スクーターでプーケットビーチ巡りーパトンの日常

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プーケット  パトンビーチを拠点にスクーターで様々なビーチや観光スポットを巡ってきました。
今回はパトンに滞在中に目にした何気ないパトンの街の様子、マッサージ店、レンタルスクーターなどをご紹介します。

給水トレーラー

バンサーン生鮮市場近くの新築ホテルには丸一週間滞在しました。
新しくて場所も良いのにホテルサービスは切り詰めている格安ホテルでした。チェックインの翌朝、がらんとしたロビーに降りてみると目の前に派手なタンクを積んだトレーラーがドーンと停まってます。

何事? タンクからなにやら太いホース。歩道をまたいでホテルのロビーの横の通路に繋がってます。フロントスタッフに聞いてみたら給水車でした。新築のホテルなのに給水?どうしてと思いましたが週に数回給水作業があるようです。
ホテルの地下タンクに給水していました。一旦地下に貯めてポンプで屋上のタンクに揚げるんですね。

このエリアのホテルはほとんどが新築です。すべてのホテルに給水しているわけではなさそうです。普通のビルやマンションは上水道から供給された水を屋上の貯水タンクにポンプで汲み上げているのですが、このホテルには上水道がつながってない?

詳細はわかりません。長時間の給水作業ではありませんが、給水車に阻まれてロビー前に停めたスクーターは身動きできません。タイでは初めて見た風景です。

給水車が来る日も来ない日もスコールが来ると土砂降りになります。8月のプーケットは雨期なので一日に何度も雨になってひんやりした後は、また青空が広がる。そんな気候です。長い時は1時間くらい雨が続きます。これだけ降るなら給水車は要らないんじゃないのと思うくらいです。

スコールの最中のプールの水面です。落ちる雨つぶがバシャバシャと音を立ててます。

このちょっと前までは晴天で日光浴していたのに、ビーチの向こうに見えていた雨雲が迫って来て暗くなると案の定土砂降り。30分くらいは止みそうもないので、一旦部屋に撤収です。

元ホテルシェフが作ってくれるタイ料理

(撮影2016年8月)

ホテルから歩いて5分。バングラ通りにつながるサンサバイ通りのソイ(路地)にあるタイ料理の店。屋根のシートとシャッターが紅白で統一されている間口の狭い店舗が奥まで続いています。

たまたま口コミで見つけたので朝食を食べようと何気なくテーブルについてパッタイを頼みました。美味しいんです。パッタイだけでなくてどのタイ料理も他の店とは違います。価格は現地料金です。サンサバイ通りのChang Club Hotelの横の路地ですが、急いでいると見逃しそうな場所です。

簡素なキッチンしかない店で露天とあまり変わらない設備です。なぜ美味しいのか2回目に行ったときに聞いてみたんです。店の経営者の女子の前職はホテルシェフ。

味付け用のたれやソースが違いました。
自家製のたれやソースを自宅で作ってお店に運んで来ているそうです。ローカル向けのテイクアウトはそれなりに売れてた様子ですが、通りから見えにくい立地で観光客が通らないのが悩みの種のようです。(美味しくて安いので他の場所なら儲かりそうですが、移転してしまったら一年後に来ても見つけられそうもありませんね。

爆弾テロ事件の翌日のバングラ通り

(撮影2016年8月13日)

タイ南部の観光地で爆弾テロが続発した時期です。パトンビーチでもビーチロードにある交番の前で小規模な爆発がありました。バングラ通りのPATONG BEACHのアーケードを出てすぐの場所です。幸いなことに亡くなった方はいませんでした。

撮影したのは爆発の翌日で、警官数名とパトカーが通りの入り口を警戒してました。さすがに事件当日はどこへ行っても爆弾テロの話が出てました。プーケットは観光客で成り立つ島なのでテロ騒ぎには敏感です。数日後のバングラ通りです。

数日でバングラの賑わいも元に戻ってます。いったいあの爆発騒ぎは何だったんだろうという感じです。いつもの平和なパトンに戻ってました。

レンタルスクーターの相場

プーケットにはあちこちにレンタルスクーター店があります。ホテル自体でスクーターレンタルしてる所もあれば、小さなトラベルカウンターでもレンタルしていて路地にレンタルスクーターを並べていたりします。

ホテル以外に5,6店舗で聞いたみたレンタルスクーターの相場は24時間で200バーツから300バーツ。日本円で600円から1000円弱程度でしょうか。高級ホテルが立ち並ぶエリアだと300バーツの店が多い気がします。

ちなみに最初に5日間滞在したプチホテルではスクーターは全てホンダ Scoopy。24時間で200バーツ。これです。

同じタイプのスクーターでも走行距離が数千キロのものもあれば2万キロを超えているものもあるし、タイヤが新品のものもあればかなり減っているものもありましたが、どれも小綺麗なスクーターでした。レンタルバイク専門店だとタイプも様々だし大型のネイキッドのスポーツバイクのレンタルもあったりします。

一日借りるだけなら200バーツでも300バーツでもたいした差ではないので新しいスクーターで良いのでしょう。もちろん長期間借りるのであれば値段も交渉次第ですね。

ガソリンは言わずと知れたボトル入り。相場は一瓶30バーツから40バーツでしょうか。プーケットのどこでも道端で販売しているのでガス欠を心配したことはありませんでした。

満タン返しの必要はなくて、レンタル店に戻れるだけのガソリンが残っていれば問題ありません。スクーターを返却すると、レンタル店のスタッフがなにげにガソリン残量をチェックして、たくさん残っていればガソリンをポンプでボトルに詰め直して店頭で販売するだけです。原価ゼロですから利益率100%!

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格安レンタルスクーターが多いエリア

ラマイホテルのエリアは古い建物が多く路地が入り組んでます。
たまたま朝食をとっていたラマイホテルの脇の路地に格安なレンタルスクーターがありました。場所はここです。グーグルストリートでも見れるソイなのでちょっと拝借します。
右手の安いアパートの1階で新旧のスクーターを並べてレンタルしてます。24時間200バーツが基本のようですが、古いタイプは150バーツや120バーツのものも。ここなら長期レンタルという条件で価格交渉ができるかもしれません。

まずは試しに1日だけ150バーツのスクーターをレンタルすることにしました。お世辞にも綺麗とは言えません。転倒キズを隠してるみたいなステッカーが目立ちますがヤマハです。

メーターパネルの表面もひっかいたような細かい線が。エンジンは普通にセルスタートするしブレーキの効き具合も大丈夫そうです。この日はこのヤマハを信じて午後からオールドタウン方面に行く予定でした。

昼食をとって出発です。プーケットオールドタウン方面なので例の峠道を越えます。少しエンジンのもたつき感がありましたが峠の頂上をクリアです。他のスクーターでも何度か越えていたので少しづつスクーターのクセみたいなものも分かって来たかもしれないという感じです。

海外旅行

下りはブレーキの効き具合を確認しながら走行です。時速40km位でスピードを控えめに、と思ってスピードメーターに目をやりました。が、40kmくらいの位置にメーターの針が見当たりません。
なんとゼロの位置で止まったまま針が動いてません!走ってみないとわからない故障ですね。
一日150バーツという料金に妙に納得です。

ラマイホテル周辺のマッサージエリア

バングラ通りから200メートルも南に歩くと正面にアマタホテルが見えます。その先の左側がラマイホテルです。このあたりは通りの両側にマッサージ店が多いエリアです。

バングラ通りにはバービアが集まっているのと対照的です。制服を揃えたお姉さんたちが歩道で待ち構えるマッサージ店もあれば、一見、カウンター付きのカフェに見えても実はマッサージ店の併設カフェだったり外観は様々です。

ラマイホテル近くの安宿にも1週間滞在してみたのでショッピングモールに行くにもバングラ通りに行くにも必ず通る道です。呼び込みのオバさんたちやら軒先に並ぶおネエさん達は日本人だとわかると呼び込みに力が入るようです。断るのに苦労しましたが、3日もすると顔見知りになって諦めてくれます。

ラマイホテルの斜め向かいになるSoi Kep Sabの三角形のあたりもマッサージ店が多い場所です。ラマイホテル周辺からビーチに徒歩で向かうにはバングラ通りかこのSoi Kep Sabを通るしか道がありません。Soi Kep Sabは途中で車輛通行止めなのでほとんど車が通りません。
観光客もゆったりと歩けます。歩行者が多いのでここで網を張るのがマッサージ店にとっても効率が良さそうです。

このエリアのカフェやバービアもバングラ通りとは違って落ち着いてます。ゆっくり食べたり飲んだりできます。

何度か行ったカフェ&バービア店の店内モニターです。写っているのはSMAPの「世界で一つだけの花」 音量が大きいのでSoi Kep SabにSMAP映像と音楽が流れました。もちろんリクエストです。

次にリクエストしたのはAKB48の「恋するフォーチューンクッキー」や「ポニーテールとシュシュ」

この2曲が流れてからAKB48はタイではほとんど知られていないという事を知りました。店の女性スタッフも初めて聞いたという人ばかり。

タイ人には日本のポップスは結構人気があります。といっても20年、30年前にヒットした懐メロばかりですが。バンコクでもタイ人しかいないようなローカルのカラオケバーでも日本の懐メロが時々歌われてます。
洋楽とは違うタイのポップスには日本のポップスのようなテンポ・メロディの曲があって結構好みが似ているのを感じます。

今回はパトンの街の様子をお伝えしました。

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