横浜みなとみらいの日本丸が青空の下でフルセイル 

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11月初旬、帆船日本丸の2017年最後の総帆展帆が開催されました。朝9時過ぎ、みなとみらいにいってみると北からの風がドッグに吹いていました。日本丸の後ろ姿です。


ドッグ周辺の観光客は厚手のジャケットやコート姿の人が目立ちます。
日本丸前の広場には観覧席も設置されて1時間後のイベントを心待ちにしている人たちが集まっていました。

10時前。総帆展帆の直前の日本丸の姿です。


この時間になると広場や日本丸の周囲だけでなく桜木町駅からランドマークタワーをつなぐ連絡橋にも多くの見物人です。1眼レフカメラを構えて日本丸の勇壮を写真に収める観光客もかなりいます。

日本丸の甲板上には作業員がひしめくように整列しています。広場では観覧席に向けて、日本丸元船長による総帆展帆の説明が始まりました。いよいよです。元船長の合図とともに展帆作業が開始されました。

展帆作業は日本丸と姉妹船海王丸の経験豊富な乗組員や訓練を積んだボランティアによって行われています。4本のマストすべてで縄梯子を使って作業員がマストを登り始めました。
女性の作業員もかなり多いんですね。地上40メートル以上もあるマストのヤード(横に張り出したマスト)へと渡っていきます。足場はロープ一本だけです。多くの作業員がたった一本の同じロープの上に乗っています。

まもなくセイルを結んでいたロープが解かれていきます。同時に畳まれていたセイルが垂れ下がります。風が強くなってきたのか解いたロープもセイルもあおられるのがよく見えます。

上部のヤードでロープを解いた作業員が縄梯子を伝って下のヤードに降りてまたロープを解いていきます。


ファインダー越しには両手を離している女性作業員も見えてこちらがドキドキです。訓練の様子を記載した日本丸のサイトを見てみたらヤードの上で両手を離す訓練をしている写真もありました。

すべてのロープが解かれると作業員は甲板に降りてロープを引っ張る作業に入ります。
実際の航海と同じ手順で一番前方のマストのセイルをロープを広げるとすぐに次のメインマストのセイルというように前から順に張られていきます。
開始から30分もすると半分程度の帆が張られました。

1時間後にはすべての帆が張られました。帆を張ると日本丸自体が大きく見えます。元船長の解説によると今回はロープを解くのに少し時間がかかったそうです。2週間前、大型台風に備えたためロープが通常より頑丈に縛られていたのが原因とのことです。帆自体をマストから外すことはないんですね。
展帆完了の説明があり日本丸の周囲の大勢の観客が拍手で作業を称えています。緊張の重労働を終えた作業員たちも歓声に応えて手を振っています。和やかな一幕です。


総帆展帆が完了すると日本丸の船上見学が再開されます。通常の見学はセイルが畳まれている状態ですが、今日は総帆展帆なので洋上を航海しているのと同じ姿の日本丸に乗りこんで見学できるわけです。このタイミングは絶対おすすめです。


年内残りのイベントとしては満船飾(国際信号旗の掲揚)が2回予定されています。ドック周辺ではフリーマケットイベントもあるんですね。

 

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