DAYTONA ウインドシールドSS取り付け(後編)

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DAYTONA ウィンドシールドの取り付け (後編)

前編ではミラーを外した穴に「ミラーアダプター」を取り付けたところまででした。

後編では室内で組み立てておいたウィンドーシールドとステーのセットをこの「ミラーアダプター」に取り付け、外したミラーも付け直して完成です。
取り付け後の感想までご紹介します。

シールドの高さと傾斜調整のボルトはしっかり締める

下の写真の黄色の円の部分は黒色の「ミラーアダプター」にウィンドシールドのステー(すでに室内でシールドと2種類のステーは組み立て済み)を載せ、黒色のフランジ付き六角ボルトで上から軽く締めた状態です。

青色の円の部分の二つのボルトはウィンドシールドの2種類のステー(シールドステーとアジャストベースステー)を連結しているボルトです。
シールドの位置(高さと角度)を調整できます。

シールドを寝かせ過ぎると上端が顔面に近くなります。ヘルメットをかぶりシートにまたがって好みの角度に決めてからボルトを締め付けると修正が少なくて済みます。

この二つのボルトは黄色の円の部分を本締めするまえにしっかり締めておきます。

黄色い円の部分のアジャストべースステーの穴は丸型ではなく少し細長くなってます。ステーの位置を左右に若干調整できます。

左右のボルトを徐々に締める

この黄色い円の部分の黒色のフランジ付き六角ボルトは左右ともに締める方向は同じです。

「ミラーアダプター」とこの六角ボルトでステーを挟んいるのでボルトを回すと回した方向にステーも動いてシールドが歪んでしまいます。
動くステーに引っ張られてシールドが左方向に捻じれる感じです。

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捻じれを避けるためには、シートに座ってシールドの位置をチェックしながら作業すると簡単です。ボルトを締める前にシールドを右側に手で押して少しずらしておきます。

ボルトを締めると左に来るのでちょうどよい位置になります。

左右のボルトともに同じ方法で締めるとウィンドシールドを車体中心に固定できます。(この時に青色の円の2つの連結ボルトがきっちり締まっていないとステー連結部分がズレてしまいやはりシールドが歪んでしまいます)

この時点で残りのボルト・ナット類はフランジ付きUナットの2点と取り外しておいた「衝撃緩衝用のアダプターボルト」の2点の合計4点だけです。

シールドのステーが固定されたので今度は固定したステーの前側の穴にバックミラーを取り付けます。
前編でなかなか回らず抜けなかった「衝撃緩衝用のアダプターボルト」をバックミラーに取り付けます。

そして最後の部品、フランジ付きUナットを下からはめて、もともとついているバックミラーのボルトとこのUナットでステーを挟んで両側から締め付けます。

これですべての部品が取り付けが完了です。

ミラーの位置が少し変わった。

バックミラーの位置は元の穴の位置からオフセットされました。ドライバーから見ると2センチほど遠ざかり4、5センチ上方に動きました。

これまでは車体に固定されていのに今度はステーに固定されたのでちょっと振動が心配です。

正面から取り付け位置を確認します。シールドとカウルの隙間は1センチもありません。

銀色に光っていた「衝撃緩衝用のアダプターボルト」の部分にもともとバックミラーについていたゴム製のカバーを押し下げます。すっかりゴム製のカバーの中に隠れました。

斜め前方から見るとウィンドシールドが立ち気味です。これでもシートに座ってみるとシールドの先端がヘルメットのあごの部分のすぐ前にあるように感じます。

ちなみに私の身長は175cmです。シールドの角度は連結部分のボルトを緩めて調整できます。

作業終了です! 室内での仮組み立てと合わせて実作業時間の合計は1時間30分くらいです。(実は作業途中で太いボルトに合うスパナが見つからなくて家中を15分くらい探してました)





風防取り付け後の走行

外観は予想通りです。シールドの色はスモークですが黒っぽく見えます。アドレス110の車体が白で車体正面のカウルは黒ですので色合い的には白黒ツートーンが保たれて違和感はありません。

外観であえて気になる点を言えばガッチリとした黒いステーはボルトが多くて無骨に見えます。正面から見るとスモークシールドのおかげでステー全体が見えずらくて目立ちません。

さっそくいつもの環状2号線を走ってみました。
ウィンドシールドの効果を実感です。時速50キロ程度から発生していた上半身への風圧はほとんどありません。

スピードを出すほど違いがわかります。

ただし、空気の流れが変わったせいか顔面に当たる風が強くなってる。
これまでシールドなしのヘルメットでは出なかった涙が時速50キロで流れ始めました!

シールド付きのヘルメットに変えて走ってみました。
巡航速度の時速60キロですでに上半身が受ける風圧はほとんどありません。
時速70キロを超えると風圧が激減していることがわかります。

もともと直進性の良いスクーターですが今まで以上に真っすぐ安定して加速している気がします。上半身の受ける風圧がどれだけ空気抵抗になっていたかを実感しました。

注意が必要なのはスピード感覚。以前よりも早めにアクセルを戻さないとスピードが出過ぎてしまい余裕で違反切符を切られそうです。

小さなウィンドシールドなのに空気抵抗がここまで低減するとは。長い距離なら疲れ方にも相当違いがでそうです。

 

(このシールドを付ければ寒い冬でも走行中に景色を楽しむ余裕ができるかもしれません)

フリー写真素材ぱくたそ (モデル河村友歌)

 

 

補足ですがバックミラーの位置が若干高くなったので、同じ幅でも少し後方視界が良くなりました。ミラーのステーのボルトを調整すれば左右のミラーの設置幅を狭くすることもできるので好みの位置で固定できます。

走行中の振動もありません。シールドもミラーもしっかり固定できたせいでしょうか。

以上、DAYTONA ウインドシールドSS取り付け(後編)でした。

前編の取り付け工程を確認したい方はこちらをどうぞ。

DAYTONA ウインドシールドSS取り付け(前編)

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