キャンプで使うエアーマットを膨らます時に不便に思っていたのが空気の入れにくさ。時間も結構かかります。
夏場だと膨らましている最中に汗がしたたり落ちます。
でも簡単に空気を吹き込む方法があったので簡単にご紹介します。
外径16mm長さ30mmの小さなパイプです。
以前、アルミチェアーを自作した時のアルミのパイプのあまりです。これが役立つとは思っていませんでした。
先日、エアーマットを追加で購入しました。定番の銀マットも良いのですが丸めても結構大きいので次回のキャンプではマット2枚使いです。
左が銀マット。真ん中は今使っているオレンジ色のエアーマット。右が新しいエアーマット。本体はブルーで枕部分がないフラットタイプです。
次回のソロキャンは銀マット無しで、エアーマット2枚を自力で膨らませることになります。
ビーチボールや空気枕は唇でくわえて指で押さえるノズルがあるので子供でも簡単に空気を入れられます。市販のエアーマットはノズルではなくてバルブです。
二重構造で表のフタを閉めれば体重をかけても空気が抜けない仕組みです。
空気を入れるには口をすぼめてバルブの受け口と自分の口が離れないように抑えながら息を吹き込みます。肺活量も少し必要です。
オレンジ色のエアーマットだと3分半くらいかかります。
同じマット2枚を膨らますなら7分かかることになります。
夏場だと狭いテントの中でエアーマット2枚を膨らませたら汗だくです。
下は試しに100円ショップで購入したビーチボール用の小さな空気入れです。バイクでも運べるのはこのくらいのサイズです。
押しても引いても空気が出る優れモノですが細いノズルとエアーマットのバルブの受け口は形が違うので使えません。
他の市販の空気入れはサイズが大きくてバイク向きではありません。
もちろんファミリーキャンプでエアーマットやビーチマットを使うならこんな小型の空気入れが1本あると便利ですね。家族4人分でも楽に膨らませそうです。ノズルも3種類付いて割安です。
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空気入れなしで楽に空気を入れる方法がないものか考えてみました。
空気を吹き込みづらいのはバルブの受け口の形のようです。すぼめた口が受け口から離れると空気がうまく入りません。肺活量も必要です。
バルブの受け口の内径を測ってみたら二つのエアーマットは共に同じ内径で16mmちょっとです。大きさも仕組みも同じバルブ。
16mmと言えば以前に購入したアルミパイプの外径とほぼ同じ!
アルミパイプ椅子を自作した時に使って余っていた長さ3センチのパイプです。バルブ受け口に刺したらぴったり。
このパイプから息を吹いてみたら空気が楽に入ります。パイプの外径と受け口の内径はほぼ同じで吹く空気が無駄になりません。
ビニールテープを巻くとはまって抜けづらいくらいです。
オレンジ色のエアーマットをこのパイプで膨らましてみます。
(白く見えるのは巻いたビニールテープ)
すごく吹きやすい上にわずか1分10秒くらいで完了です。
つまり2枚膨らましても2分20秒。指の先くらいの小さなパイプをさすだけなのに結果は予想以上の成績!
たまたまアルミのパイプでしたがプラスチックでもカーボンでも外径さえ合えば大丈夫だと思います。バルブの受け口に収まれば良いので例えば不要な釣り竿などがあれば外径が14mm~16mmくらいの部分を4、5センチ切るだけです。
アルミでもプラスチックのパイプでも100円ショップで買えるパイプカッターで簡単にカットできます。(切り口のバリは紙ヤスリでとれます)
以上、「キャンプ用品 これで簡単にエアーマットに息を吹き込めます」でした。