バイクに積載されているビニール製の工具入れを本革にしてみました。
車載工具のケースは素材によってはゴワゴワで特に冬場は硬化して使いにくいんですね。
FZS25はリアシートの裏に車載工具があります。
ドライバーとスパナ2本。8mm~14mmです。
FZS25はメインシートを外すのに8mmスパナが必要です。ETCのカードの入れ替えやサイドケースを外してバッテリーをチェックする時にメインシートを外すことになります。
このビニールケースはまだ柔らかいほうですが今回、本革のケースに替えたいと思います。
早速製作です。
端切れ革の中から茶系のオイルレザーを使ってみます。ペンケースのような形にしてホックを付けるだけです。
サイズはペンケースより一回り小さくて長さは150mm程度、幅は70mm弱、厚さは30mmくらいです。型紙を作って革を粗裁ちします。
楕円に裁断したのは両サイドの部分です。
床面の処理をして周囲を縫っていきます。
サイドの部分は楕円に切った革を本体に接着剤で貼り付けてから縫います。
接着剤が乾くまでクリップで押さえてます。
縫い作業のあとにコバのはみ出た革を革包丁で揃え少し磨いてます。
完成しました。車載工具を入れてもまだ余裕があります。
シートの裏に取付けてみます。
工具スペースより若干大きくなってしまいゴムで押さえると少しゆがんでますがだいたいOKですね。
ビニール系と違って手触りも良く工具の出し入れもしやすいケースに仕上がりました。