バイクで駆ける「鎌倉殿の13人」ゆかりの地 ②小田原 石橋山古戦場

参道の急な階段を降りた場所が与一討死の地です。ねじり畑と呼ばれています。

奥の木々がねじれているようにも見えます。

ねじり畑から５，60メートルの場所に文三堂があります。

ここの石段も歴史を感じます。
与一が討ち取られたと知った後も文三は多くの敵を倒しますがやはり討ち取られてしまいます。

平家方の大庭景親の3千騎に対して頼朝勢は3百騎でした。

『吾妻鏡』には1190年（建久元年）に頼朝が佐奈田霊社を訪れて涙を流したと書かれています。

周囲の段々畑はどこもミカンが実っています。

南や東に面した斜面は陽当たりがよく水はけも良さそうです。ミカンの生育に適した土地です。

文三堂から佐奈田霊社の駐車場に戻るには急な階段を登らなくても海側の平坦な道をぐるっとまわって戻れます。

海側はどこも素晴らしい眺めです。

石橋山古戦場を後にして真鶴にバイクを走らせます。

源頼朝が安房国に向けて船出した場所、岩海岸です。

石橋からは国道135号を走ります。有料道路の真鶴道路を走って岩ICでもＯＫですが下道の135号でも岩海岸にはスムーズに辿り着けます。

真鶴付近はこれまで何度も走りましたが岩海岸に降りたのは初めてです。

岩海岸の目の前の橋が真鶴有料道路の岩大橋です。

無料のシャワーがあるトイレです。2階は閉まってました。

浜辺の前にある弁天島です。

左右が岩場になっていて湾になっています。打ち寄せる波音が響くような静かな浜辺でした。

この地から頼朝は土肥実平（どひさねひら）が用意した船で安房国に船出します。

石橋山の戦で頼朝配下の武士たちは分かれて逃げていて船には頼朝と実平以外に誰が乗っていたのか諸説あります。

漁港入り口の道の近くに頼朝船出の碑が建っています。

ドラマのキャストに土肥実平（演：阿南健治）が入っているので船出のシーンが再現されるかもしれません。

一方、佐奈田与一はキャスティングされていないのでドラマを通して与一が登場することはなさそうです。

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