革工芸 ツーリングでも街歩きでも使えるカジュアルな革バッグ 前編

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明るいグレーの本革を使ってカジュアルなバッグを製作してみました。
趣味の革工芸としては工程が多いので前編・後編にわけてます。

使う牛革は60デシくらいの大きさで厚さは約2mm。

窓から入る光で表面に陰影がついて柔らかそうに見えますが硬めの革です。

市販品の革バッグを参考にしながらデザインしてみました。
A4ノートPCとデジタルカメラが入るサイズに。濃い緑色の革があったのでアクセントにしてカジュアル感を出してみます。

ハイブランドでもグレーの革の上質なバッグがたくさんあります。
もちろんイタリアやフランスの一流の革なので今回、浅草橋の販売店で購入できた安価なグレー革とはかなり違います。

ショルダーベルトはAmazonで購入した明るい緑色のアミテープです。柔らかくつるつるしたナイロン素材でナスカン付き。革のベルトにこだわる必要がなければ製作時間もぐっと短縮できます。

手持ちの本革(左側)は濃い緑ですが同系色ということで。

アミテープの良さは軽くて小さく収納できること。使わない時はバッグの内ポケットに収まり邪魔になりません。
今回購入したものはこちらです。

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内ポケット素材は100円ショップの遮光カーテンを利用。生地が二重なので思ったよりしっかりしてます。

工作用紙でモデルを作ってみてから用紙を革に合わせてみるとほぼ余裕なし。

バッグ本体から持ち手まで長いパーツがあるのですがどれもギリギリ収まった感じです。

粗裁ちしてコバ処理剤で床面を処理。

パーツをひとつづつ製作です。

持ち手です。持つ部分は床革を芯にして少し厚みを持たせてます。

持ち手は底まで長いベルト状にして縫い付けます。デザイン的に良いかなという感じでつくりましたが菱目打ちと縫い作業で4時間くらいかかりそう。

ショルダーベルトの肩に当たる部分は同じ革でパッド製作。

上部開口部に使うファスナーを縫った革と内ポケットです。

ナイロン製のポケットはヒラヒラするので緑革をステッチ。

ここでひとつ問題点が。
ファスナーの革を本体上部に仮留めして全体の形状を確認したら、この革の幅が広過ぎました。
このまま縫うとファスナーを閉めた状態でも全体が寸胴型になってしまいます。

製作したいスタイルはファスナーを閉めたら上部がすぼみ底の方が広くなる形です。

ここから修正作業。(縫い付け前に気が付いたのでなんとかセーフ)

ファスナー革の幅を狭くすると本体上部の幅が狭くなるので本体の革も裁断です。

ショルダーベルトを取り付けるDカンはバッグ本体内側に。使わなければ見えない場所です。
銀面側にDカンの革の縫い糸が見えるのでアクセントの緑革で隠してます。

パーツ製作の時間はそれほどかかりません。時間がかかるのはバッグデザインを考えて製作工程を書き出したり素材を決めることです。

デザインや素材を変えると時間がいくらあっても足らなくなりますがそれもレザークラフトの面白さですね。

後編では残りのパーツ取り付けと本体の縫い作業です。

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