気になる橋・歩いてみたい橋 霞橋 市道藤棚伊勢崎線

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横浜の市道藤棚伊勢崎線と書いてどの道路がわかる人は地元の人か横浜に詳しいドライバーです。
でも写真の橋がある道路といえば「ああ、この白い橋」という人が多いはずです。「霞橋」です。

この道路は横浜市中区の黄金町から国道16号の浜松町交差点に抜ける主要な道路で市道藤棚伊勢崎線という名称です。
(片方の藤棚の地名はわかりますがもう一方は伊勢佐木町の「伊勢佐木」ではなく「伊勢崎」なのでちょっとややこしいですね)

この「霞橋」は黄金町から霞坂を上り久保山入り口の手前あたりにかかっています。
霞坂の頂上あたりで比較的空いているのでスピードを出したまま橋の下をくぐることが多いはずです。

それでも印象的な橋なのでなんとなく記憶に残ります。

山坂が多い横浜でもこれだけ見事な鉄筋コンクリートのアーチ橋の下を走る道路はあまりありません。
(どんな立派なアーチ橋でもふつうは橋の上を走るのでドライバーはあまり気が付きませんね)

横浜市の資料によると平成11年に市認定歴史的建造物として認定されています。
今の霞橋自体は二代目でそれでも昭和3年の完成です。この橋もやはり関東大震災の復興期に建造されたそうです。

門柱自体は大震災以前の大正2年(1913年)の創建当時のものですので100年以上経過してます。
どうりで門柱には威厳さえ備わっていそうな感じです。

橋の下の道路にも橋へ上る広い階段が整備されています。
橋の下には駐車はできませんが上り線でも下り線でも橋の手前の信号を左折すると橋の上まで道路がつながっているので橋の上から眺めを楽しむこともできます。
これは橋から伊勢佐木町方向を眺めた画です。


バイクなら階段の上の歩行者に邪魔にならない場所に停めておけばゆっくり見学できます。

橋のすぐ近くのバス停「久保山」の場所から写してみました。やはり重厚感があります。

この角度からだと橋の両側の土台もがっしりとしているのがわかります。
大正時代の初代建造当時の門柱やレンガ壁は関東大震災でも残ったものうなずけます。

橋を右手に進むと野毛山公園方面です。橋の手前は関東学院があります。
以上、横浜の南区三春台と西区霞ヶ丘を結ぶ「霞橋」の紹介でした。

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