今回の展望台は神奈川県三浦市の城ヶ島です。
三浦半島は年に数回走る機会がありますが城ヶ島に入ったのは4,5年ぶりです。
横浜中心部から城ヶ島までは横浜横須賀道路を使えば1時間程度。距離は50kmくらい。
下道だけでも2時間弱くらいで行けるので125ccバイクでも楽しめる日帰りツーリングスポットです。(城ヶ島の磯や三崎の岸壁は釣りファンにも大人気)
以前は通行料が必要だった城ヶ島大橋は2020年4月から無料になっていました。
ツーリングの最初の目的地は城ヶ島公園です。
城ヶ島大橋を渡って下り坂途中の右手に城ヶ島公園入口が見えます。
突き当りが城ヶ島公園第一駐車場です。道路も整備されていてアクセスしやすい。
城ヶ島にはバイクも停められる公共駐車場が3カ所あります。(2022年4月時点)
・城ヶ島公園第一駐車場
・城ヶ島公園第二駐車場
・城ヶ島第三駐車場
料金は1回100円。ただし自動精算機で精算時にワンデイパスのボタンを押してパスを貰えば3カ所すべての駐車場に追加料金なしで何度も停めることができます。
ここ第一駐車場は自動精算機ではなく係員に料金を先払いするのでワンデイパスを手渡ししてくれると思います。
(最初に第二・第三駐車場に入庫した場合は出庫時に自動精算機で利用者がワンデイパス発行ボタンを押す必要があります)
バイク駐車場エリアも広め。
公園の東に立つ安房埼灯台に向かう道の周囲は松林。どの松も北方向に曲がっています。
この松林の道を抜けると気持ちよさそうなうみのね広場です。
海側にも道があり景色が開けた場所にはベンチも。
降りる途中、島の南側の切り立った絶壁が迫ります。
絶壁の下は比較的平らな磯が広がっていて磯釣りを楽しむ人やファミリーも多い。
階段を戻って安房埼灯台に向かいます。
安房埼灯台です。周囲は広く平らな緑地になっています。トイレも近くにあるのでファミリーピクニックも最高です。
灯台の横にある第一展望台から東方向を望みます。荒々しい磯が城ヶ島らしい風景です。
この日は雲が多く房総半島はあいにく見えません。
フェンスの先に見える円形の物体は城ヶ島砲台跡です。
砲台跡の脇にも磯に降りれる急階段があります。
展望台から周囲を撮影していてふと気が付くと背中側の手すりにトンビが。さすが猛禽類、鋭い鳶口です。
(あまり人に近寄らないトンビなのでちょっと意外)
カメラと目が合うと意外にかわいい目をしてました。
このトンビにお別れして第二展望台経由でウミウ展望台に向かいます。
周囲の植生を眺めながら第二展望台に近づくとまたトンビが羽を休めているのが見えました。
展望台に上がるとトンビはさっと飛び立ち風に乗って第一展望台に舞い降りました。さきほどのトンビですね。展望台を行ったり来たりしているようです。自分のテリトリーだったのかもしれません。
駐車場に戻ってウミウ展望台に向かいます。
道路脇の展望台入り口にはウミウのモニュメント。
歩道脇の植生が途切れた場所に展望台がありました。
正面の断崖がウミウが生息する場所です。(越冬する場所なので4月下旬にもなると一羽もいませんでした)
眼下には秘境のような浜辺も。
海岸線が長い神奈川といえどもこれだけ険しい断崖はここだけ。
駐車場に戻るとバイクの近くで白黒のブチの猫がのんびり昼寝。
Googleマップの「城ヶ島公園第1駐車場」の投稿にも同じような猫が何匹も映ってました。
広い公園で見かけた猫はみんなのんびりしていたような。
島の東側と南側の景色をご紹介しました。島の西側にある城ヶ島灯台や商店街は今回はパスして、次ページでは三崎の下町やマグロのお店をご紹介します。