神奈川県の丹沢にある宮ケ瀬ダム。ダム湖の宮ヶ瀬湖は一年中観光客で賑う観光スポットです。
12月は自生するモミの木が巨大クリスマスツリーとなって周囲にはイルミネーション輝く光のメルヘンなど注目のイベントもたくさん。
今回は宮ヶ瀬湖ではなくて宮ヶ瀬ダムサイトと副ダムになっている石小屋ダム周辺に向かいます。かつての中津渓谷の一部で今は県立あいかわ公園と一体になっています。
都内からクルマで行くなら中央高速、八王子ジャンクションで圏央道、相模腹インターを降りて20分。都心から1時間~1時間半で到着です。
横浜からクルマなら東名高速で厚木方面に向かい圏央道で相模原インターです。1時間ちょっとです。
もちろんドナとスクーターはスクーターです。
横浜から一般道だけです。途中休憩を入れても1時間半~2時間くらいで行けます。
グーグルマップであいかわ公園を目的地にすると国道16号から国道246号に入り、厚木手前で国道129号線に入って北上と表示されました。
日曜祝日ならこのルートでも良さそうですが、平日は大型トレーラーがひしめく道路なので違うルートを使いたいところです。246号は大型トレーラーやダンプの後ろで排気ガスを浴びながらのろのろ運転になってしまうことも良くあります。
高田橋か昭和橋(依知神社前)を最初の目的地にしてセットしてナビに従えば国道246号を使わずに相模川を渡れます。
国道16号の相模大野を過ぎたあたりから西方向(相模川方面)にナビされることになります。初めて通る時は狭い道も多く住宅街を抜けるルートも表示されますがスクーターならスムーズです。
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相模川にかかる橋を渡り終えると相模原市から愛甲郡愛川町になります。
景色も変わってくるし道路も空いてきます。スクーターでもあいかわ公園まで快適な走りを楽しめます。
宮ヶ瀬ダムサイト周辺の道路は一般車は入れません。あいかわ公園の駐車場にバイクを駐車して徒歩です。ダムサイトは公園駐車場からは徒歩15程度の距離です。
公園入口です。12月の平日だとクルマもバイクも駐車料金無料でした。
中央広場と管理事務所のあるパークセンターです。館内は冷暖房完備で休憩スペースもあります。
ドライブに疲れたらここに寄ってからダムサイトに向かうのが良いかもしれません。広いあいかわ公園のマップをチェックしながら休憩です。
12月の平日だったので広場には幼児連れのファミリーや中高年のグループがちらほらという程度です。気温は低かったのですが、風はなくて昼食時はポカポカ陽気でした。
冒険の森と名付けられた丘にはファミリー向けのアスレチック施設も盛りだくさん。詳細はあいかわ公園の公式ホームページでチェックしてみてください。子供たちには受けそうです。あいかわ公園
中央広場から長い坂を歩いてダムサイト方面に向かいます。
行きはゆるい下り坂が続きます。もちろん帰りはその分登り坂です。散歩にはちょうど良い距離です。
小さい子供や高齢者の方もロードトレイン「愛ちゃん号」を利用すれば問題ありません。パークセンターとダムサイトの間で運行されています。周囲の景色を楽しめる列車スタイルのバスです。(12月末~3月下旬は運休)
坂を下って行くと最初に宮ヶ瀬ダムの副ダムになっている石小屋ダムです。
ダム湖の色にびっくりです。
エメラルドグリーンというのかコバルトグリーンというのか。青みがかった明るい緑色です。陽は当たらないのに明るい色!穏やかな水面にいく筋かの波紋が見えるのは鴨が泳ぎ回っているせいです。
このグリーンの水を蓄えているのがこの石小屋ダムです。「石小屋橋」があるのでダムの上を歩けます。
石小屋ダムのあたりから見える周囲の山の形は以前と変わっていません。かつての中津渓谷です。石小屋付近でキャンプした時に見上げた当時の中津渓谷の山々です。
石小屋橋からは宮ケ瀬ダムが見えます。手前の橋は新石小屋橋です。ダムサイトに歩いて向かいます。
新石小屋橋は道路橋です。
春になればロードトレインの「愛ちゃん号」もここを通ってダムサイト直下まで運行されます。
ダムの堤高は156メートル。見上げると圧巻です。
正面のインクライン(ケーブルカー)乗り場の入口に立つ観光客と比べるとダムの巨大さがわかります。
ダムの向こうにある宮ヶ瀬湖には何度か行ったことがあったのですがダムサイト直下は初めてです。夏になったらまた来てみたい気がします。
ダムサイトから振り返ると見える新石小屋橋です。
あいかわ公園は丹沢でも宮ケ瀬ダムサイトの下部なので日暮れが早い気がします。日陰になると気温も急に下がるので速足で駐車場に戻ることにしました。