前回、イサーン ウドンターニーのトゥクトゥクを紹介しました。
今回はウドンターニーの中心地の西側のエリアで目にしたショップや風景を紹介したいと思います。
プラジャクトラシティホステル
ホステルとは名前だけで普通のホテルです。比較的新しくホテルロビーや朝食エリアはこじんまりとしていて設備的には最低限のホテルサービスを低価格で提供しているホテルでした。決して高級ホテルではありませんが、レセプションのホスピタリティが良く居心地も良かったです。現在はわかりませんが深夜以降はフロントにセキュリティスタッフが待機していてゲストのために正面ドアの開錠をしていました。
正面の3階建てのビルがレセプション棟で右側の5階建てのビルが客室棟です。
ホテル予約サイトで確認したら2年経っても相変わず低価格なのに口コミ評価は高いままです。
ウドンターニーにはもう一軒プラジャクトラデザインホテルという4つ星の系列ホテルがプラチャック湖のほとりにあります。そちらのほうが現地では有名です。ガーデンがあってプールやジムもありホテルロビーも立派です。
同じ系列なので、デザインホテルとの差別化を図るためにホステルとネーミングしたのかもしれません。
デザインホテルも口コミが良いのでプラジャクトラ全体でゲストに対する配慮が徹底されているのでしょう。
セントラルプラザからは徒歩20分くらいです。
日差しの強い昼間だとちょっと厳しい距離ですが、夕方以降なら歩ける距離です。
当時は空港の送迎が無料でしたが現在は片道100THBになってました。それでも安いですね。
ウドンタニー警察
ホテルのまえのSi Suk通りを北西に向かいます。行政機関が集まっている中心エリアに向かう事にしました。
歩きだしてすぐに右手に見えてきのがウドンターニー警察署。
特に用事があるわけでもなく素通りしようとしたのですが、この警察署の敷地を見ると奥にフードエリアが見えました。
土地勘がないのでこの先ランチを食べる店もわかりません。どうせなら歩く前にと思い軽食と冷たい飲み物が欲しくなって入ってみました。
もともと安全なウドンターニーですが、そのなかでも一番安全な場所です。のんびりと美味しいパッタイとコーラをいただきました。
食べ終わってから気付いたのですが、フードエリアの並びには警察装備品を販売しているショップがありました。
これは制帽とバッジです。
他にもいろいろな装備品があってどれも値札が付いてます。
拳銃などの武器類は無かったのですが、他にはこんな装備も。
防弾チョッキにも見えますが680バーツ(日本円で2000円程度)なのでとても防弾性能があるとは思えません。
防具のようなチョッキなのでしょうか。
こういう警察グッズが敷地内で販売されているので興味半分でジロジロ眺めていました。何も買わずに写真を撮っていたら奥にいたスタッフの睨むような視線を感じて退散しました。
警察御用達のショップなのかそれとも観光客相手のショップなのか確認も出来なかったのですが、今にして思えば記念品でも買ってスタッフと会話すれば面白い話が聞けたかもしれません。
次は刑務所
警察署を出て次のブロックに進むと通りの反対側で大勢の人が門の前で待機している施設がありました。
通り過ぎてから振り返ると奥は高い塀で囲まれてます。
よく見たら監視塔もある刑務所でした。(タイらしく蜘蛛の巣のように張り巡らされた電線が映りこんでます)という事は施設の正面にいた人たちは面会や差し入れの順番を待つ人だったんでしょうか。
さすがに用もないのに刑務所見学に入る勇気はありません。
この交差点を右折し次のPho Si通りで左折しました。このあたりのブロックには食品や衣料品など品目別のマーケットが集中している地域です。
HITACHI Inspire the Next
そんなブロックの一角の衣料品店です。
店頭に飾ってあったポロシャツの値札に驚きです。価格はたった60バーツ。バンコクの衣料品店の3分の一くらいの価格です。
日本円なら200円程度。デザインも色も悪くないし日本に帰っても着れそうなので二枚くらい買っておいてもいいかなと思ったんです。が、胸の刺繍を見てためらいました。
"HITACHI Inspire the Next" ってそのまんまです。
日立の販促グッズを受注生産して余りを売っているのか、それとも単にパクっただけなのかわかりません。
他の衣料品の価格も聞きたかったので店員に話しかけると、その店員は奥にいた店主らしき人になにやら声をかけてました。
店先に出て来た店主が私に最初に話しかけてきた言葉が「コンニチハ」でした。私が日本人だと気が付いて店主に伝えたんですね。
まさかこんなところでタイ人から日本語で声を掛けられるとは思ってもいなかったのでちょっとびっくり。
商売の話になって日本にも衣料品を輸出していた事や、何度か日本の地方都市にも出張したことがあるとかで話が盛り上がりました。
商売自体は悪くないようです。
タイ北部のチェンマイ周辺には家具や日用品の大小の工場が集積していてやはり各国に向けて輸出していますが、ウドンターニーも人件費が安いようなので採算が合うのかもしれません。
ウドンターニー初スクーター
これから博物館を見に行く話をしたところ、少し距離があるので店主がスクーターで送ってくれることになりました。ウドンターニーの人たちの憩いの場になっているアヒルが浮かぶ人工湖の公園のすぐそばです。
実際、数ブロックも先で通りすがりには日陰もありませんでした。歩いていたら汗が噴き出していたでしょう。博物館入り口でスクーターを降り店主に日本語で礼を言って別れました。
Part2に続きます。