでご紹介してます)
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