今回はビーチではなくてプーケット島の最南端のプロムテープ岬を目指しました。
パトンビーチからプロムテープ岬まで実際にスクーターで走ってみたら見かけた気になる場所やビューポイントなどをご紹介します。
まずパトンビーチからすぐ南のカロンビーチ方面に向かいます。どこに行くにもかならず大なり小なり峠を超えますがカロンビーチへは道幅も広い高速ワインディングロードです。
シューティングレンジ
上り坂が終わり頂上あたりの右手に「Shooting Range」と書かれた建物があります。
建物の壁面の絵で誰でも射撃場ってことがわかります。街中のツアーデスクや観光客向けのチラシにも射撃ツアーが掲載されてます。
せっかくですのでちょっと寄ってみました。
建物に入ってもお客さんもスタッフも見当たりません。ロビーのガラスケースが気になります。銃器類が展示されてます。
拳銃以外にライフルも。スコープがついていて小さな札には「22 SNIPER」と書いてあります。スナイパー銃です!映画の世界でしか見たことがありませんでした。
いろいろガラスケースの中の銃を見ていたら奥のソファーからスタッフが起きてきました。寝ていたんですね。トラベルエージェントからのツアー客が多いのでしょうか、フリーの客にはあまり興味がなさそうな印象です。
拳銃もリボルバーやマグナム銃など射撃場でおなじみの種類がそろってます。強烈だったのはこれです。22口径のマシンガンです
このマシンガンも射撃場で撃てるそうです。拳銃での射撃の料金を聞いてみました。2000バーツ。ん?意外に高い。ツアーだと送迎料金は別だけど、射撃料金は1000バーツ位だったような。ツアー料金の倍?
飛び込み客にはとりあえず「定価」を提示したのか、そもそもツアーでの射撃の弾数と、この2000バーツの料金での弾数が同じかどうかもわかりませんので高いのか安いのかよくわかりません。ちょっと見学のつもりで入ったので細かいところは聞きませんでした。
(パトンビーチの射撃ツアーのチラシでよく目にする「Patong Hill Shooting Range」はここではなくパトンとプーケットタウンを結ぶあの峠道の途中にあります)
国際免許証は常に携帯
射撃場を出て今度は下りの高速ワインディングロードです。しばらくは上り坂と下り坂があります。急なコーナーはほとんどないのでスクーターでも爽快感いっぱいです。(この日はホンダのズーマーです)左にゆったりとカーブする最後の下り坂が終わるとそこはもうKaron Beachです。
なぜか下り坂の途中から渋滞です。事故かなと思ったら検問でした。両方向の車輛を停めて、トラックは荷台の中もチェックされています。
実はこの頃はタイ南部のリゾート地で小規模な爆弾テロが頻発した時期です。パトンビーチでも前日に爆発があった翌日でした。(パトンでは大きな被害は出ませんでした)すぐ横にPolice Boxがあります。先の方を走っていたスクーター二人乗りのYOUはスクーターを降りるように言われて書類をPolice Boxに提示していました。スクーターレンタルの時には国際免許証は不要ですし、プーケットで検問に会うことはほとんどないと思うのですが、常に携帯していないと警官に停められた時にはややこしい事になりそうです。
ここを無事通過してパトンビーチに比べたら静かなKaron BeachとKata Beachのビーチロードを通りますが、ビーチには寄らずにスルーします。
カロンビューポイント
Kata Noi Beach の手前から道路は海岸線を離れます。山側に入りまた峠道です。登り切ったあたりの正面にカロンビューポイントがあります。ツアーのワゴン車やスクーターが停車していて観光客も多いので見逃すことはないでしょう。
ビューポイントには観光客向けの売店もあります。一段高くなった場所にある屋根付きの展望台があって休憩もできます。ここからの眺めがこれです。
三つの入り江になったビーチが見えます。手前からKata Noi Beach, Kata Beach, Karon Beachです。どれもスルーしてしまったビーチです。
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プロムテープ岬ビューポイント
カロンビューポイントを過ぎてしまえば目的のプロムテープ岬までは遠くはありません。このあたりから道路の周囲はビーチリゾートというよりローカル色が濃くなってきます。
リゾートホテルは姿を消して、道路脇には住居兼売店が軒を並べていたり農家があったり。英語の看板がないと何を売ってるのかさっぱりわかりません。ビーチから離れたこんな場所でもレンタルスクーター屋さんがあります。
アスファルトの路肩がくずれていたり、流れた赤土が道路を覆っていたりする場所も。急カーブを回ったらサイドカー付きのスクーターが目の前をのんびり走っていたりするのでのんびり走りましょう。
道路が入り組んだ箇所もありますが、大きな曲がり角には「Phromthep Cape」の方向を示した標識が設置してあります。
ビューポイントの駐車場には観光バスがひしめいているのでここも迷うことはなさそうです。観光客目当ての売店やレストランも道路脇に並んでます。中国語の看板がやたら目につきます。駐車場にはいくつかバイク駐車スペースがあります。
駐車スペースにスクーターを置いて坂道を上るといよいよ岬です。
プーケット最南端プロムテープ岬です。
ビューポイントは高台で目の前に広がっているのは広大で青くて美しいアンダマン海です。
マラッカ海峡の西のはずれになります。ここから南西方向400kmの彼方がインドネシアのバンダ・アチェです。
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海に突き出た岬の上まで歩いて行けますが、足場の悪い斜面を降りるのでサンダルではなくスニーカーがおススメです。それにしても観光客が多いです。プーケットを訪れる団体観光客を一堂に見れるビューポイント?でもあります。
観光客向けのレストランや記念品のショップも数多くあります。ちょっとのぞくのは良いかもしれませんが、食事をするなら近くのRawai Beachに行くのもおススメです。
ここから数キロの距離しかなくてローカルのタイ料理やシーフード料理を海辺のテラスで食べれます。
Rawai Beachの様子はこちらをどうぞ。
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スクーターでプーケットビーチ巡りーRawai編
ドナとスクーターは海外でもスクーターで観光してます。 プーケットはスクーター天国かもしれません。パトンビーチではレンタルバイク店が多いのですが、通りに面した三ツ ...
以上、パトンビーチから最南端のプロムテープ岬までスクーターで走ってみました。
(追記) タイ語会話は英語よりも簡単?
場所によって違ってきますがタイでもローカルなエリアほど英語よりも簡単なタイ語の方が役に立ちます。
日本人とタイ人が互いに不慣れな英語でコミュニケーションすると予想と結果が違うことが良くあります。いっそのことタイ語を聴いて覚えてしまった方が楽なんです。
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ポイントは聴いて覚えることです。タイ語を勉強したことがない人ならなおさらタイ語を簡単に学習できるチャンスです。
(英語の場合、聞き取れない人は学校でカタカナの発音で英単語を暗記してしまった人が多い気がします。タイ語は知識ゼロなのでカタカナ発音を覚える前にタイ人の音源を聴いて覚えるとどんどん進歩します)
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簡単なタイ語でも会話する機会が増えるとタイ人とのコミュニケーションの幅がぐんと広がります。
たとえばプーケットに限らずタイの観光地の外国人相手のマーケットだと店頭の表示価格はかなり高めです。
値引きしてもらおうと下手な英語を使えば、外国人観光客という良い「お客様」です。丁寧な応対ですが頑張っても値引きはあまり期待できません。(英語ネイティブでない店のスタッフからしても面倒になりますよね)
でもタイ語で話しかけると事情が違ってきます。会話にお世辞を混ぜて話したりすると表示価格でなく現地価格でパパっと売ってくれたりします。タイ語を上手に話せば話すほど応対は「お客様」相手ではなくて普通のタイ人客と同様になりそうです。
簡単なタイ語会話に慣れてヒアリングが出来るようになるとタイ文字の読み書きも実際に書いて理解できるようになります。もう少しタイ語を上達させたいという人におススメの本があります。
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