川崎市の東扇島にある川崎マリエン。
外観が印象に残るタワー棟です。2本のタワーの最上階のつながった部分が展望室。空中回廊のようになっていて一周できます。
公園と一体になった敷地内には体育館やテニスコート、バーベキュー広場やキャンプ場まであります。川崎市が運営する施設です。
場所は首都高湾岸線の東扇島ICのすぐ近くです。
大黒ふ頭から羽田空港方面に湾岸線を走るとベイブリッジの先の鶴見つばさ橋を渡ったこの場所が扇島です。
オレンジ色の石油タンク(クロアチア代表ウェアー?)やJFEの巨大な製鉄所施設が見えます。
扇島は企業の私有地なので首都高湾岸線以外は一般車両が自由に走ることはできません。走りながら景色を眺めるだけです。
一方、川崎マリエンがある東扇島は物流拠点で下道も走れます。(トレーラー・トラックが多い)
東扇島に入る経路は二つです。
ひとつはこの首都高湾岸線の東扇島ICで降りる経路。
もうひとつは川崎の産業道路から海底トンネルを抜ける一般道の経路です。
今回は産業道路から工場地帯を抜けて海底トンネルで東扇島に上陸です。
産業道路の塩浜交差点を東方向に曲がり国道132号線を道なりに進みます。
千鳥運河を渡ると周囲はすっかり工場地帯。
そのまま進むと海底トンネルに入ります。
こう配が急なので下りはスピードが出やすい。(産業道路でも東扇島でも覆面パトカー見かけました)
トンネルを出て首都高湾岸線の高架をくぐるとすぐ左手に川崎マリエンです。
建物正面が駐車場入り口のゲート。
バイクはゲートのバーの左側をすり抜ける入場ルートです。(バイクは駐車料金無料)
バイク置き場は建物左手奥の位置です。
展望室があるタワー棟正面です。
10階建てで展望室の高さは地上51メートル。周囲にはここまで高い建築物は見当たりません。
二つのタワーが最上部で連結された構造です。
この連結部分が展望室でぐるっと一周できる回廊のようになっています。
エレベーターは右側のタワーです。
下から見ると展望室の四隅が外側に張り出してますね。
高所が苦手な人はこの絵は見ない方が安心かもしれません。
エレベーターで展望室に上がってみます。(展望室も無料です)
360°の眺望。展望室の向きは正面が南東方向になります。
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南東方向は東京湾が目の前で向こう岸の千葉県の君津も見えます。日本製鉄の製鉄所や火力発電所があります。
南西方向は天気が良ければ富士山がくっきり見えます。夜は工場地帯の夜景も見えるので夕刻から日没後の暗い時間まで楽しめる展望室です。
展望室利用時間
午前9:00~午後9:00 (入場は午後8時30分まで)
12/29~1/3を除く毎日利用可能(会館が定める休館日及び設備点検日があります)
他の施設の詳細は川崎マリエンのホームページをどうぞ。
川崎マリエン
東扇島には川崎マリエン以外に川崎市の公園施設が二つあります。東扇島西公園と東公園です。
工場や物流拠点がある東扇島のイメージとは違い海に面したファミリーにも人気の公園です。ホームページのリンクはこちらです。
東扇島西公園
東扇島東公園