ツーリング中の旅先で予期せぬトラブル。困りものですが誰にでも予期せず起こり得るんですね。
立ちゴケしてレバーとかペダルが折れてしまったり、ワイヤーが切れたり。現地で修理できなければツーリングは終了になってしまいます。
日頃メンテナンスしていても走行中に釘や小さなボルトがタイヤに刺さってしまいタイヤ販売店までレッカーになることも。
バイクのレッカーは知らないだけでかなり件数は多いのかもしれません。
自分も立ちごけはFZS25に乗っていた時を含めて何度か。
やらかすのはだいたいキャンプやロングツーリングの途中で荷物を満載している時です。
ただ大きなダメージは一度も無なし。写真のMT-25はエンジンスライダーを付けていてタナックスのサイドバッグを装備してます。
倒れた時にバッグが衝撃を和らげた感じです。(タナックスさんに感謝)
昨年、東北紅葉ツーリングに出かけた時、初日に宿泊するホテルでバイクが動かなくなりました。(原因はバッテリー上がりではなくバッテリー異常でした)
この真っ白な写真は昼時の蔵王です。霧というより雲の中。眼下にある御釜は雲が途切れた時だけ見えてました。
凍える寒さでしたが周囲の木々は見事な霧氷でした。
(紅葉を見に行ったんですけどね)
ツーリング初日の様子とバイクをレッカーで搬送することになった経緯はこちらに書いてます
-
-
あれこれ雑記 紅葉ツーリング 山形でエンジン始動せず...前編
10月下旬、蔵王の紅葉が見頃という情報で2泊3日の東北ツーリングに出発することに。 早朝5時、まだ暗い住宅地を出発。気温は前日に比べてかなり低くなりました。大泉 ...
バイク保険(アクサのAXAプレミアムロードサービス)のお世話になったので保険でカバーされた費用や後日請求して補償された費用をまとめてみました。バイク保険がない場合の費用も調べてみました。
〇はバイク保険でカバーされた費用
●はバイク保険でカバーされない費用
〇バッテリー上がり対応サービス
保険会社に最初に依頼した作業です。保険会社が手配したロードサービスがホテル駐車場に来てくれました。
シートを取り外すとバッテリーが収まっています。
保険契約期間の1年に1回は無料ですが2回目以降は実費になります。
<<バイク保険契約がない場合>>
バッテリージャンピングの会社かJAFに依頼することになります。
作業は短時間でもサービスカーに乗ったスタッフが派遣されるのでそれなりに費用はかかります。高速道路上だったり夜間は料金も高くなります。
JAF会員なら無料です。非会員でも料金を払えば利用できます。
参考までに非会員の場合、バッテリー上がり対応サービス(一般道上もしくは自宅の場合で)は21,700円です。(2024年4月1日の改定価格)
〇レッカーサービス
これもバイク保険でカバーされ無料でした。ただレッカーの無料けん引距離は100km未満です。(保険会社によって条件は違う)
<<バイク保険契約がない場合>>
やはりJAFか民間会社に依頼です。
JAF会員なら基本料やけん引も距離20kmまでは無料。非会員も有料で依頼できます。特殊車両なので基本料金は高い。
JAF非会員がJAFに依頼した場合は基本料金27,700円。けん引料金は無料分の距離はなく1キロ毎に830円かかります。
今回のレッカーでは仙台市内の2りんかんまでけん引してもらったので距離は約75km。もしJAFに依頼するなら遠距離は高額になり過ぎます。
できるだけ近くのバイク販売店・修理工場までのけん引に収めたいですね。
JAFのロードサービスにはクルマならバッテリー交換サービスもあります。
今回修理を依頼した仙台の2りんかんではバッテリー交換で元通りに。
〇帰宅費用サービス(山形市から帰宅)
新幹線運賃+私鉄最寄り駅までの旅費
11,990円
JRに一旦料金を支払い後日、保険会社から全額補償されました。
〇修理後車両引取り費用サービス(自宅から仙台市へ)
新幹線運賃+地下鉄・バス運賃
13,040円
こちらも保険会社から全額補償されました。
●仙台泉2りんかんでの修理代金
バッテリー代金 16,980円
作業料金 1,650円
合 計 18,630円
バッテリー代金・工賃は保険でカバーされないので自費です。
結局、今回自己負担になったバッテリー代金(作業料込み)の18,630円だけ。バッテリーは3,4年で交換が必要な消耗品ですね。
バイク保険に入っていなかったり更新を忘れていたら痛い出費になってました。
初めてバイク保険に入る時や他の保険会社を検討するなら一括見積サービスも便利です。
インズウェブバイク保険見積りサービス
領収書は保険会社への請求時に必要です。
後日送付される請求用紙に領収書原本を添付して返送です。請求期限があるので早めに返送です。返送後3週間くらいで振り込まれました。
JRはみどりの窓口があれば乗車券・特急券購入時に領収書を発行してくれます。営業時間外であれば自動券売機で購入する時に「領収書」のボタンを押して領収書を入手する必要があります。
車両保険で自損事故の請求をしたりぶつけられて全損になった時などバイクの購入価格を確認するには販売店が発行した領収書や明細書が大切です。
ケースによっては後付けしたカスタムパーツも補償されることがあるので領収書は整理して保管ですね。
ホテル宿泊料が補償されるバイク保険。
帰宅予定の日にバイクが故障し公共交通機関で帰宅不可能だと宿泊費用がカバーされます。(宿泊費用か帰宅費用のどちらかがカバーされると思いますが保険会社で条件は異なります)
過去数年、訪日観光客の急増もあって観光地のホテル料金はどこも上がっているので補償されるのはほんと助かります。
数泊以上のツーリングだと工具を追加して積載したり、パンク修理キットや救急用品なども用意するライダーは多いと思います。
ただバイクが故障してバイクが使えずに電車で帰宅する姿は想定しませんよね。でも想定した準備も必要ですね。
・保険証書オリジナルか紙のコピーを携行
保険会社に連絡する時に紙の証書を見ながら話せばスムーズです。
最近は保険証書は郵送ではなくPDFファイルで電子メールで来ます。急いでいる時にPDFファイルを探すも面倒です。
・モバイルバッテリー
エンジンが始動できない状態だとスマホに充電もできません。
事故でも故障でも保険会社への連絡やロードサービスやバイク販売店などとのやりとりは電話ですし通話時間も長くなります。
スマホのバッテリーが切れたら...文字通り孤立無援です。
バッテリー価格は大容量でも手軽な価格になってます。これだけの容量があれば災害時の停電でも役立つしキャンプでLEDランタンの充電にもいいですね。
![]() |
新品価格 |
・荷物を持ち帰るバッグ
シートバッグを載せているライダーならシートバッグをリアシートから外して付属のショルダーベルトで荷物を担いて運べます。
![]() |
[Tanax] バイク用シートバッグ モトフィズ(MOTOFIZZ) ミドルフィールドシートバッグ ヘリテイジエディション 新品価格 |
電車で帰宅は想定したくありませんがデザインも良いシートバッグは担いで帰ってもいい感じです。
トップケースを使っていてシートバッグを載せていないライダーなら折り畳んで小さくなるナイロンのバッグを携行すると便利です。
普段のツーリングではホテル宿泊時に雑多な荷物を駐車場から客室に運ぶ時に使ってます。
・お菓子(非常食にも)
ロードサービスが手配できたらしばらく待ち時間です。小腹が空いたらやはりスナック類。ツーリング途中などでも自販機のホットコーヒーと合うキットカットです。
![]() |
ネスレ キットカット ミニ オトナの甘さ 11枚×5袋 名倉商事 新品価格 |
Part2ではJAFのロードサービスのメリットや年会費などをまとめました。