東伊豆ツーリング 静かな浜辺と穴場スポットを巡る

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スクーターで伊豆半島ツーリング

スクーターでツーリングするメリットはやはり機動性の良さと収納量の多さ。
それとクルマでは駐車しずらい場所でも停められることが多いので絶景を撮影したりクルマだとすれ違うのが難しい林道にも気軽に入っていけます。

2泊~3泊だとシートトランクだけでは入りきらないのでトップケースを付けたりシートバッグを乗せるとかなり収納できます。
キャンプ道具一式を積んだ様子がこれです。今回はキャンプではないのでバッグは付けていません。

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もちろん電車・バスでの旅行も街の風情を感じながらマイペースな時間を過ごせて楽しいことには間違いありません。

電車は熱海から下田終点の伊豆急行と三島から修善寺終点の伊豆箱根鉄道の二路線があります。
路線バスは東海バスです。
東伊豆は主要なバス乗り場としてJR熱海駅前やJR伊東駅前が主要なバスターミナルになっています。
東海バスのホームページでターミナル駅や観光地を指定して路線バスを検索することができます。

東海バスホームページ

だいたいの観光地には電車とバスを乗り継ぐことで行けるんです。

ただ、バス停はあっても電車の乗り継ぎ、バスの運行本数によって現地での観光時間が限られてしまうのはしょうがないですね。
行ってみたら美術館や博物館が面白くてもっと見学したいとか、歩き疲れたので足湯でゆっくり休みたいとか、予定も変わります。
路線バスは朝夕以外は1時間に1本で最終は午後5時台、6時台という場所もかなりあります。

そういう状況でもスクーターなら時間を気にせずにさらにマイペースで観光を楽しめます。

今回は伊豆半島でも東伊豆の静かな浜辺や港を回ってみました。比較的静かでのんびりできる穴場的スポットをご紹介します。

宇佐美海岸

伊東市街の北側に位置しています。
熱海からは135号線を南下して景色の良い網代の高台を過ぎてトンネルをくぐり下りの急カーブをいくつかクリアするとそこが宇佐美です。

観光客向けの施設が集まりリゾートのイメージの伊東とは対照的に漁港が中心の宇佐美です。
釣り船宿も多いので釣りファンの人にはなじみのある港です。

宇佐美の海水浴場は網代までの断崖絶壁の地形とは異なって奥行のある遠浅の砂浜が広がっています。

漁港に近い砂浜は護岸も整備されていて護岸の脇に駐車場がいくつかあり公衆トイレもあります。

海水浴場の東側が港でさらに東側に行くと堤防釣りポイントの突堤があります。

魚影は濃いようですね。ここからさらに東側は道がなくてゴロタ石の多い岩場です。

汐吹公園

宇佐美海水浴場から約8キロ、10数分程度の場所に景色の良い汐吹公園があります。


この公園には路線バスが通っていないのでアクセスはクルマかバイクになります。

宇佐美からだと国道135号線を南下して伊東の市街地を通り過ぎて道路が上り坂になります。
すぐに川奈駅方向に左にそれる脇道(県道109号)に入ります。そこから約1キロで汐吹公園駐車場です。

トイレも完備されていて、横の扇山展望台に上がると相模灘が一望できます。

駐車場から扇山展望台への道はずっと上りです。階段状の小径で段差はあまりないのでそれほど苦労することなく展望台に到着です。

展望台に上がるまで木々に囲まれてるので小径は日陰になっています。

展望台からは手前に手石島が見えてその奥に初島を望むことができます。
晴れていれば東南方向には大島がはっきりと見えます。

南側は川奈方面で手つかずの自然のままの海岸が眼下に広がります。
釣り船やボートが与望島の手前に停泊していますが、このエリアには徒歩では近づけそうもありません。

伊東と川奈に挟まれたエリアながら人が降りていけない海岸なのでちょっとした「秘境」の雰囲気も漂います。

展望台を降りて、駐車場に戻り海岸の汐吹岩に向かいます。
駐車場から海につらなるコンクリートの歩道を降りると汐吹岩をすぐ近くに見る小さなテラスがあってゆっくりと汐吹を眺められます。

坂の途中には花壇があったり廃屋があったりといろいろです。

歩道の終点がテラスになっていて少し暗い画像ですが、岩場中央あたりが汐吹岩です。

訪れた時間は潮時があっていなかったのでしょうか、潮を吹く時間帯ではなかったようです。

手石島をよく見ると大小の島の間に護衛艦のような船影が見えたような。

気のせいかと思って望遠にして覗いてみると...やっぱり単なる岩でした。

川奈 いるか浜公園

汐吹公園からスクーターで5分。公園のある丘から海岸沿いの細い道を下りトンネルを抜けると眼前に川奈の浜が広がります。
川奈駅が最寄り駅です。川奈駅は距離的には近くて丘の上にあるため駅から海岸に降りるのは徒歩でOKです。
ただし、帰りは相当な急坂を登ることになります。

公園の駐車場は夏季以外は無料です。

トイレが併設されていてビーチが目の前にあるとても便利な駐車場。
涙型の広場が海上に突き出ていて水中を泳ぐ小魚を見ることも出来ました。
いるか浜はいるかをモチーフにしたこじんまりとした海水浴場です。

この広場の右側がいるか浜で左側が川奈海水浴場です。

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川奈海水浴場の先の岬の先端が汐吹公園から秘境のようなエリアにあった与望島です。

いるか浜は川奈漁港に隣接していて川奈港の奥に広がる台地にあの川奈ホテルゴルフコースがあります。

「海女屋」と書かれた建物もあります。いるか浜は川奈港と伊東駅を結ぶ路線バスのルート上にあります。

川奈港から伊東への途中、丘の上にある川奈駅に停車するので徒歩なら帰りはバスが必須です。
昼間は1時間に1本はバス便があり、最終バスも夜9時台です。

スクーターで急坂を上ってみたら5分程度で川奈駅に着きました。

川奈駅とスーパー

川奈駅に初めて行きました。駅に隣接してスーパーもあり駐車場も広々してます。いるか浜で家族で海水浴の時はこの駅前スーパーが便利そうです。

JAあいら伊豆 いで湯っこ市場 ---(おまけ)

川奈駅からバイクで5分程度の場所にあるJAの農産物直売所が「JAあいら伊豆 いで湯っこ市場」です。

ローカルのJAで嬉しいのは地産地消の農産物がたくさん売られていることです。
この「いで湯っこし市場」はJAの直売所の中でも規模は大きいと思います。新鮮な農産物や地元の農家が作った加工品が安く買えるのでここはおススメです。
フルーツジュースはもちろんのこと、ポン酢やマーマレード、ドレッシングも地元産です。

食材を冷やす氷は無料です。氷を入れたクーラーに買った食材を入れれば冷やしたまま自宅に持ち帰ることもできますね。
国道135号線に面しているので東伊豆だけでなく下田方面でキャンプしたりアウトドアー料理を楽しむときに寄ってみるのも良さそうです。

以上、「東伊豆ツーリング 静かな浜辺と穴場スポットを巡る」でした。

東京から宇佐美までの所要時間と有料道路料金(二輪車料金)
(日曜日の朝6時 東京・用賀を出発と想定)
高速・有料道路    所要時間   片道料金東名高速道路
用賀 ⇒ 厚木IC   約30分    1,050円

小田原厚木道路
厚木IC ⇒  小田原西IC  約30分          440円(休日割引)

*西湘バイパス 石橋料金所      160円
*真鶴道路              150円
*熱海ビーチライン          300円
(小田原西ICから上記の有料道路を利用すると45分程度)
国道135号線
熱海 ⇒ 宇佐美    25分        0円
合 計        130分    2100円
(*早朝夜間は小田原西ICから宇佐美まで一般道を利用しても60分程度です。
その場合は610円安くなるので片道料金合計は1,490円になります)

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