酷暑だった今年の夏。その後は豪雨や大型台風と荒天がつづいてツーリングもままならないまま気が付くとすっかり秋になってます。
秋のキャンプ場は夏休みシーズンとは雰囲気も景色も変わってました。今回は秋のキャンプに合いそうなテントを注文してみました。下の写真は夏場のソロキャンプで使っていたヘキサタープと一人用小型テントです。
ヘキサタープの下に小型テントがすっぽりと収まってます。荷物もタープの下に置けば濡れないし、朝から強い日差しでもタープの影に入ると心地よく感じます。
もう秋なので真夏の日差しはありません。大きなヘキサタープを使わなくても大丈夫そうです。そうなるとタープもタープ用のポールもロープも不要になります。バイクだとタープがないのはかなり楽です。
今回アマゾンで低価格なドーム型テントを購入しました。入り口のシートを跳ね上げて使うと前室をオープンにしても雨を防ぐ屋根のようになります。
低価格なテントはさまざまなメーカーのものがありますが、購入したのはHUI LINGYANGというメーカーのテントです。
一人用小型テントとは比較にならない広さです。
HUI LINGYANG 前室あり 3-4人用 開放テント ツーリングドームテント 1人でも設営しやすい 新品価格 |
3~4人用となっていますが大人4人は無理そうです。大人二人に小さな子供一人ならゆったりと寝れそうです。
買ってみて良かった点はテントの収納サイズが小さくて重量も軽いことです。
一人用の小型テントより若干大きい程度の収納サイズです。細いポールは全部で3本です。インナーテントの天井を支える2本と前室の天井を支える1本です。ペグは細いスチール製のペグが19本とロープ。
インナーテントの上にポールを通すリングがあります。リングには簡単にポールを挟める工夫がしてあるのでテントの上に伸ばしたポールを置いたままパチンと留められて楽です。長いポールをテントの端のリングから順に差し込んでいくのは途中で引っかかったりして結構大変です。
フライシートの緑色は芝の色に近い落ち着いた色です。
前室の正面入り口を跳ね上げれば屋根替わりになるので多少の雨や日差しも防げます。雨が降っていれば調理は屋根の下で行って、食事はテントの中でできます。
(下の画像は仮に設営してみたものです。テント本体をロープ固定で固定していません)
予想より悪かった点は、フライシートの生地の薄さです。価格的に厚い生地は無理そうですが、防水性能もあります。それでもフライシート上部には一応防水スプレーを吹くつもりです。素材や縫合部の耐候性は何度か使ってみないとわかりません。
説明書が1枚入っていました。テントに巻かれた状態になっていてクシャクシャになってます。普通のドーム型と変わらない仕組みなのでドーム型のテントを設営している人なら不要かもしれません。
購入前に勘違いしていた部分がありました。インナーテントのメッシュ部分です。メッシュ部分の広さはフライシートに空いている窓の大きさと同じくらいなんだろうと思い込んでいました。
ところが組み立ててみるとサイドの四面のうち入り口以外の3面は上半分がほぼメッシュです。フライシートを張らないと中がクリアに見えます。
入り口はメッシュとテント生地が二重になってます。
少しくらい寒くても使うつもりでいたのですが、冷たい風が吹きすさぶ時はどうなってしまうのかちょっと心配です。
フライシートをビシッと張ってもフライシートとインナーテントが密着するわけではありません。寒い季節の外気の侵入を防ぐにはフライシートの下端を地面に密着するようにしてすき間ができないように工夫すれば風を防げそうです。
前室の入り口を巻き上げてたたんだ状態(左)としっかり閉めた状態(右)です。前室にはシューズやサンダル以外にもかさばる荷物も置いておけます。テント内が広く使えて便利です。(右は日が暮れてきてちょっと暗い)
このドーム型テントに合わせてグランドシートも注文しました。
1,800円くらいです。このシートも低価格で生地は薄いのですが気に入ったのはシートの6か所の留め金具はペグを打って地面に固定してグランドシートとして使う以外に、留め金具にロープを通してタープのように使うことができます。グランドシートが不要なサイトなら最初から小さなタープ用途で持って行ってもいいわけです。
ファミリーキャンプでも大きなタープを使わずにこのシートを小さいタープに使ってもよさそうです。タープ用のポールを使えばどこにでも設営できます。
シートの素材はタープより厚いですが、ブルーシートのように硬くはないので簡単に折りたためます。今回購入したドーム型のテントと並べてみると小さく折りたためることがわかります。
以上、「秋のキャンプツーリングに良さそうなテントを注文してみた」でした。