本革バイクグッズ 冬用レッグカバーの自作 手軽な寒風対策

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先月納車されたヤマハFZS25で時速100キロで巡航してみました。

真冬でもバイクは快調なのですが足元が寒くてたまりません。

首元と手首への寒風の侵入はネックウォーマーと冬用グローブで防げますが短いブーツだったのでズボンの裾が上がり足首が寒風に晒されます。

女子にはカラフルなレッグウォーマーが似合いそうですが男子向きのものがない。

今回、寒風の侵入を防ぐためにすねの下からシューズまでカバーするレッグチャップスのようなカバーを作ってみました。

ツーリングではバイクを駐車場に置いて歩き回るのでスニーカーや短ブーツで出かけることが多いんです。整備された登山道もあれば砂利混じりの海岸だったり。

スニーカーや短ブーツでも足首の防風対策のカバーを付ければ寒い中でも快適に走れそうです。

以前購入した端切れ革のセットの中に青で縞模様の革があったのでそれを使ってみます。厚さは1.2mm程度で柔らかめ。

レッグカバーに欲しい機能はこんな感じです。

・足首からの風の侵入を防ぐ
・脱着が楽でコンパクトに収納
・高速走行でも外れない

早速製作してみます。
厚紙で模型を作ってみてそれを型紙にして革を粗裁ちします。

上からスカート部分、ホックで留めるベルト部分、そして本体です。
財布のようにミリ単位で正確に革を切る必要もないので気軽に裁断です。
ベルト部分は周囲を縫って補強です。

本体の下側にスカートを縫い付けました。
切断した断面はコバ処理してます。

本体の前側は山折りにしたいので床面側(裏側)を少し漉いてます。
薄くして接着剤で貼り付けました。

前側がしっかり折れ曲がり強度も出ました。
スカートの部分には靴底の土踏まずひっかけるゴムバンドを縫い付けました。

ゴムバンドは100均で買える丈夫そうなゴムです。

ホックを留めるベルトの長さは実際にブーツを履いてカバーを当てて丁度良い長さにしました。

ホックは外側です。素材が軽くて柔らかいので折り曲げて小さめのバッグにも収納できます。

ブーツに履かせるとこんな感じです。ブーツの土踏まずにゴムを引っかけます。ゴムがあるとカバーが上方向にズレません。

スカート部分がブーツ上面にフィットしてます。

試着走行してひとつだけ修正しました。

ホックを留めるベルト(黄色の丸部分)が少し張り出したためブーツを地面からステップに乗せるときにこの部分がステップに引っかかりやすい。

ここを短くしてみました。

ステップに引っからなくなりました。

このカバーを付けて街中や高速を走ってみたら、時速100キロでも外れることはなく足首に当たる風がなくなって快適です。

ツーリングの帰り道にホームセンターで買い物をした時、このカバーを外し忘れたままでした。付けたままでも違和感が少ない。

ツーリングの機会が多いなら一足欲しいのは本革のバイク用ブーツです。

本革は軽くて自分の足に馴染み手入れをすれば経年変化がむしろいい感じになります。

レザーブーツのおススメはDEGNER(デグナー)です。Zip Bootsが気になります。本革なのに2万円台から購入できます。

DEGNER

Zip Bootsだとズボンの裾を入れて閉じるので裾がめくれることもありませんね。

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