記録的な寒波に覆われる2018年の東京の冬。
晴れた日曜日を狙って東京都大田区の城南島海浜公園を訪れました。
この海浜公園は芝生の広場が広いし、砂浜もあって都内なのに海が主役です。
羽田空港に離着陸する旅客機撮影の絶好の公園としても有名です。
今回も横浜からスクーターです。
早朝はさすがに気温が低くて出発をちょっとためらっていたのですが、青空が広がって気温も上がってきたので昼前に出発しました。
横浜から一般道だけで大田区に行くのであれば国道15号線(第一京浜国道)、国道1号線(第二京浜国道)さらに川崎の工業地帯に近い産業道路のいずれかになります。
Google Mapで経路をチェックすると15号が一番早く到着する道路として表示されます。
確かに距離だけなら15号が最短です。ただし鶴見ー川崎ー蒲田は交差点も信号も産業道路よりもかなり多いんです。
平日であればおそらく国道15号を選択していたと思いますが、今日は日曜日なので産業道路を走りました。
平日だとトレーラーや大型車両がひしめく産業道路はこんな感じです。
(片側3車線なのですが高架の支柱や分離帯で反対車線の右折車が見えずらく死亡事故も多いんです)
日曜日は大型車はぐっと減ります。
横浜市鶴見区から大田区まで続く産業道路は平和島手前で国道15号に合流します。
合流後すぐに環状七号線と交差する場所が大森東交差点です。
ここを右折して環状七号線を直進すると野鳥公園東交差点を斜め右方向に走ります。
ここまで来ればもう目と鼻の先に城南島海浜公園があります。
実は到着寸前に道を間違えました! 左車線⇒側道に入るのに直進してしまいました。
地上の道路なら左折するかUターンで戻れるのですが、間違えた先は海底トンネル!
強制的に海の下のトンネルドライブです。往復20分くらいロスです。間違えたのはここです。
言い訳ですが、左車線への分岐近くから3車線の道路の中央の車線が道路工事。
道路は大きく左へカーブしていて、交通誘導の警備スタッフは通過車両を右車線に誘導しているかのようにカン違いしました。
それに前方を走るクルマやバイクが右車線に寄ったのでつられた感じです。
そこから中央の車線は工事中で右側車線から左側車線には入れず...側道に入れればあと5分で海浜公園だったのですが。
なんだかんだと城南島海浜公園の第一駐車場入り口の駐車場ゲート到着です。
自宅から1時間とちょっと。道を間違えて10分くらいロスした割には産業道路が空いていてスムーズだったので予測到達時間とほぼ同じになりました。
駐車場入り口ゲートには空き待ちのクルマが数台並んでいます。
駐車場内のクルマは意外にも他県ナンバーが多かったですね。(自分も他県ですけど)
外車も多くてポルシェ・アウディが連なってました。
バイクは無料ですのでゲートは通らずに右わきにバイク用通路を徐行して入庫します。
バイク駐車エリアは入り口近くです。旅客機撮影スポットに近いんです。
大型バイクが目立ちます。ハーレーも停まってました。
小型スクーターは私のスクーターを含めて2台だけ。日曜日の昼でもバイク駐車スペースには余裕があります。
すぐ目の前のつばさ浜に出てみると南端の撮影スポットには多くのアマチュアカメラマンが望遠レンズを構えています。
羽田空港からの旅客機の離陸方向は北でした。A滑走路、C滑走路から離陸した旅客機が上昇しながら公園の上空で旋回していきます。
つばさ浜を挟んで反対方向の海上には大型貨物船が航行している様子が間近に見えます。
浜と海路が近いので大型船舶の通過は迫力あります。大井ふ頭のコンテナターミナルもすぐ近くです。
海運と空運が交差するような場所が城南島海浜公園ですね。
バイク駐車場とつばさ浜の間には有料のキャンプ・バーベキューエリアがあります。
真冬の2月でもキャンプ場は一部エリアが営業していました。
オートキャンプ場への通路は閉鎖中です。
この寒い時期にどうなんだろうと思っていたのですが、営業中のエリアには結構デイキャンプ・バーベキューを楽しむ人が大勢いました。
風さえ強くなければバーベキューコンロの脇に設営したテントで寒さは十分防げそうです。
お昼時なのでバーベキューランチでしょうか。多少寒くても賑やかな雰囲気です。大小さまざまなテントが設営されてました。
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海浜公園は都心からも近いのでバイク二人乗りでもコンパクトなテントなら楽に積んで来れますね。
コールマンのテントをひとつ買っておけば宿泊とデイキャンプと併用できそうです。
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広場の脇にテントを広げてくつろぐファミリーもたくさん見かけました。
この日も最高気温は10度くらいです。ここ1カ月くらい最高気温5度とかの外気温が多かったので、陽光を受けると暖かくて気持ちいいくらい。この冬は寒さに慣れてしまったのかも知れません。
悪天候でなければ、低価格な小型テントとエアベッドの組み合わせもよさそうです。
使わない時は防災用備品と一緒に保管しておくと緊急避難用にも使えそうです。
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海浜公園の南側を歩いたので今度は北側のエリアを歩いてみます。第一駐車場を出庫して第二駐車場に向かいました。
こちらの駐車場もクルマの駐車場入り口ゲートの脇にバイク用通路があります。
通路を抜けて誘導路を進むと両側に車の駐車エリアが見えてきます。
手前と奥ではかなり距離があるので荷物を持ち運ぶなら、目的で駐車場所を選んだほうが良さそうです。
みなと広場なら手前でOK。ドッグランやスケボーなら奥の方です。
トイレは駐車場手前と駐車場の奥の両方にあります。第二キャンプ場の近くですね。
バイク駐車場はクルマ駐車エリアの左手前にありました。第一駐車場よりは狭いスペースですが一台も停まっておらずガラガラです。
クルマは第二駐車場の方が収容台数がはるかに多いので空きが目立ちます。
みなと広場に出てみると景色が違うのが印象的です。つばさ浜は羽田空港と海でしたが、みなと広場はこんもりとした芝生の丘もあって見晴らしがいいんですね。
大井ふ頭方向には都心のビル群が見渡せます。レインボーブリッジや東京タワーも見えます。
暖かくなれば東京湾と東京のSkylineを酒の肴にお酒を美味しくいただけそうな場所です。
水辺には釣り人が目立ちます。つばさ浜は釣り禁止ですがみなと広場側では釣りができます。海水面が近くてコンクリート護岸は釣り竿を立てるのにちょうど良い高さですね。
海浜公園のようなところで、本格的な釣りでなくても天気が良かったら子供と一緒にちょっと楽しんでみたい人もいると思います。そんなときは釣りセットを用意しておくと便利です。必要なセットがだいたい入っているのでちょい釣りには面白そうです。
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そろそろ午後二時近くになったので寒くなる前に帰宅です。第一駐車場の前を通りましたがこの時間でも入庫待ちのクルマが並んでいます。子供が安全に遊べる東京の海浜公園は冬でも大人気のようです。
海浜公園というと高級レストランやショッピングも堪能できるお台場が有名ですが、趣きが全く違います。
周囲には工場や倉庫も多いのですが、海のすぐ近くでバーベキューで盛り上がってもいいし、お弁当持参でランチだけを楽しむこともできる。
言ってみれば、普段着で気軽に来れる海浜公園でしょうか。