一泊二日の白馬・安曇野・松本エリアを回っていたツーリング中に偶然知ったおすすめの渓谷です。
残雪の北アルプスの眺望と桜のスポットを巡っていて常念岳をもっと近くで見たいと思っていたら烏川(からすがわ)渓谷緑地に辿り着きました。
安曇野のガイドブックをめくると人気観光地は安曇野なので清流が湧くわさび農場や美術館なども人気です。
平野を自転車で巡れるおしゃれなカフェやレストランもいろいろ掲載されています。
烏川渓谷緑地が載っている本もありました山麓に入るので自転車での観光ルートからは外れているようです。
烏川は常念岳と蝶ヶ岳につながるいくつもの沢が源流です。安曇野の平野からわずか数キロで突然山深い景色の中です。
関東だと清流がある渓谷に行くとなると丹沢や秩父です。市街地からしばらく農村地帯を走りカーブが続く道路を登ったりダートを抜けて辿り着きます。
やはり北アルプスの山麓の街は大自然のなかにあるんですね。
国営アルプスあづみの公園前の片側2車線の広々とした道路を直進します。
公園前からでも常念岳が近く感じます。
公園前を過ぎると道路は狭い道路もありますが片側1車線の道路が整備されていてクルマでのアクセスも便利です。
烏川緑地管理事務所は公園前からわずか1キロちょっとです。秘境と例えるのは言い過ぎですが関東住みの人には十分秘境の景色です。
初めて訪れる人はこの管理事務所に寄ってみると分かりやすい案内図や緑地の利用ルールなど様々な情報が入手できます。
駐車場はいくつかあって、この駐車場は管理事務所横です。500メートル奥にはもっと広い駐車場があります。
この渓谷エリアは烏川渓谷緑地の「水辺エリア」です。
目の前には烏川にかかる吊り橋。
吊り橋から蝶ヶ岳の眺望。烏川の清流がえん堤を流れ落ちる水音が耳に心地良い。
吊り橋の上流は芝生の広場や渓流で水遊びができる場所も。
散策コースもアカマツの林の中の散策路で自然が一杯。
渓谷緑地の先端は須砂渡発電所の堰堤のダムがあります。そのダム下広場まで渓谷緑地の水辺エリアだそうです。
烏川渓谷緑地に便利なホテルが「ほりでーゆ四季の郷」で日帰り入浴も。建物自体は渓谷緑地よりも少し高い場所でホームページに掲載された客室からの北アルプスの眺望が手に取るように近いですね。
キャンプ場も併設されています。
次ページは渓谷緑地の「水辺エリア」を離れて「森林エリア」に行ってみます。