「森林エリア」です。
地図上では烏川渓谷緑地の水辺エリアと森林エリアは近く見えます。でも徒歩で行き来することはできない地形になっています。
水辺エリアから行くには一度、麓のアルプスあづみの公園の平坦な道路まで下ります。再び穂高カントリークラブへの道を上がります。
緑地管理事務所からバイクで10分以上、距離は7km弱です。
グーグルマップで目的地を設定する時にこの駐車場(森の家駐車場)を指定するとスムーズに案内されます。
トイレはありますがここも売店などはないので飲食物は麓のスーパーやコンビニで買っておく必要はあります。
森林エリア森の家駐車場です。
駐車場の北側の斜面はなだらかで高級リゾートホテルも建つ別荘地です。
この駐車場を通り過ぎてさらに道を奥に向かうと一の沢の登山口になり行き止まり。交通量も少ないわけです。
月曜日だったせいか駐車場にクルマは一台だけ。
駐車場の横から森に入る歩道は整備されています。
陽が差し込んでいて森の中でも明るい。
静寂そのもの。小鳥の鳴き声がこだまするのどかな森林でいいなと思いながら先に進みます。
ふと気が付くと貸し出し用で鈴が結んである杖が何本も置いてあります。
杖が必要なほど険しい山道があるのかもしれないと勘違いしました。
横にはなぜか鉄パイプが吊ってあります。
注意書きをみてびっくり。
「クマにお知らせするための道具です」
鉄パイプは鐘になっていて人の存在をクマに知らせるためでした。
つまり貸し出し用の杖についた鈴は熊鈴。
今、この森には私以外に誰もいないのでちょっと緊張。
遠慮がちに鐘を鳴らしました。もちろんチャリンチャリンと音がする杖もお借りしました。
場所によっては森も深いようですし。
5分くらい歩くと前方が開けています。ウッドデッキの展望デッキでした。
森の中なのにここまでは平坦な道が整備されています。説明によると駐車場から車イスでもデッキに来れるように設計されているそうです。
テラスから見ると目の前の立木の右側に常念岳、左側に蝶ヶ岳を望めます。北アルプスが目の前です。
夏になれば木々の葉が茂り視界は狭まりそうです。
森の中を歩いて駐車場まで戻ってきましたがる結局、私以外の観光客はゼロ。もちろんクマにも遭遇しませんでした。
多少は人がいた方が安心しますね。
麓に下る途中、畑の中の道路脇には食事中の野生のサルの群れが。
見回すと雑草が生い茂ったような荒地に二十頭くらい散らばっています。草をかき分けるようにして何かを指でつまんで口に運んでいます。
さきほどまで人影のない緊張感がある森林エリアにいたので野生サルの群れの賑やかな食事風景を見たら気分がほっとしました。
烏川渓谷緑地周辺の観光地 今回の展望・見晴らし台は長野県松本市にある市営アルプス公園です。(アルプス公園と言っても安曇野にあるアルプスあづみの公園は国営で別の公園です) ここも眺望が素晴 ...
(時間はバイク・クルマでの所要時間)
・国営アルプスあづみの公園
(堀金・穂高地区)
1.2km 3分
・安曇野わさび田湧水群公園
8km 12分
・松本城
17km 30分
・松本市営アルプス公園
19km 35分
観光地としても素晴らしい松本市営アルプス公園 長野県松本市
・信州スカイパーク
23km 32分
・大町公園(大町市)
27km 35分
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北アルプスをずっと眺めていられる大町公園展望台(長野県大町市)
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