スクーターでプーケットビーチ巡りーBangtao&Kammala編

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今回紹介するビーチはバンタオ(Bangtao) とカマラ(Kammala)というふたつのビーチです。

プーケット観光の中心のパトンビーチの北側に位置しています。パトンからカマラまでの距離は約10キロ。カマラからバンタオまでは約5キロです。片道約15キロ程度でしょうか。

今回もスクーターはホンダのズーマーXをレンタルです。(厳密に言えばズーマーXはスクーターとは若干違いますが)

パトンビーチからどこに行くにしても小高い丘か峠を越えることになります。
パトンビーチ⇒峠越え⇒ビーチ⇒峠越え⇒ビーチのような感じです。

まずパトンビーチからバンタオビーチまで一気に走りました。

バンタオビーチの浜辺はかなり長いんです。(プーケット空港のあるNai Yang Beachがプーケットでは一番長い)グーグルマップでチェックしてから行ったのですが、ビーチ沿いを走る道が見当たりません。

島の外周を走る道路はバンタオビーチに向かわずに手前で内陸を走ってしまいます。

広いビーチに点在する有名なホテル・リゾート施設も外周道路から離れて浜辺に立地しています。外周道路は舗装状態が良かったのですがそこから外れるとデコボコ道が。

バンタオビーチでも外周道路から近いビーチ南端のベストウェスタンホテル付近を目指しました。

最初の峠越え 下りに注意

スクーターでパトンビーチからカマラに抜けるときに注意すべきなのはやはり山越え。

全体的になだらかなコーナーが続きます。

舗装状態も良く急カーブはほとんどないのですが、長い直線もあり飛ばすクルマの多いワインディング道路です。スポーツタイプのバイクなら高速コーナーの連続になります。(音楽素材:魔王魂)

スクーターでゆっくり走っていると飛ばすクルマに不意に追い抜かれることも。

逆に観光バスやダンプカーなどは上り坂では制限速度以下のスピードまで速度が落ちるので、後ろを走ると排ガスをまともに受けることに。
抜かしたいけど対向車も飛ばしているので小型スクーターでの追い抜きはかなり難しい。

峠の最高地点を超えてからは下りになって自然とスピードが出てしまいます。

前を走るスクーターがいれば、多少速くても追随しがちです。でもタイ人が運転するスクーターは追いかけないほうが賢明です。

コーナーの曲がり具合や前方の車を抜きやすい場所を知っていて飛ばしているので、知らずについて行くとヒヤリハットの連続です。

特に峠道全般に共通するのが路肩の段差の大きさ。スピードが出たまま路側帯から外れれば転倒して大事故です。

一部路肩が崩れていたり砂が乗っている箇所もあるので路側帯を走ったりするのはかなり危険です。

のどかなメインストリート

カマラビーチは素通りし、もうひとつ山越えしバンタオビーチの南の端あたりに来ました。
それまで海沿いだった外周道路はビーチから離れてしまうので、ビーチ方面に行ける枝道の標識を探していたのですが見逃してしまったようです。

とりあえずビーチは左方向なので小道を左折します。なんとなく舗装道路を中心に細い道を抜けたらBest Westernホテルに着きました。

Best Westernホテルは写真の右奥に入り口があります。このビーチの南端エリアではこのあたりが中心地のようです。

観光客は少なかったのですが欧米人のみでした。

観光客向けの雑貨店やオープンエアーのレストランが点在してます。右の塀の脇に並んでいるのが客待ちのスクーター。

よく見るとこのスクーターはサイドカーになってました。
Best Westernから出て来た欧米人のカップルが慣れた様子で、先頭のサイドカーに乗り込みゆっくりと走り去っていきました。

サイドカーというイメージよりも普通のスクーターに屋根付きのベンチシートが取り付けられた3輪車的な感じです。
3人位座れるベンチもありました。(ということは定員4人!)

パトンビーチではダイハツの軽ワゴンがトゥクトゥクでした。そしてここバンタオではスクーター3輪車。同じプーケットでもいろいろな乗り物があります。


この通りにあったレストランで休憩することにしました。夜はバーになるタイプのタイ料レストランです。ランチ時は過ぎていたのでどこもガラガラです。パトンとはちがって観光客が少なくてほんと静かです。

グリーンカレーを頼んでみました。牛肉の下味もしっかりしてて美味しいです。タイ料理ですが、欧米人向けの味付けかもしれません。値段は少々高めの200バーツ。この通りはBest Westernホテルの城下町のような印象です。

この通りは南北方向に走っていてどちらへ抜けても砂浜に出られそうですが、未舗装の道や砂地の路面もあります。

ズーマーをレンタルしていたのは正解でした。タイヤ幅の狭いアジアンスクーターだと前輪がすべりそうな砂混じりの道です。それほど苦労せずに浜辺の近くまで抜けられました。

バンタオビーチの砂浜で最初に迎えてくれたのは、大きな流木です。

シーズンオフに加えて曇っていたのでビーチには観光客もほとんどいません。のどかな浜辺には静かで単調な波音しか聞こえません。
そんな浜辺を歩くと、こんな感じのBGMが聞こえた気がします。(音楽素材:魔王魂)

バンタオの長いビーチにはところどころに高級リゾートホテルがあってその周辺だけは賑やかなようです。
ホテルから少し離れるとパラソルもビーチソファーもない自然の砂浜が延々と続きます。

Kammala Beach

バンタオビーチを後にしてカマラビーチに向かいます。
外周の通りに出ることができれば、来た道を5kmほど戻れば良いだけなので気分も楽です。
カマラビーチはそれほど大きなビーチではないのですがバンタオビーチより様々なショップやレストランも多くて寂しさはありません。

この通りを抜けると海岸に到着です。舗装道路の脇の浜辺の前にバイクを停められるエリアがあるのでスクーターにはぴったしのビーチです。

オシャレなバーやコテージも多くて散策にもちょうどよい規模のビーチです。サーフボードが置いてあるビーチ監視塔にライフセーバーの姿は見えませんが、テントには救命器具が準備してあります。


ビーチの浜辺は遠浅で、大きな波が押し寄せないので子供連れのファミリーも安心して散策できる場所です。

天気も回復して晴れてきたのですが、トップシーズンではなかったせいか、バナナボートやパラセーリング、ジェットスキーなどは見当たりません。

海外旅行

ビーチの南端には船溜まりがあって漁船も数隻停泊してます。停泊といっても遠浅なのでこんな感じです。

打ち上げられて動けなくなったわけではないのですが、人気の少ない浜辺に横たわるような漁船はちょっと絵になります。

ビーチを歩いて回って一息つくと陽が傾いてきました。プーケットの有名なビーチは西向きが多いのでアンダマン海に沈む夕陽がよく見えます。

一日の終わりにはこんなBGMが合うかもしれません。(音楽素材:魔王魂)

カマラビーチは遠浅です。波も静かなので夕陽が浅瀬に反射しています。
あいにく洋上には少し雲が出ていて、太陽が水平線に沈む瞬間は見れませんでした。

木立に囲まれたレストランやバーにもおしゃれな照明が点灯して、昼間とは全く違った趣きになってます。

デートならこの時間を狙うのが良いかもしれません。
浜辺のレストランやバーでこんな夕陽を眺めながらのディナーなら、互いの緊密度が高まるのも必然ですね。

次回は西側のビーチを離れてプーケットタウンと地元の人が集まるビーチを紹介したいと思います。

 

(追記)英語をほとんど話せないタイ人は結構多いです。

ローカルなビーチのレストランや雑貨店では英語よりも簡単なタイ語でコミュニケーションが上手くいくことが良くあります。

メニューがあるレストランで注文する時はメニューを指させば会話無しで済みますが、注文の係の人にビールやジュースを氷抜きにしてもらったり、苦手なパクチーを盛らないように頼むのは英語よりもタイ語の方がスムーズです。

日本人とタイ人が不慣れな英語でコミュニケーションするよりいっそタイ語を使った方が間違いが少なくなります。それに日常のタイ語会話は英語よりも簡単に上達します。

 

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簡単なタイ語でも会話する機会が増えるとタイ人とのコミュニケーションの幅がぐんと広がります。

たとえばプーケットに限らずタイの観光地の外国人相手のマーケットだと店頭の表示価格はかなり高めです。 値引きしてもらおうと下手な英語を使えば、外国人観光客という良い「お客様」です。丁寧な応対ですが頑張っても値引きはあまり期待できません。(英語ネイティブでない店のスタッフからしても面倒になりますよね)

でもタイ語で話しかけると事情が違ってきます。会話にお世辞を混ぜて話したりすると表示価格でなく現地価格でパパっと売ってくれたりします。

タイ語を上手に話せば話すほど応対は外国人の「お客様」相手ではなくて普通のタイ人客と同様になりそうです。

簡単なタイ語会話に慣れてヒアリングが出来るようになるとタイ文字の読み書きもスムーズに覚えられるようになります。漢字と違ってタイ文字は表音文字だからです。

もう少しタイ語を上達させたいという人におススメの本があります。

 

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