日米親善春まつり2025 U.S.NAVYと海上自衛隊の装備を見に厚木基地へ

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米親善春まつりの様子です。4月19日(土)に開催。イベントの雰囲気や航空機を中心にまとめてみました。

イベントは午後6時まで。午後3時までに入場できればOKのつもりで相鉄線さがみ野駅に12時半頃到着。

神奈中バスで厚木基地近くまで行って基地正面ゲート到着は午後1時過ぎ。

入場待ちの行列の最後尾はどこだろうと思ってました。

ころがこの時間の行列はわずか数百メートル。立ち止まることもなくどんどん進みました。
ゲートでの持ち物検査、本人確認といったセキュリティーチェックもスムーズ。

実は去年も行ったのですが待ち時間が長くてギブアップしました。
正面ゲートにはオープン2時間前の午前9時に到着。南方向に延々と行列が出来ていて最後尾に到達したものの行列がなかなか進まず気が付けばお昼時という状況でした。

そのため今回は昼食を食べてから基地に向かったんです。

撮影がメインなら午後の入場でも時間は十分あります。

走路がある制限区域はまさに基地ですが、制限区域の外はアメリカの住宅地の雰囲気です。
緑地にシートを敷いてピクニック感覚も楽しそうです。米国人バンドのライブもやっているので日本にいながら海外の音楽フェス体験という感じです。

馴染みの和食のキッチンカーから目の前でステーキを焼いてくれるのバーべキューでブースもあって様々です。

厚木基地は海上自衛隊とU.S.Navy(米国海軍)の共用飛行場で展示も両方の装備がメインで一部、空自と陸自の装備も。

面ゲートを入って左側に来場者を迎えるように建っているのがマッカーサー像です。

銅像の後ろには年代物の飛行機。きれいな機体で日の丸が付いてます。

旧日本海軍の艦上爆撃機?と勘違いしてしまいました。でも旧海軍機を探してもこの機体はありません。

厚木基地の展示機を紹介するサイトはいくつもあって、掲載年によって塗装も違うんです。以前は米軍マークでした。

えっ?どうなっているんだろうといろいろ確認したら機体は同じでした。でも塗装が何度か変更されていて分かりにくかったんです。

結局、この機体は米海軍の練習機、T-6 Texanと判明しました。
なぜ日の丸?の疑問は解けてませんがT-6 Texanは戦後、自衛隊でも練習機として使われました。

の旧式の戦闘機やヘリの展示も結構迫力があります。

他にも緑地のあちこちにオブジェのように展示されているんです。

周囲にはシートを広げたファミリーがたくさん。日本人以上に外国人のファミリーも多くて多国籍なピクニック広場です。

緑地を過ぎて滑走路へ向かう人の波も賑やか。
通り沿いにも小型の展示機が設置してあり操縦席に乗る子供たちの笑顔がはじけてます。

正面右手に海上自衛隊のエアーターミナルビルが見えてきました。

ーミナルビルの右側には制限区域の滑走路への入場口があります。

制限区域に入った途端にケニー・ロギンスのデンジャー・ゾーンがガンガン響き渡っています。NAVYと言えばトム・クルーズ主演のトップガンです。

FA-18が並んでます。トップガン マーベリックで何度も出てくるシーンと同じです。一気にテンションが上がりますね。

一般の入場者がNAVYの軍人と気軽に話せる機会も滅多にありません。

簡単な日本語なら話せる米国人スタッフも結構います。

複座のFA-18のキャノビー。

F-35Cも迫力あります。
横須賀が母港の空母ジョージ・ワシントンの艦載機です。

将来、3作目のトップガンが製作されたらF-35CがロシアのSu-57と交戦する設定になる!?なんて感手に想像してます。

民間機と違い軍用機はほとんどつや消し塗装です。
ステルス塗装のF-35もつや消しですね。自然光の反射も抑えられている気がします。

ラックホークです。操縦席に着座する入場者の行列も長い。
さすが人気のヘリです。

ローター部分の構造は複雑かつ繊細。

国基地所属のオスプレイも展示されてます。

尾翼の塗装はもう絵画です。
日章旗と富士山ですが海自機ではありません。NAVYのオスプレイです。

オスプレイは水平飛行中はプロペラが前向きですが地上では上向き。
エンジンカバーも直立になってエンジン下側が丸見えになります。

パネルの汚れが目立ちます。水平飛行中にオイルや潤滑油が垂れてカバー外側ににじみ出た感じでしょうか。

バイクもエンジン下側には油汚れが付着して黒ずんだりします。ただし歩行者目線では見えないので誰も気にしません。

U.S. Navyの哨戒機 E-2ホークアイです。

8枚のプロペラのねじれ方や形状がなんか芸術の域です。

よいよ海上自衛隊装備。
最先端の哨戒機、SH-60Lです。
警戒監視から救難、対潜戦、対水上戦となんでもこなします。この装備なら素人目には対潜攻撃ヘリに見えます。

ソノブイだけでなく魚雷も対潜水艦爆弾も装備してます。

機体の前方も下部にも様々なレーダー機器。艦艇や僚機とのデータリンク機能も最先端。

敵潜水艦も単独では日本領海に近寄ることすら難しくなるのではという印象です。

ちらは陸自のヘリです。初めて知ったのですが陸自の要人輸送ヘリ、ユーロコプターEC-225LPです。
現在のエアバス・ヘリコプターズ社だそうです。

導入機数は少なく日本国総理大臣や国賓のための輸送用ヘリです。
内装は明るく上質なシートが使われています。
エンジン音を除けば乗り心地はレクサス以上でしょうか。

緊急着水装置が装備されていて万が一の際にはデカいエアバッグのような浮きが機体を囲むように展開します。

自の輸送機 C-130R。
ロッキード・マーチンが60年以上前に開発・製造した輸送機です。正面からみると丸みがあり威圧感もあります。

全幅40.4m、全長29.8m、全高11.7m。
巨大な機体です。

ただ民間の旅客機もサイズはかなり大きいんです。
JALもANAも大量に保有しているボーイング787-9です。


(ANAホームページより引用)
全幅62.8m、全長60.1m、全高17mです。

C-130Rは横から見るとなんとも愛らしい顔つきです。

広い貨物室も見学者の人気。貨物室内部の高さは2.74mあります。

空自衛隊のC-2輸送機です。
国産の輸送機として日本最大。海自のC-130R輸送機よりさらに一回り以上大きい。川崎重工製です。

全幅44.4m、全長43.9m、全高14.m。
20トンの物資を積載しても航続距離が7,600km。埼玉の入間基地ーオーストラリア大陸間をノンストップで飛行できます。

最低地上高の低さも際立ちます。
貨物室内部の高さは4mもあります。街を走る路線バスもそのまま乗る高さです。

大型輸送機は有事だけでなく巨大災害でも威力を発揮します。
防衛業界各社がもっとスムーズに海外展開できる環境になれば、円安も手伝って相当売れそうな気もします。

透明のカバーに覆われた両翼端の航空灯。配線も見えてます。
こちらは左側なので赤色。反対の右側は緑色です。

後の展示は救難機のUS-2です。
USで始まりますが新明和工業製で世界最高水準の飛行艇です。

車輪の格納も気になります。
一般の航空機は機体下部に格納庫があり車輪が隠れます。

US-2は車輪自体が車体の横についていて格納時は側面に持ち上がります。

海自のHPに離陸写真がありました。
主翼下の側面に車輪のタイヤが見えます。脚は格納されてもタイヤは出ているんですね。


(画像:海上自衛隊ホームページより)

飛行艇も海上自衛隊を代表する艇ですね。

限エリアから帰る時に見えたのが新旧の管制塔。
かまぼこ型の格納庫の手前の旧管制塔は老朽化で使用されていません。

現在運用中の新管制塔です。

よいよ来月は横田基地で日米友好祭イベントです。
5月17日(土)~18日(日)の二日間の開催です。

横田はUSAF(米国空軍)の基地なので展示機も最新の戦闘機から輸送機まで航空機の数が凄く多い。自衛隊の装備展示も数多くあります。
格納庫のライブ会場の熱気も凄い。

詳細は主催者HPをご確認ください。
Friendship Festival 

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